都祁白石にかつてされていたカラスのモチ。
体験事例を話してくれた西隣村に住む南之庄のYさん。昭和14年生まれの83歳。
南之庄の年中行事取材の折りに、何かと教えてくださった。
年中行事にいちばんの笑顔で集落を巡っていたYさんの好印象。
今も記憶に残っている年初めの正月八日に行われていた国津神社の蛇送り。
平成19年1月8日のこのときのYさんは、村の総代長だった。
村の一年に安寧を願う初祈祷行事。
強い風が吹く日だったが、気象状況をもろともせず、笑顔で村の全戸を巡っていた。
さまざまな年中行事の中でも足腰がものを言う岳のぼり。
都介野岳(つげのだけ)の山頂に登り、南之庄の田畑を潤す水の神さんに参拝する。
平成22年に続いて、平成23年4月15日も同行した岳のぼり。
県内事例が少ない岳のぼりを2度も体験したありがたさ。
今の私には到底、挑戦できようのない身体になってしまっただけに、いい思い出になった行事である。
Yさんと、そのような思い出話をしていたら、今日の午前中に飾り付けを終えた国津神社のしめ縄のことを伝えてくれた。
そうか、今朝にされたんだ。
国津神社のしめ縄は、県内事例が少ない、特に大和高原地域にまず見ることのない簾型のしめ縄である。
あるとき、その名称をドウガイと聞いていた簾型しめ縄。
「今年のしめ縄は、えーでき具合になったから、見といてや」と、いわれて帰路に拝見した。
国津神社のしめ縄は、これまで何度も拝見してきた。
平成31年1月6日、一昨年に拝見していたドウガイしめ縄。平成18年12月30日に拝見したときの様相に変化があった。
門松の状態、位置も異なるし、簾の状況も違う。
大きな違いは、簾の密度もあるが、架ける場がまったく違っていた。
そのことを意識しながら、国津神社に向かった。
この日の気象は荒れていた。
強風が吹きまくるし、風も冷たい。
じっと立っているだけでも、その冷たさ、強さに身体が負けそう。
やむなく携帯電話のカメラ撮りに絞って車に駆け込んだ。
位置は、平成31年1月の状況とほぼ同じであるが、簾の密度が高く、Yさんがいう通りの、えーデキだった。
強風と寒さに耐えられず、南之庄を離れた。
帰路のコースは、福住廻りに天理ダム経由で平たんに下りる。
その途中にあった強風下の倒木。
農免道路を西に向かって走行していたそのときだ。
福住の南田辺りの地。
農免道路北側に繁る木々が、強風に煽られて、揺れに揺れている。
走行していた道路のあちこちに倒木の残骸が散らばっている。
自生している樹木がバキバキ折れた道路状態は3カ所にもおよぶ。
危険を感じて、轍がついているそこを狙って走る。
速度も緩めて走っていたそのときだ。
多くの樹木が倒れる寸前状態に遭遇した。
車を停めた瞬間にどさっと落ちた倒木。
バザードランプを点滅して車を停めた。
反対側から走ってきた車も停まった。
直ちにやることは、倒木した樹木を道端に移し、車が通行できるように一時的な緊急措置をするしかない。
身体も強い風に煽られながら、除去作業をはじめた。
停止した対向車の人も。
また、その他、数人も手伝ってくれた。
おおかたが、除去できたので走行可能と判断し、停止していた車も、みな走り出した。
強風下の対応に感謝するが、今後もこの状態は続くだろう。
(R2.12.30 SB805SH撮影)
体験事例を話してくれた西隣村に住む南之庄のYさん。昭和14年生まれの83歳。
南之庄の年中行事取材の折りに、何かと教えてくださった。
年中行事にいちばんの笑顔で集落を巡っていたYさんの好印象。
今も記憶に残っている年初めの正月八日に行われていた国津神社の蛇送り。
平成19年1月8日のこのときのYさんは、村の総代長だった。
村の一年に安寧を願う初祈祷行事。
強い風が吹く日だったが、気象状況をもろともせず、笑顔で村の全戸を巡っていた。
さまざまな年中行事の中でも足腰がものを言う岳のぼり。
都介野岳(つげのだけ)の山頂に登り、南之庄の田畑を潤す水の神さんに参拝する。
平成22年に続いて、平成23年4月15日も同行した岳のぼり。
県内事例が少ない岳のぼりを2度も体験したありがたさ。
今の私には到底、挑戦できようのない身体になってしまっただけに、いい思い出になった行事である。
Yさんと、そのような思い出話をしていたら、今日の午前中に飾り付けを終えた国津神社のしめ縄のことを伝えてくれた。
そうか、今朝にされたんだ。
国津神社のしめ縄は、県内事例が少ない、特に大和高原地域にまず見ることのない簾型のしめ縄である。
あるとき、その名称をドウガイと聞いていた簾型しめ縄。
「今年のしめ縄は、えーでき具合になったから、見といてや」と、いわれて帰路に拝見した。
国津神社のしめ縄は、これまで何度も拝見してきた。
平成31年1月6日、一昨年に拝見していたドウガイしめ縄。平成18年12月30日に拝見したときの様相に変化があった。
門松の状態、位置も異なるし、簾の状況も違う。
大きな違いは、簾の密度もあるが、架ける場がまったく違っていた。
そのことを意識しながら、国津神社に向かった。
この日の気象は荒れていた。
強風が吹きまくるし、風も冷たい。
じっと立っているだけでも、その冷たさ、強さに身体が負けそう。
やむなく携帯電話のカメラ撮りに絞って車に駆け込んだ。
位置は、平成31年1月の状況とほぼ同じであるが、簾の密度が高く、Yさんがいう通りの、えーデキだった。
強風と寒さに耐えられず、南之庄を離れた。
帰路のコースは、福住廻りに天理ダム経由で平たんに下りる。
その途中にあった強風下の倒木。
農免道路を西に向かって走行していたそのときだ。
福住の南田辺りの地。
農免道路北側に繁る木々が、強風に煽られて、揺れに揺れている。
走行していた道路のあちこちに倒木の残骸が散らばっている。
自生している樹木がバキバキ折れた道路状態は3カ所にもおよぶ。
危険を感じて、轍がついているそこを狙って走る。
速度も緩めて走っていたそのときだ。
多くの樹木が倒れる寸前状態に遭遇した。
車を停めた瞬間にどさっと落ちた倒木。
バザードランプを点滅して車を停めた。
反対側から走ってきた車も停まった。
直ちにやることは、倒木した樹木を道端に移し、車が通行できるように一時的な緊急措置をするしかない。
身体も強い風に煽られながら、除去作業をはじめた。
停止した対向車の人も。
また、その他、数人も手伝ってくれた。
おおかたが、除去できたので走行可能と判断し、停止していた車も、みな走り出した。
強風下の対応に感謝するが、今後もこの状態は続くだろう。
(R2.12.30 SB805SH撮影)