大阪・住之江にある護国神社前のお店はどうかな、と思って立て看板メニューを確かめにわざわざ出かけた。
尤も畠中医院の診察待ち時間を利用しただけのことだが・・。
看板にはどこをどう見ても麺類は見当たらない。
主に海鮮丼が主役、じゃなかった主食のように思った「目利きの銀次」。
とても美味そうに見える丼類は・・・
おふくろは麺を食べたいと云い出すだろうから、昼飯処の選択から外さざるを得ない。
悲しいかな、他の用事のときに立ち寄ってみたいので、記憶に残しておこう。
診察を終えた時間は昼の時間に入っていた。
予約診察の患者さんが3人。
こっちは突然の薬もらいの診察である。
長引いたらしく昼すぎにようやく会計支払いを終えて院を出てきたおふくろとかーさんを乗せて北島薬局を目指す。
処方箋は2カ月分の分包依頼。
作業をしてもらうのに時間はかかる。
出来上がりは午後の1時半くらいになりそうだ。
その間にお腹を満たしておきたい食事処はどこにする。
以前から気になっていたお店がある。
先々月に自宅に戻ったおふくろが利用していた通所サービス施設がある建物のすぐ近く。
目と鼻の先にあるお店である。
建物は3階建てだが、店構えは庶民的和風。
懐かしい店構えに美味しいうどん・そばを提供してくれるのでは、と思って、これもまた通りがてらに拝見するメニュー。
うどん・そば(あげ入り)かやくご飯付定食が650円。
お値段も庶民的だと思った。
そこでよろしいかと家人に尋ねたら、そこで良いという瀧徳(たきとく)。
店構えから見て老舗のような風格がある瀧徳(たきとく)である。
ここはたったの2台しか停めることのできないお店の駐車場がある。
おふくろが通所していたときに見ていたので、まずは行ってみよう、である。
空きは1台あった。
近くにタイムパーキングはあるが、やや高額。
ちょっと離れたところなら少し安い。
離れておればおふくろの足では堪える。
そうならないように祈っていあたら、空きが1台。
ありがたく停めさせてもらった、そこからも入店できる裏口。
暖簾が揚がっているから、そこからも入店可能であるが、初めて入るお店に失礼してしまうことになるから、やはり表玄関から。
ここは安立(あんりゅう)商店街も貫く紀州街道である。
南へ下っていけば大和川にぶちあたる。
橋を渡れば堺市になる。
紀州街道は大坂と和歌山を結ぶ紀州徳川家の参勤交代路として整備された街道である。
北の住吉大社から堺市・宿院の頓宮(※お旅所)間の神輿巡行路でもある。
さて、瀧徳(たきとく)のサービス定食である。
揚げ入りのうどん・そばはいずれかを選んで、かやくご飯が付いているうどん定食は650円。
これがざる盛りになれば700円のざる定食。
さらに定食はもう一つ。
本日のサービスとあったセットもんは、親子丼にうどん若しくはそばが付いて750円。
我が家の注文は三人三様。
私はうどん定食にすればおふくろはうどんでなくてそば。
かーさんは親子丼のサービス定食に決った。
ところがテーブルから厨房を見たおふくろは他のお客さんが頼まれたざるそばを見て、それに替えたいというのだ。
なんとか間に合ってざるそば定食に替えてもらった。
おふくろはざるそばであればごきげんさんだ。
たいがいどこのお店に入っても注文するざるそばがあってほっとする。
この日のお店はほぼ満席。
近くの会社員が多いのだろう。
午後1時ころになればぐっと寂しくなったが、それでもそこそこいらっしゃる。
どうやら昼の休み時間を交替調整しているように思えた。
ネームプレートを見れば懐かしい関西スーパーの店員さんもいらっしゃる。
中学生のころだったか、高校生だったか覚えてないが、買い物かごを下げて大ばあさんが出かけていた関西スーパーマーケットの住之江店。
会社情報によれば設立・創業が昭和34年。
私はまだ、6、7歳のころだ。
比較的、早い段階で開業していたが、住之江・安立の店舗はいつだったんだろうな。
注文してからおよそ5分後。
注文したうどん定食が配膳された。
うどんは揚さんに蒲鉾一枚が浮かんでいる。
かやくご飯は見るからに美味しそう。
牛蒡、人参、エノキに鶏肉。
出汁と醤油味で炊き上げたと思われるかやくご飯は美味しい。
味付けは濃くもないが、薄くもない。
やや甘いという感じであろうか。
モリモリガツガツ食べてしまう。
ときには漬物もほうばって味替えのかやくご飯。
うん、これは漬物で食べるのが一番かもしれない。
キュウリのQちゃんかどうかしらないが、かやくご飯にとても合う。
白菜漬けも美味しい。
揚げ入りうどんはツユ出汁いっぱい。
小皿に盛った刻みネギをパラパラ落としていただく。
麺はやわらか麺。
浪速うどんのような食感である。
喉越しよろしくつるつる入るこの食感は良いのだが、昨今はシコシコのコシがある麺に慣れているせいか、気持ちが前向きになれない。
決して不味くはないのだが、讃岐うどん系に口になっているためだろう。
出汁はたぶんに昆布だと思う。
出汁は飲んだらあかんと云われるが、どうしても欲してしまう旨みのある味。
こりゃ止まりません。
ざるそばに替えたおふくろも喜んで食べている。
出汁は濃い。
そば麺はカタイと云いつつも完食する。
畠中医院の先生にも伝えた、いつもの食べ具合。
とにかくいつも完食する胃袋。
通所サービス施設に行って、そこの食事をしているときも完食である。
さらに驚いたのは、丼に盛り盛りのかやくご飯も平らげてしまったのだ。
かーさんが食べた親子丼である。
これもまた美味い、旨いといってぱくついていた。
丼タレの味は甘いというが、コクはそれほどでもないように思えた。
また、うどんは揚さんでなく、とろろ昆布。
味を引き上げるだろうな。
ゆっくり寛がせてもらった瀧徳のお休み日は毎週の日曜と水曜日。
営業時間は昼前から始まって午後2時半まで。
以前は夜10時まで営業していたが、現在は昼間の営業に絞られたようだ。
(H30. 4.16 SB932SH撮影)
尤も畠中医院の診察待ち時間を利用しただけのことだが・・。
看板にはどこをどう見ても麺類は見当たらない。
主に海鮮丼が主役、じゃなかった主食のように思った「目利きの銀次」。
とても美味そうに見える丼類は・・・
おふくろは麺を食べたいと云い出すだろうから、昼飯処の選択から外さざるを得ない。
悲しいかな、他の用事のときに立ち寄ってみたいので、記憶に残しておこう。
診察を終えた時間は昼の時間に入っていた。
予約診察の患者さんが3人。
こっちは突然の薬もらいの診察である。
長引いたらしく昼すぎにようやく会計支払いを終えて院を出てきたおふくろとかーさんを乗せて北島薬局を目指す。
処方箋は2カ月分の分包依頼。
作業をしてもらうのに時間はかかる。
出来上がりは午後の1時半くらいになりそうだ。
その間にお腹を満たしておきたい食事処はどこにする。
以前から気になっていたお店がある。
先々月に自宅に戻ったおふくろが利用していた通所サービス施設がある建物のすぐ近く。
目と鼻の先にあるお店である。
建物は3階建てだが、店構えは庶民的和風。
懐かしい店構えに美味しいうどん・そばを提供してくれるのでは、と思って、これもまた通りがてらに拝見するメニュー。
うどん・そば(あげ入り)かやくご飯付定食が650円。
お値段も庶民的だと思った。
そこでよろしいかと家人に尋ねたら、そこで良いという瀧徳(たきとく)。
店構えから見て老舗のような風格がある瀧徳(たきとく)である。
ここはたったの2台しか停めることのできないお店の駐車場がある。
おふくろが通所していたときに見ていたので、まずは行ってみよう、である。
空きは1台あった。
近くにタイムパーキングはあるが、やや高額。
ちょっと離れたところなら少し安い。
離れておればおふくろの足では堪える。
そうならないように祈っていあたら、空きが1台。
ありがたく停めさせてもらった、そこからも入店できる裏口。
暖簾が揚がっているから、そこからも入店可能であるが、初めて入るお店に失礼してしまうことになるから、やはり表玄関から。
ここは安立(あんりゅう)商店街も貫く紀州街道である。
南へ下っていけば大和川にぶちあたる。
橋を渡れば堺市になる。
紀州街道は大坂と和歌山を結ぶ紀州徳川家の参勤交代路として整備された街道である。
北の住吉大社から堺市・宿院の頓宮(※お旅所)間の神輿巡行路でもある。
さて、瀧徳(たきとく)のサービス定食である。
揚げ入りのうどん・そばはいずれかを選んで、かやくご飯が付いているうどん定食は650円。
これがざる盛りになれば700円のざる定食。
さらに定食はもう一つ。
本日のサービスとあったセットもんは、親子丼にうどん若しくはそばが付いて750円。
我が家の注文は三人三様。
私はうどん定食にすればおふくろはうどんでなくてそば。
かーさんは親子丼のサービス定食に決った。
ところがテーブルから厨房を見たおふくろは他のお客さんが頼まれたざるそばを見て、それに替えたいというのだ。
なんとか間に合ってざるそば定食に替えてもらった。
おふくろはざるそばであればごきげんさんだ。
たいがいどこのお店に入っても注文するざるそばがあってほっとする。
この日のお店はほぼ満席。
近くの会社員が多いのだろう。
午後1時ころになればぐっと寂しくなったが、それでもそこそこいらっしゃる。
どうやら昼の休み時間を交替調整しているように思えた。
ネームプレートを見れば懐かしい関西スーパーの店員さんもいらっしゃる。
中学生のころだったか、高校生だったか覚えてないが、買い物かごを下げて大ばあさんが出かけていた関西スーパーマーケットの住之江店。
会社情報によれば設立・創業が昭和34年。
私はまだ、6、7歳のころだ。
比較的、早い段階で開業していたが、住之江・安立の店舗はいつだったんだろうな。
注文してからおよそ5分後。
注文したうどん定食が配膳された。
うどんは揚さんに蒲鉾一枚が浮かんでいる。
かやくご飯は見るからに美味しそう。
牛蒡、人参、エノキに鶏肉。
出汁と醤油味で炊き上げたと思われるかやくご飯は美味しい。
味付けは濃くもないが、薄くもない。
やや甘いという感じであろうか。
モリモリガツガツ食べてしまう。
ときには漬物もほうばって味替えのかやくご飯。
うん、これは漬物で食べるのが一番かもしれない。
キュウリのQちゃんかどうかしらないが、かやくご飯にとても合う。
白菜漬けも美味しい。
揚げ入りうどんはツユ出汁いっぱい。
小皿に盛った刻みネギをパラパラ落としていただく。
麺はやわらか麺。
浪速うどんのような食感である。
喉越しよろしくつるつる入るこの食感は良いのだが、昨今はシコシコのコシがある麺に慣れているせいか、気持ちが前向きになれない。
決して不味くはないのだが、讃岐うどん系に口になっているためだろう。
出汁はたぶんに昆布だと思う。
出汁は飲んだらあかんと云われるが、どうしても欲してしまう旨みのある味。
こりゃ止まりません。
ざるそばに替えたおふくろも喜んで食べている。
出汁は濃い。
そば麺はカタイと云いつつも完食する。
畠中医院の先生にも伝えた、いつもの食べ具合。
とにかくいつも完食する胃袋。
通所サービス施設に行って、そこの食事をしているときも完食である。
さらに驚いたのは、丼に盛り盛りのかやくご飯も平らげてしまったのだ。
かーさんが食べた親子丼である。
これもまた美味い、旨いといってぱくついていた。
丼タレの味は甘いというが、コクはそれほどでもないように思えた。
また、うどんは揚さんでなく、とろろ昆布。
味を引き上げるだろうな。
ゆっくり寛がせてもらった瀧徳のお休み日は毎週の日曜と水曜日。
営業時間は昼前から始まって午後2時半まで。
以前は夜10時まで営業していたが、現在は昼間の営業に絞られたようだ。
(H30. 4.16 SB932SH撮影)