天理市苣原の大念寺では毎年7月23日に「大般若」と呼ばれる行事が行われる。
昼過ぎ、念仏講の十一人が本堂に集まってくる。
祭壇回りを綺麗に清掃して家で栽培した花を飾る。
蓮の花が見事じゃったので持ってきたと笑顔の世話人。
設けられた座にはお茶とお菓子が並べられる。
賑やかしのクルマや道路事情に燃料代など世間話でもりあがる。
そろそろ時間やなと始まった大般若経典の虫干し作業。
一箱ずつ引き出しを開けて防虫剤を入れ替えていく数は六百巻。
天保十三年七月に寄進された大般若経は願主彦太郎の名がみられる。
このひとは私の曾じいさんで、当時は庄屋で戸長やったんやという80歳の辻村さんは懐古した。
他にも百万遍数珠や巻き物にキンや鉦にも防虫剤を入れ替える。
来月7日は数珠繰りの日やのぅと言いながら虫干し作業を終えられた。
(H20. 7.23 Kiss Digtal N撮影)
昼過ぎ、念仏講の十一人が本堂に集まってくる。
祭壇回りを綺麗に清掃して家で栽培した花を飾る。
蓮の花が見事じゃったので持ってきたと笑顔の世話人。
設けられた座にはお茶とお菓子が並べられる。
賑やかしのクルマや道路事情に燃料代など世間話でもりあがる。
そろそろ時間やなと始まった大般若経典の虫干し作業。
一箱ずつ引き出しを開けて防虫剤を入れ替えていく数は六百巻。
天保十三年七月に寄進された大般若経は願主彦太郎の名がみられる。
このひとは私の曾じいさんで、当時は庄屋で戸長やったんやという80歳の辻村さんは懐古した。
他にも百万遍数珠や巻き物にキンや鉦にも防虫剤を入れ替える。
来月7日は数珠繰りの日やのぅと言いながら虫干し作業を終えられた。
(H20. 7.23 Kiss Digtal N撮影)