マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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當麻岳のぼりの日

2007年05月16日 11時14分58秒 | 葛城市へ
岳のぼりは古くから行われている民間行事。

稲作が始まる苗代作りのころ、田植えの準備を終えた時期は「農休み」といわれ、餅を搗き御馳走を作って山頂で遊ぶ。

別名、「寿司祭り」とも呼ばれる「岳まつり」。

それを弁当にして飲食を楽しみに二上山に登ったとされるが、現在では山の美化への願いを込めて子供たちも参加するクリーンキャンペーン行事に変化している。

二上山頂には、葛城二上神社が鎮座。

俗に「岳の権現さん」と呼ばれており、その周辺の小山は地区の人たちから「岳の郷(だけのごう)」といわれている。

岳から下る水で稲作を行っている村々の二上村・當麻村・下田村・五位堂村・陵西村・磐城村・新庄町・乳孔村・高田・磐園村・土庫村・松塚村や現在の葛城市・香芝町・大和高田市域に相当する地域は「岳郷四十八ヶ村」とも呼ばれている。

(H19. 4.23 Kiss Digtal N撮影)

當麻のコバノトネリコ

2007年05月16日 11時13分08秒 | 自然観察会
當麻の里には春を香る樹木がある。

そこに一本の木が目に入った。

ウツギのようだがよく見ると違っている。

雨に濡れたか花期の終盤か?下を向いているのはコバノトネリコ(アオダモ)。

香りのいいい花は切花をコップに2・3日挿しておくと水が僅かに薄く青味を帯びてくるそうです。

(H19. 4.23 Kiss Digtal N撮影)