今日は、正味の検査日。
上部超音波内視鏡検査(EUS)に上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)。
超音波(※エコー)装置を、備えた内視鏡を用いて消化管のなか(※内腔)から膵臓・胆道および周囲の臓器、血管、リンパ節などを詳細に観察する検査方法がEUS。
この検査に見つける主な部位は、膵臓・胆道。
特に検査すべき事案は、膵のう胞。
大きさ、数量を検出、その結果によって治療の要否を決める消化器内科医師の重要な検査であり、口または鼻から内視鏡を挿入、食道・胃・十二指腸を検査する経口内視鏡。
いわゆる胃カメラがある。
通告されたのは20日ほど前の8月19日。
それしますから、と伝えられたとき。
あのときのつらさが、再び・・・・記憶が蘇る。
おえっ、おえっ・・・の連続に耐えることはできるのか。
心臓手術前に行われた経食道心エコー検査。
心臓のすぐ後ろにある食道側から心臓を観察するため、骨や肺などに邪魔されない検査。
通常の心臓超音波検査では見えにくい場所や、より一層詳細な観察が必要な場合に行われる。
特に心臓の弁の状態や、心臓の中に血栓(※血の塊)などの異常構造物がないかについて調べる重要な検査であるが、カメラの挿入に苦労したことを思い出した。
検査に麻酔をともなう。
負荷を避けるための麻酔処置。
検査後、数時間はもうろうとするから運転はできない。
と、いうワケで、この日の足は久しぶりに乗る奈良交通バスに近鉄電車を経て病院行きのバスにも乗る。
安全確保のためにかーさんは付き添い役。
そうしてください、と伝えた医師の指示に、連れだってやってきた。
総合受付を済ませて、採血検査の受付。
その場に出会った馴染の女性。
以前はご近所に住んでいたFさん。
現在地に住み始めてしばらく経ったころ。三交替勤務を終えてお家でひと眠り。
顔を洗って身支度どこへいくのではなく、前庭の庭いじり。
そこに自治会案内に来てくださったFさん。
印象的に記憶に残ったF家は、やがてうちの子どもたちと同級生になった。
同じ年代によく遊んだご近所友達。
引っ越しされてからはお会いすることはなかった。
まさか、病院内にばったり出会うとは・・・
懐かしく会話する近況を伝え合う立ち話。
うちの長男、次男と同級生の子たち。
長男の同級生は、天理住まいに孫が3人も。
次男さんは、仕事の関係で海外住まい。
シンガポールから、現在はシドニー暮らしに孫が2人もいる、という。
大人しかった兄弟やったけど、うちと違って孫までいる家庭もち。
旦那さんの病いもあるが、良かったね・・・
9時45分から30分ほども、ご互いの近況を話していた。
そうそう、次の検査に行かなくちゃ。
また会えるかもしれないね、と別れた私は、内視鏡検査の受付にまずは、血圧計・・
10時半に呼び出しがあった。
すぐさま手渡された泡除去カップ。
ぐい、と一杯を飲み干した。
検査技師は、O技師。
思わず、言葉に出た「お手柔らかにお願いします」・・・
点滴は、YDソリダーT1号輸液。
手術とか、今回の検査に必要な水分補給・電解質補給を点滴する。
腰に座布団みたいなものにあてて、ベッドに横向き。
マウスを口嵌め装着してからはじまるカメラ・内視鏡の管入れ。
ぐいぐい入っていく状況がよくわかる。
太い管を呑みこむ。
するっと入っていくよう麻酔が利いている。
呑み込む際に、多少の嗚咽はあったが、その後の記憶はまったくない。
終わりました、の技師の声が聞こえたのは午前11時半。
ぼんやり見えた室内時計。
呼び出しがあってから検査を終えるまでの1時間。
そのほとんどが記憶にない。
まぁ、その方がいいのである。
処置室から回復室に移動したのも記憶がない。
指サックで検査する酸素量。
いわゆる血液中の動脈血酸素飽和度と、心拍数をはかる器具がパルスオキシメータ。
呼吸により、身体内に酸素が、十分取り込めているかどうかの目安にする医療器具。
心臓の病(※弁破損による肺に水が溜まった)に呼吸が苦しく、入院していた毎日に測っていた器具。
安静時での健常者の値が96%~98%の範囲にある、と云われている。
なんと通販で、簡単に入手できる。
さらなるコロナ禍対応に、ご自宅待機にせざるを得なくなった家族さんが利用するケースが増えた器具。
ニュースで取り上げることも多くなり、自然と覚えた医療器具は、世界で初めてコニカミノルタが商品化した医療器具である。
さて、私の酸素はどうなんだ。
麻酔からまだ覚めていない自身では確認は怠る。
そういうワケもあり、かーさんが付き添い、みてくれた数値。
なんでも、90拍を切るようなことがあれば、と云われていた。
寝ている私の様子を伺い。
私に声をかける「鼻で息をすってー」。
深呼吸もさせて、99拍になるよう意識的に声かけをする。
午後1時45分。
起き上がり、椅子に腰掛けをしていても、眩暈をしているような感覚だ。
もどしそうでもないが、寝てしまいそうになる。
顔が汗まみれ。首回りにも発汗があったうとうと時間。
点滴していたYDソリダーT1号輸液はぺちゃんこ。
まだ発汗はあったが、午後2時半に回復室を出た。
出るにはでたが、まだまだ意識朦朧。
検査室の受付室に座って30分後。
ふらつきもなく、歩けるようになった。
その状態を、検査担当した技師補助の女性技師に伝えたら、特に問題になる点はなかった、と云ってくれた。
取りあえずは、安心できたが、詳しくは専門主治医から後日に説明がある、と・・・
会計支払いを済ませて、天理駅行きのバスに乗車した。
お昼はまったく口にできなかった麻酔の効き目。
かーさんも空腹に、天理駅にあるコンビニエンスストアのファミりーマートで買ったおにぎり。
駅ベンチに座って食べていた。
午後3時45分の電車に乗って着いた九条駅。
24時間有効の麻酔から、やっと目覚め、解放された。
(R2. 9.10 SB805SH撮影)
上部超音波内視鏡検査(EUS)に上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)。
超音波(※エコー)装置を、備えた内視鏡を用いて消化管のなか(※内腔)から膵臓・胆道および周囲の臓器、血管、リンパ節などを詳細に観察する検査方法がEUS。
この検査に見つける主な部位は、膵臓・胆道。
特に検査すべき事案は、膵のう胞。
大きさ、数量を検出、その結果によって治療の要否を決める消化器内科医師の重要な検査であり、口または鼻から内視鏡を挿入、食道・胃・十二指腸を検査する経口内視鏡。
いわゆる胃カメラがある。
通告されたのは20日ほど前の8月19日。
それしますから、と伝えられたとき。
あのときのつらさが、再び・・・・記憶が蘇る。
おえっ、おえっ・・・の連続に耐えることはできるのか。
心臓手術前に行われた経食道心エコー検査。
心臓のすぐ後ろにある食道側から心臓を観察するため、骨や肺などに邪魔されない検査。
通常の心臓超音波検査では見えにくい場所や、より一層詳細な観察が必要な場合に行われる。
特に心臓の弁の状態や、心臓の中に血栓(※血の塊)などの異常構造物がないかについて調べる重要な検査であるが、カメラの挿入に苦労したことを思い出した。
検査に麻酔をともなう。
負荷を避けるための麻酔処置。
検査後、数時間はもうろうとするから運転はできない。
と、いうワケで、この日の足は久しぶりに乗る奈良交通バスに近鉄電車を経て病院行きのバスにも乗る。
安全確保のためにかーさんは付き添い役。
そうしてください、と伝えた医師の指示に、連れだってやってきた。
総合受付を済ませて、採血検査の受付。
その場に出会った馴染の女性。
以前はご近所に住んでいたFさん。
現在地に住み始めてしばらく経ったころ。三交替勤務を終えてお家でひと眠り。
顔を洗って身支度どこへいくのではなく、前庭の庭いじり。
そこに自治会案内に来てくださったFさん。
印象的に記憶に残ったF家は、やがてうちの子どもたちと同級生になった。
同じ年代によく遊んだご近所友達。
引っ越しされてからはお会いすることはなかった。
まさか、病院内にばったり出会うとは・・・
懐かしく会話する近況を伝え合う立ち話。
うちの長男、次男と同級生の子たち。
長男の同級生は、天理住まいに孫が3人も。
次男さんは、仕事の関係で海外住まい。
シンガポールから、現在はシドニー暮らしに孫が2人もいる、という。
大人しかった兄弟やったけど、うちと違って孫までいる家庭もち。
旦那さんの病いもあるが、良かったね・・・
9時45分から30分ほども、ご互いの近況を話していた。
そうそう、次の検査に行かなくちゃ。
また会えるかもしれないね、と別れた私は、内視鏡検査の受付にまずは、血圧計・・
10時半に呼び出しがあった。
すぐさま手渡された泡除去カップ。
ぐい、と一杯を飲み干した。
検査技師は、O技師。
思わず、言葉に出た「お手柔らかにお願いします」・・・
点滴は、YDソリダーT1号輸液。
手術とか、今回の検査に必要な水分補給・電解質補給を点滴する。
腰に座布団みたいなものにあてて、ベッドに横向き。
マウスを口嵌め装着してからはじまるカメラ・内視鏡の管入れ。
ぐいぐい入っていく状況がよくわかる。
太い管を呑みこむ。
するっと入っていくよう麻酔が利いている。
呑み込む際に、多少の嗚咽はあったが、その後の記憶はまったくない。
終わりました、の技師の声が聞こえたのは午前11時半。
ぼんやり見えた室内時計。
呼び出しがあってから検査を終えるまでの1時間。
そのほとんどが記憶にない。
まぁ、その方がいいのである。
処置室から回復室に移動したのも記憶がない。
指サックで検査する酸素量。
いわゆる血液中の動脈血酸素飽和度と、心拍数をはかる器具がパルスオキシメータ。
呼吸により、身体内に酸素が、十分取り込めているかどうかの目安にする医療器具。
心臓の病(※弁破損による肺に水が溜まった)に呼吸が苦しく、入院していた毎日に測っていた器具。
安静時での健常者の値が96%~98%の範囲にある、と云われている。
なんと通販で、簡単に入手できる。
さらなるコロナ禍対応に、ご自宅待機にせざるを得なくなった家族さんが利用するケースが増えた器具。
ニュースで取り上げることも多くなり、自然と覚えた医療器具は、世界で初めてコニカミノルタが商品化した医療器具である。
さて、私の酸素はどうなんだ。
麻酔からまだ覚めていない自身では確認は怠る。
そういうワケもあり、かーさんが付き添い、みてくれた数値。
なんでも、90拍を切るようなことがあれば、と云われていた。
寝ている私の様子を伺い。
私に声をかける「鼻で息をすってー」。
深呼吸もさせて、99拍になるよう意識的に声かけをする。
午後1時45分。
起き上がり、椅子に腰掛けをしていても、眩暈をしているような感覚だ。
もどしそうでもないが、寝てしまいそうになる。
顔が汗まみれ。首回りにも発汗があったうとうと時間。
点滴していたYDソリダーT1号輸液はぺちゃんこ。
まだ発汗はあったが、午後2時半に回復室を出た。
出るにはでたが、まだまだ意識朦朧。
検査室の受付室に座って30分後。
ふらつきもなく、歩けるようになった。
その状態を、検査担当した技師補助の女性技師に伝えたら、特に問題になる点はなかった、と云ってくれた。
取りあえずは、安心できたが、詳しくは専門主治医から後日に説明がある、と・・・
会計支払いを済ませて、天理駅行きのバスに乗車した。
お昼はまったく口にできなかった麻酔の効き目。
かーさんも空腹に、天理駅にあるコンビニエンスストアのファミりーマートで買ったおにぎり。
駅ベンチに座って食べていた。
午後3時45分の電車に乗って着いた九条駅。
24時間有効の麻酔から、やっと目覚め、解放された。
(R2. 9.10 SB805SH撮影)