葛城方面に出かける際に製造会社の所在地に立ち寄りたいと思ってから早や半年期間が過ぎた。
目的地は御所市蛇穴にあるピクルス屋。
なぜにここに出かけたいのか。
それは今年の1月に遡る。
登録している関係で毎年の誕生祝いに特別なモノがプレゼントされるオートバックスの会員。
今年の誕生祝いのプレゼントはなんと柚子入りビネガーであった。
私からみれば上等もんのドレッシング。
野菜サラダに落として食べたら、実に美味かった。
柚子の香りに包まれる野菜が爽やか感をもつ、とてもやさしい味になる。
こんなに美味しいプレゼントは初めて。
いつしか直接出かけて買ってみようと思うほどになったが、なかなか葛城方面に出向く用事が見つからない。
この日は知人のKさんが展示する写真展があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/71/8f994e9026e3f73e2dca1fa26d1a264d.jpg)
2回目になる個展は“里山のいとなみ 第二章”。
住まいする近くにある自然な景観に取りくむ“里山のいとなみ 第二章”の作品。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/46/f8018f2e26700bbebc5fa0e1038143a5.jpg)
これまた知人のYさん他、この日に知り合った3人の写真家とともに魅せられていた。
会場から売り場まではそれほど遠くない。
しかも場所ははっきりと認識できる道の駅かつらぎ、である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/02/8e915ad89a06afb7ee6a5df3d4d789a2.jpg)
前もって調べておいた売り場。
わざわざ製造元のピクルス屋まで行かなくとも入手できる。
欲しい商品は税込み842円の柚子のピクルス液/はちみつ柚子ビネガーは、ネット購入もできるようだ。
すぐ近くになる寺口の地蔵盆調査も兼ねて立ち寄った。
店内にある売り場を探していけば、見つかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/b7/b1753215e3e2d8ad55e120119e6f1304.jpg)
ネット販売同様の税込み842円で売っていた。
念願かなって買い求めたが、ここ道の駅かつらぎは今どきでも現金支払い。
道の駅唐古はクレジットカード払いができる今どきの対応。
軽減税率対応も遅れていると思った道の駅かつらぎにがっくりした。
ついでに買った地産地消の野菜がいっぱい。
冷蔵ショ-ケースにあった大阪羽曳野・タケダハム製の吊るし焼き豚にも目がいく。
なぜに大阪羽曳野・タケダハムがここで売られているのか。
答えは道すがら。
道の駅かつらぎ出たらすぐに見つかる南阪奈道路の入口。
トンネル越えた、そこが大阪羽曳野であるからだ。
買いはしなかった商品がある。
栃木県産のかんぴょうである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/2e/eead76c7cc0fe722577c92ff3d9e113a.jpg)
栃木県産のかんぴょうがなぜにここで売られているのか。
地産地消の謳い文句がある道の駅。
そういえば南国の宮崎県産のマンゴードレッシングもショーケースにあった。
なんでもあれの道の駅なのか。
平野善平商店謹製の栃木県産のかんぴょうに苦言をするわけではない。
奈良県においてもかんぴょうつくりをしている人たちがいる。
例えば明日香の道の駅には地元産を売っていた。
葛城地方には作り人が見つからなかったのかどうか存じないが、私が知る範囲ではありそうにも思えるかんぴょう作り。
ここ葛城から一番近いところで確認した地域は安堵町の岡崎に見つかった。
かつては天理市のあちこちにも見られたかんぴょう干し。
田原本町にもあったが、徐々に消えていく干す景観。
国産かんぴょうのほとんどを生産する栃木県からみれば奈良県産はほぼほぼゼロ産地。
かんぴょうの生産量の国内シェア。
シェアが98.4%を占めるダントツトップの315tも生産する栃木県をはじめとして3tの茨城県、2tの滋賀県・・1tの埼玉県・・奈良県は0t。
数値化できないほどの少なさ、個人的に作られている状況がよくわかるデータである。
ちなみであるが大手スーパーどころか中小のスーパーでさえ、売り場に並べるかんぴょうは、ほぼ間違いなく中国産。
平成25年度の輸入量データによれば中国産は1582t、次点はインドネシア産の12.7tに、総量は1596t。
平成26年度の国産総量が321tとあれば輸入比率は83%も占める。
その後の栃木産は減産の道。
生産低迷の歯止めならず、300tを下回った265tの生産量。
厳しい状況を伝えるニュースが痛々し、であるが、中国産輸入量も減少傾向にある。
国産第一県を誇る栃木県の工場でさえ竿干しかんぴょうの直輸入に移りつつある農家の生産事情。
それほどに厳しいかんぴょう需要・消費量の落ち込み。
巻き寿司からかんぴょうが消えるのは今さら始まったわけではないが、なんとかせな・・と、思うのだが・・。
(R1. 7. 1 SB805SH撮影)
目的地は御所市蛇穴にあるピクルス屋。
なぜにここに出かけたいのか。
それは今年の1月に遡る。
登録している関係で毎年の誕生祝いに特別なモノがプレゼントされるオートバックスの会員。
今年の誕生祝いのプレゼントはなんと柚子入りビネガーであった。
私からみれば上等もんのドレッシング。
野菜サラダに落として食べたら、実に美味かった。
柚子の香りに包まれる野菜が爽やか感をもつ、とてもやさしい味になる。
こんなに美味しいプレゼントは初めて。
いつしか直接出かけて買ってみようと思うほどになったが、なかなか葛城方面に出向く用事が見つからない。
この日は知人のKさんが展示する写真展があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/71/8f994e9026e3f73e2dca1fa26d1a264d.jpg)
2回目になる個展は“里山のいとなみ 第二章”。
住まいする近くにある自然な景観に取りくむ“里山のいとなみ 第二章”の作品。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/46/f8018f2e26700bbebc5fa0e1038143a5.jpg)
これまた知人のYさん他、この日に知り合った3人の写真家とともに魅せられていた。
会場から売り場まではそれほど遠くない。
しかも場所ははっきりと認識できる道の駅かつらぎ、である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/02/8e915ad89a06afb7ee6a5df3d4d789a2.jpg)
前もって調べておいた売り場。
わざわざ製造元のピクルス屋まで行かなくとも入手できる。
欲しい商品は税込み842円の柚子のピクルス液/はちみつ柚子ビネガーは、ネット購入もできるようだ。
すぐ近くになる寺口の地蔵盆調査も兼ねて立ち寄った。
店内にある売り場を探していけば、見つかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/b7/b1753215e3e2d8ad55e120119e6f1304.jpg)
ネット販売同様の税込み842円で売っていた。
念願かなって買い求めたが、ここ道の駅かつらぎは今どきでも現金支払い。
道の駅唐古はクレジットカード払いができる今どきの対応。
軽減税率対応も遅れていると思った道の駅かつらぎにがっくりした。
ついでに買った地産地消の野菜がいっぱい。
冷蔵ショ-ケースにあった大阪羽曳野・タケダハム製の吊るし焼き豚にも目がいく。
なぜに大阪羽曳野・タケダハムがここで売られているのか。
答えは道すがら。
道の駅かつらぎ出たらすぐに見つかる南阪奈道路の入口。
トンネル越えた、そこが大阪羽曳野であるからだ。
買いはしなかった商品がある。
栃木県産のかんぴょうである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/2e/eead76c7cc0fe722577c92ff3d9e113a.jpg)
栃木県産のかんぴょうがなぜにここで売られているのか。
地産地消の謳い文句がある道の駅。
そういえば南国の宮崎県産のマンゴードレッシングもショーケースにあった。
なんでもあれの道の駅なのか。
平野善平商店謹製の栃木県産のかんぴょうに苦言をするわけではない。
奈良県においてもかんぴょうつくりをしている人たちがいる。
例えば明日香の道の駅には地元産を売っていた。
葛城地方には作り人が見つからなかったのかどうか存じないが、私が知る範囲ではありそうにも思えるかんぴょう作り。
ここ葛城から一番近いところで確認した地域は安堵町の岡崎に見つかった。
かつては天理市のあちこちにも見られたかんぴょう干し。
田原本町にもあったが、徐々に消えていく干す景観。
国産かんぴょうのほとんどを生産する栃木県からみれば奈良県産はほぼほぼゼロ産地。
かんぴょうの生産量の国内シェア。
シェアが98.4%を占めるダントツトップの315tも生産する栃木県をはじめとして3tの茨城県、2tの滋賀県・・1tの埼玉県・・奈良県は0t。
数値化できないほどの少なさ、個人的に作られている状況がよくわかるデータである。
ちなみであるが大手スーパーどころか中小のスーパーでさえ、売り場に並べるかんぴょうは、ほぼ間違いなく中国産。
平成25年度の輸入量データによれば中国産は1582t、次点はインドネシア産の12.7tに、総量は1596t。
平成26年度の国産総量が321tとあれば輸入比率は83%も占める。
その後の栃木産は減産の道。
生産低迷の歯止めならず、300tを下回った265tの生産量。
厳しい状況を伝えるニュースが痛々し、であるが、中国産輸入量も減少傾向にある。
国産第一県を誇る栃木県の工場でさえ竿干しかんぴょうの直輸入に移りつつある農家の生産事情。
それほどに厳しいかんぴょう需要・消費量の落ち込み。
巻き寿司からかんぴょうが消えるのは今さら始まったわけではないが、なんとかせな・・と、思うのだが・・。
(R1. 7. 1 SB805SH撮影)