マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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大和郡山紺屋川縁・静けさも空間も食を愉しむ季節料理翁の日替わり季節御膳

2025年01月27日 07時46分45秒 | 食事が主な周辺をお散歩
おふくろの面会がようやく、というかやっと実現できる。

コロナ禍に入ってからは、移動もできなくなった都心からの移動に海外からの渡航が、ようやく解除に移った。

東京からは8時間。

事情があり大阪宿泊を経て来てくれた長男夫婦にカナダの国から戻ってきた次男は、足かけ3年ぶりのご対面がうれしい。

一時的措置になるかもしれないコロナ禍情勢は、しばらく経てば、またまん延防止の縛りにはいるだろう。

この時期を逃したら、再び会えなくなる介護施設の面会措置。

いずれは施設でできるようになれば、東京と奈良間におくオンライン面会もしたいが、どうなんだろうか。

以前、我が家と東京間をテレビ電話用途にLINE対応でしたことはあったが、おふくろにとっては小さな画面

実感はなかったようだが・・

一時的帰国が叶った次男が、奈良に居る間に長男夫妻も来訪する。

家族全員がそろっておふくろ面会に出会った。

面会は短時間。

会話も限られた範囲内。

それほど多くない会話に笑顔がもどる。

おふくろから見た二人の孫に家族になったお嫁さんもみな、顔も名前もはっきり覚えていた。

このころのおふくろは、自力によって車椅子移乗ができていた時代。

記念の写真も撮ってくださった施設ハッピーガーデン西ノ京の職員さんにありがとう。

面会終えて施設を離れる。

次男は走っていき、本日の食事処へ直行。

長男とお嫁さんに次男も乗せた車とともに出かけた産直売り場に向かった。



実は、二人に食べてもらいたい甘くて美味しい果物をお土産に渡したく、ご近所にある佃農園に車を停めた。

地元産にこだわる農産物を栽培・販売している佃農園は、冬場から初春にかけては大和郡山が名産の苺。

事前に予約していた現在最も美味しいといわれている苺の古都華(ことか)を調達した。



サイズは中の古都華を2パック。

これも飲んでや、と渡した100%がトマトジュース。

そう、夏場になれば、佃農園の栽培・収穫は大和郡山のトマト。

これも、また甘くて美味しい治道トマトか桃太郎トマト。

お昼の食事処に出かけるまでに車を寄せた佃農園の駐車場。

佃農園に買い求めた古都華苺。

たまたま売っていた中サイズを2パック。

これも美味しいから、480円売りのトマトジュースも買った。

これを持って帰りと、と手渡した奈良土産の美味しい苺の古都華。

東京から持ってきた東京土産の巣鴨のおばあちゃん饅頭。

また、会社の営業用に予めつくったサンプル品の頭を冷却する用品にノートや、特別製の袋をくれた。

グッズは何かと使う取材道具にしてみるか。

次男は、わざわざ海外から持ち帰ったカナダの国からのお土産歴史が深いカナダ産メイプルシロップ

美味しい、と云ってくれたお嫁さんは喜んで受けとってくれた。

お土産の物々交換もできた久しぶりのご対面。

佃農園を離れて大和郡山の城下町に向かう。

食事の調整に予約していたかーさんが希望する季節料理「翁(おきな)」に駐車場は2台しか用意されていない。

おそらくであるが、古都ならの大和郡山を散策してもらう店主の思いかも・・・

そんなワケで、周辺の駐車場のお奨めは三ノ丸駐車場。



現在はスーパー松源に移ったが、かつては西友だった。

大阪から転居してきて駅前に西友があるなんて・・・・・当時、暮らしていた大阪・住之江ではまず見られない都会だと思った西友の立地。

営業していたころは、最寄りの生活圏。

普段の買い物のほとんどが西友だった。

その際に、停めて利用していた三ノ丸駐車場も古き時代に建築されたもの。



三ノ丸駐車場に車を停めて、てくてく歩く紺屋川の川べり筋。

右角にあるお花を売るお店は十津川農園。

そういえば、転居した当時は、従弟のHくんがアルバイトに売り子をしていたなぁ。



テレビ撮影クルーが必ずやとらえる城下町らしき景観。

かつては染めた藍染の晒して綺麗にしていた細い川だった、とか・・



その紺屋川の一角にある季節料理「翁」に入店する。

はじめて来られた客人が、つい見逃してしまいそうになる玄関口。

食事の場は、畳部屋がある2階にある。

1階はカウンター席か。

玄関入って、すぐにあがる階段を上った襖を開けた部屋。

テーブルは準備されていた。

予約していた料理は、コースではなく、一人前が2530円の日替わり料理。

この日の日替わりは「季節の御膳」

ランチメニュー月替わり御膳の他、天ぷら定食やお造り定食もあるし、テイクアウトの翁持ち帰り弁当もある。

早めの時間に到着した季節料理「翁」は、これまで何度か、入店し、食事を摂ったことがある。

丁寧につくられた料理に舌鼓。

どれもこれも美味しくいただいたことがある。



だからこそ、今回も遠いところから来てくれた息子たち家族にもてなす月替わりの御膳。

つきだしに山葵のせ釜揚げしらすに家庭料理的なえんどう豆と高野豆腐の玉子とじ。

先に配膳していた香ものはコウコにしば漬け。



ご飯も先にでてきたそれに盛ったつくしの佃煮。

これはいい。

料理屋さんでないと見られないつくしの佃煮ごはんがぱくぱく食べてまう。

今は、4月だから時季はもうすぐ終わるつくしの季節にどうぞ。



空白だったその位置に配膳されたお造りの3種盛り。

県立中央卸売市場から仕入れた本まぐろにサーモンと鯛の3種盛りがむっちゃ旨い。

料理は、まだまだ出てくる天ぷらなど・・



その天ぷらも県立中央卸売市場から仕入れた小海老を揚げたかき揚げ天。

サクサク食感が嬉しい小海老のかき揚げ。

ここに日本酒があればいいが、帰りの運転もあるしなぁ。

皿盛りに脂がのった鮭の西京漬け。

これも旨い。

だから、お家だったら飲まずにおれない旨鮭。

皿盛りの料理は、なんだろうか。

レンコンにふくよか煮のおたふく豆にたまごのふくさ焼き。

一品、一品に板長の心遣いが嬉しい。

汁椀は、麩も入れた和布すまし汁。

だしが旨いよな。

汁椀は、もう一杯ある。



そろそろ五月に近づく季節に柏の葉に包み込んだ桜餅。

上にちょこんとのせたこれも桜の花びらは、塩漬けの桜。



えんどう豆も浮いている五月季節の端午の節句にあしらい椀。

さらにデザートのカタチで配膳されたモチモチの桜餅を挟んだ桜葉。



アクセントに塩漬けの桜。

こってり、甘―――い桜餅。



辛党の酒飲みには、なかなか喉が通らない。

こうして、配膳された料理について知りたくなったのでおしながきを教えてくださいと、お伝えしたら・・・・反応が返ってこなかった。

レジ支払いは1階。

帰りに支払ったクレジットカード決済。

その決済シートは手渡されたが、レジのシートは?と尋ねたら、領収書が必要なら書きますが・・・って。

私が求めているのは支払額がわかるお店のレジシート。

代わりにクレジット決済シートで誤魔化し。

おぉーなんという壮年の女性店員さん、愛想のないことで・・・

実は、と大将に伝えた1件。

私ども家族が食べていた一室は、襖の向こうにも一室があるようだ。

なぜに、もう一室がある、とわかったのは、食事を摂っていた団体さん。

大きな声で会話していた話から伺えた、どこかの自治会役員。

数人グループの男女。

会話から推定した、たぶん自治会の役員の方たちの慰労会であろうか。

とにかく、煩くて、煩くて、私ども家族のだんらんも会話が途切れるくらい。

当初は、おとなしい状況であったが、徐々に増す声の大きさ。

内容も筒抜け。

聞きたくもない会話に利用されている一室が全体に響く。

襖一枚の隔たりに、ホール環境のような状態に、耳を塞ぐしかない。

「ちょっと静かにできませんか」、と言いたいが、ぐっと我慢し、食事を終えた。

部屋から出て、急な階段を下りたところがレジ。その奥に調理場。

調理されていた大将に、「正直言ってこちら家族は会話が聞こえないくらい、周囲の環境状況も気にせず大きな声に難儀しましたわ」と、伝えたら、ここ調理場にも聞こえてきました・・・と、いう。

なぜ・・・

状態がわかっているのに、何も対応されなかった季節料理「翁」の大将。

「申しわけない」と、頭を下げられたけど・・・

食事時間は、停めた三の丸駐車場の利用シートでわかる。

入庫時間は午前11時32分。

出庫が午後1時40分(※400円)。

ゆっくり寛いでいた2時間だけど、あの団体さんに大将の対応にガックシ。

ここで解散し、東京に戻る長男夫妻に足代を渡して見送った。

無事に着いた午後9時半ころに、無事に着いた午後9時半ころの電話に、ありがとう。

帰宅してからネットに拝見した季節料理「翁」の口コミ

1500円のお造り定食が絶賛。

また天ぷら定食も評判らしい。

翁は、ずいぶん前に食べたことがある。

えー感じの季節料理「翁」が、本日の対応されたレジ支払いに相部屋問題。

実は、味落ちに、ほんとはがっくり感だった家人。

ところで、トップにあげた葱の映像は、苺の古都華を買った佃農園の畑に植わっていた葱。

思わず口走った、天ぷらにして食べたい大きなねぎ坊主

これも売ってくれたら買うんだけどなぁ。

(R4. 4.17 SB805SH 撮影)