おふくろの歯医者治療を待つ間に買った昼弁当。
いずれも税抜き価格で380円。
売っていた場所は大阪市中央区にある伏見町。
東側は薬の町の道修町に北浜、平野町。
西は17年前まで勤めていたビジネス街の今橋。
テレビでも紹介されることがあるビジネス街の昼弁当売りがある。
当時はごくごく僅かしか見られなかったが、今やすごく賑わっている。
上限は500円くらいだろうか。
少し下がって450円辺りもお買い得のお弁当が店前に出没する。
かつての勤務地を巡る車中旅は御堂筋を渡った西も今橋、道修町、平野町。
いわゆる淀屋橋界隈である。
ぶらぶら、ぶらぶらと車で巡った時間帯は午前11時から午後1時までの2時間。
その間に見て廻った数十店舗の食事処が店頭前に並べた売り値表示で見れば最安の部類。
もっとも一番安価だったのは300円の弁当。
焼きそばのようだったが、車中から拝見したその量は多くない。
ビジネスマンに大人気の弁当が売り切れる前に買っておこうと車を停めて品定めしたのは午前11時半。
冷たい空気に包まれていた。
介護の身の92歳のおふくろが食べられる料理は難しい。
特に豚肉料理はまったく受け付けない。
入院していた病院も、通所サービスをしてもらっている老人介護施設にもお願いしているのは、豚肉禁ズである。
好き嫌いの問題ではなく受け付けられないのである。
小児の時に受けたPTSDの可能性もあるが、正式な検査はしたことがない。
受け付けないものはもう一つ。
一品でもなく長いものである。
筆頭は鰻。
2番手が穴子である。
それらを除けて食べられる弁当といえば、焼き鯖弁当かチキン料理しかない。
牛肉は食べられるのだが、料理味付けによっては箸を出さない場合もあるので鶏肉か魚肉になる。
どことなく貧相に見えた焼き鯖は除くとすればチキン料理しかない。
これだと思ったのは唐揚げである。
その弁当のメインはオムライス。
中身はなんでできているかと売り子さんに尋ねた結果は、チキンである。
これなら大丈夫と買った弁当にはレタス、キャベツの高額野菜にスパゲッテイ、ポテトサラダが付いている。
かーさんは無難に決めてハンバーグ弁当。
これにも唐揚げが付いているが、甘タレをかけていた。
添え物はコウコの漬物にキンピラレンコンである。
私が食べたいと閃いたのは豚ピカタ弁当。
とじ玉子に包まれた豚肉。
鉄板焼きのとん平焼きではなく、トンカツの洋風料理ピカタのようにも見える。
刻みネギに一味を振りかけたトンカツピカタの添え物は、コウコの漬物にキンピラゴボウである。
買ったお店は大阪市伏見町にある彩朶家。おふくろが治療していた歯医者の向かいにあった。
さて、買った弁当はどこで食べるか。
歯の治療を終えて伏見町を離れる。
目指すは大阪市の南の端。
おふくろ居住地の住之江区に向かって車を走らせる。
着いた時間は午後1時40分。
冷たい部屋に暖房を入れるが、とんと温かくならない。
入院加療・リハビリ療法に通所介護施設で受けるリハビリ運動などで離れていた4カ月ぶりの住まいは冷え切っていた。
寒い部屋で冷たくなった弁当を食べるわけにはいかない。
電子レンジでチンして食べる。
どれもこれも黙々と食べる彩朶家の昼弁当。
いずれも美味しい。
これら弁当は店頭販売。
売り子さんにどこで作っているのか、尋ねたら洋食料理屋の彩朶家だった。
電子レンジでチンした弁当を手にしたらほっとする。
身体がそれほど冷たかったからだ。
蓋を開けて、箸を割る。
はじめに口にするのはトンカツピカタ。
これは美味い。
玉子焼きにもほどよい味付け。
出汁で揚げたかのように思える味は和風に近い。
トンカツも柔らかくてむちゃ美味しい。
料理屋さんが作った弁当は美味いんだな。
3人揃って完食はしたが、私的にはこれは残念というものもある。
それはご飯である。
この日の屋外気温は冷たい風に身体も冷め切る冷温日。
ほんのちょっとお外にでるだけで、さぶいーと叫ぶ始末。
気象庁の記録では最高気温が4度とあるが、もっと寒い、冷たく感じる体感気温。
ほんまはマイナス気温のように思えて仕方ない。
たぶんに売っている間にご飯の表面が冷凍化したのでは、と思ったぐらいにご飯粒が堅いのである。
ハンバーグ弁当を食べていたかーさんは、そんなことないよと云っていた後半。
あともう少しというご飯にこれは堅いと云い出した。
お外で冷たい風にあたった弁当表面のご飯から水分が凍ってしまった。
それが堅さの元。たぶんにそうだと思う。
じゃ、なんでおかずはそうでないと、という疑問も湧くが・・。
とにかくどれをとってもおかずが旨い。
次回もここへ、この時間帯に来たなら、買ってしまうことになるが、それまでご飯の味は改良していただきたいと思うのである。
(H30. 1.24 SB932SH撮影)
いずれも税抜き価格で380円。
売っていた場所は大阪市中央区にある伏見町。
東側は薬の町の道修町に北浜、平野町。
西は17年前まで勤めていたビジネス街の今橋。
テレビでも紹介されることがあるビジネス街の昼弁当売りがある。
当時はごくごく僅かしか見られなかったが、今やすごく賑わっている。
上限は500円くらいだろうか。
少し下がって450円辺りもお買い得のお弁当が店前に出没する。
かつての勤務地を巡る車中旅は御堂筋を渡った西も今橋、道修町、平野町。
いわゆる淀屋橋界隈である。
ぶらぶら、ぶらぶらと車で巡った時間帯は午前11時から午後1時までの2時間。
その間に見て廻った数十店舗の食事処が店頭前に並べた売り値表示で見れば最安の部類。
もっとも一番安価だったのは300円の弁当。
焼きそばのようだったが、車中から拝見したその量は多くない。
ビジネスマンに大人気の弁当が売り切れる前に買っておこうと車を停めて品定めしたのは午前11時半。
冷たい空気に包まれていた。
介護の身の92歳のおふくろが食べられる料理は難しい。
特に豚肉料理はまったく受け付けない。
入院していた病院も、通所サービスをしてもらっている老人介護施設にもお願いしているのは、豚肉禁ズである。
好き嫌いの問題ではなく受け付けられないのである。
小児の時に受けたPTSDの可能性もあるが、正式な検査はしたことがない。
受け付けないものはもう一つ。
一品でもなく長いものである。
筆頭は鰻。
2番手が穴子である。
それらを除けて食べられる弁当といえば、焼き鯖弁当かチキン料理しかない。
牛肉は食べられるのだが、料理味付けによっては箸を出さない場合もあるので鶏肉か魚肉になる。
どことなく貧相に見えた焼き鯖は除くとすればチキン料理しかない。
これだと思ったのは唐揚げである。
その弁当のメインはオムライス。
中身はなんでできているかと売り子さんに尋ねた結果は、チキンである。
これなら大丈夫と買った弁当にはレタス、キャベツの高額野菜にスパゲッテイ、ポテトサラダが付いている。
かーさんは無難に決めてハンバーグ弁当。
これにも唐揚げが付いているが、甘タレをかけていた。
添え物はコウコの漬物にキンピラレンコンである。
私が食べたいと閃いたのは豚ピカタ弁当。
とじ玉子に包まれた豚肉。
鉄板焼きのとん平焼きではなく、トンカツの洋風料理ピカタのようにも見える。
刻みネギに一味を振りかけたトンカツピカタの添え物は、コウコの漬物にキンピラゴボウである。
買ったお店は大阪市伏見町にある彩朶家。おふくろが治療していた歯医者の向かいにあった。
さて、買った弁当はどこで食べるか。
歯の治療を終えて伏見町を離れる。
目指すは大阪市の南の端。
おふくろ居住地の住之江区に向かって車を走らせる。
着いた時間は午後1時40分。
冷たい部屋に暖房を入れるが、とんと温かくならない。
入院加療・リハビリ療法に通所介護施設で受けるリハビリ運動などで離れていた4カ月ぶりの住まいは冷え切っていた。
寒い部屋で冷たくなった弁当を食べるわけにはいかない。
電子レンジでチンして食べる。
どれもこれも黙々と食べる彩朶家の昼弁当。
いずれも美味しい。
これら弁当は店頭販売。
売り子さんにどこで作っているのか、尋ねたら洋食料理屋の彩朶家だった。
電子レンジでチンした弁当を手にしたらほっとする。
身体がそれほど冷たかったからだ。
蓋を開けて、箸を割る。
はじめに口にするのはトンカツピカタ。
これは美味い。
玉子焼きにもほどよい味付け。
出汁で揚げたかのように思える味は和風に近い。
トンカツも柔らかくてむちゃ美味しい。
料理屋さんが作った弁当は美味いんだな。
3人揃って完食はしたが、私的にはこれは残念というものもある。
それはご飯である。
この日の屋外気温は冷たい風に身体も冷め切る冷温日。
ほんのちょっとお外にでるだけで、さぶいーと叫ぶ始末。
気象庁の記録では最高気温が4度とあるが、もっと寒い、冷たく感じる体感気温。
ほんまはマイナス気温のように思えて仕方ない。
たぶんに売っている間にご飯の表面が冷凍化したのでは、と思ったぐらいにご飯粒が堅いのである。
ハンバーグ弁当を食べていたかーさんは、そんなことないよと云っていた後半。
あともう少しというご飯にこれは堅いと云い出した。
お外で冷たい風にあたった弁当表面のご飯から水分が凍ってしまった。
それが堅さの元。たぶんにそうだと思う。
じゃ、なんでおかずはそうでないと、という疑問も湧くが・・。
とにかくどれをとってもおかずが旨い。
次回もここへ、この時間帯に来たなら、買ってしまうことになるが、それまでご飯の味は改良していただきたいと思うのである。
(H30. 1.24 SB932SH撮影)