マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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続、城下町観光ガイド

2007年05月09日 18時58分46秒 | 大和郡山市へ
次はお待ちかねの郡山城址へ。

鉄門石垣を通り内堀をゆく。

城垣が目に入ると記念写真をパチリパチリ。

復元された追手門櫓を潜り抜け城内に入る。

先週まではお城まつりで賑わっていたお城址は静かに佇んでいる。

天主台を見上げて散策路をゆく。

こちらから見る城垣は綺麗なカーブを描いており、残っていたサクラと菜の花を添えて写真撮り方アドバイス。

人の目線を外して垣根の外にカメラを差し出して撮るとバランスよくなるよと。

えー、手が届けへんわとワイワイいいながら撮ってみる。

でてきた映像に一同は驚いていた。

時間も迫ってきたので感動をあとにして一路金魚資料館へ。

ここへは歩いていくと時間がかかるので用意していた車に乗っていった。

新木町にたどり着くとそこは一面の養魚池景観。

もっとも郡山らしい風景。

あれ?駐車場がなくなっている。

今までの案内が間違っていたのではと。

ここから一挙に稗田の環濠集落へ。

環濠を周囲を車内から見学。

満々と湛えている幅広い環濠。

教科書にでてくる有名処だが綺麗に整備されているので環濠らしさがないともいえない。

番条町の環濠は風情があるが今日は時間がないので昼食処まで急ぐ。

ここで旅人と別れ昼からの仕事にでかけた。

後日、メールや礼状やいただいた。

ガイドブックにはない案内だったのでとてもよかった、また行きたいという三人。

お役に立ててほっとする。

(H19. 4.16 V603SH撮影)

城下町観光ガイド

2007年05月09日 18時55分59秒 | 大和郡山市へ
遠方から知人が郡山にやってくる。

同級生三人のひとりは奈良の憧れもあって、まずは郡山城下町を散策したいという。

とーさんにガイド案内したってとかーさんから指令が出ボランテイアガイドの出番だ。

いつも仕事場で案内している大和郡山城下町マップやらいろんな資料を目に通す。

午前中の2時間ほどの案内なのですべてを案内することはできないができる限り城下町の情緒や景観を見てほしい。

JR郡山駅に集合。ひとりは久しぶりに会う名古屋の旅人。

ご主人も存じ上げていて子どもが小さいとき家族ぐるみで琵琶湖に行ったことを思い出す。

早速、今日のコースを説明して外堀緑地公園からスタートする。

外堀大門を潜るとそこは元々のお城の外堀。

昔はドロドロの外堀だったが綺麗に整備されて石畳散歩道になっている。

金魚が泳いでいるわと喜ばれるがそれは放流したものだ。

郡山は柳澤家が甲府からやってきたときに金魚が持ち込まれたといわれ、お侍さんの養殖業で成り立ったという歴史がある。

その金魚養殖池は城下町の周辺に広がっており、町の中心部には金魚は泳ぐことはありえない。

観光客のほとんどは小京都のイメージをもっており城下町に金魚が泳いでいると勘違いする人が多い。

また金魚すくい選手権大会もあり、報道ニュースで金魚が泳いでいると報じられたり、市内どこでも金魚すくいができると信じて疑わない。

金魚すくいができる店はたったの一軒とガイドすると、へぇーそーなんだと歓心する三人。

次に案内したのは町屋を巡るコース。

柳町商店街と塩町、魚町に点在している町屋。

時間の都合で商店街を歩く。

ここは一方通行だが北へ抜ける道なので車の往来が激しい。

金魚が描かれている下水道の蓋を写真に撮ろうとするが次々とやってくる車で中央には寄れない。

私も利用するがこんなに危険だったとは。車を避けながら端っこを歩いて商店街南端の町屋を拝見。

元旅籠や元呉服店の町屋に風情を感じるが点在しているので町全体の景観には至っていないが旅人はいう「郡山って呉服店に染物屋さんが多いね」と。

なるほどと、いわれてみて始めて気がつく城下町の景観。

文化歴史の佇まいは城下町。外部からの目線はとても大切だ。

来た道を戻って創業400年の歴史を誇るお城の口餅で有名な菊屋へ入る。

せっかく来たのだからとお土産を買う三人。

(H19. 4.16 V603SH撮影)