マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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名張に育った陸海苔など、春の恵みを味わう天ぷら盛り盛り馳走

2025年01月28日 07時52分59秒 | もらいもの・おくりもの
名張安部田に住まいするAさんが、前夜のFBにあげた「おかのり」。

三重県入りするには?の問いのうちにおいで、と願われて写真展を見終えて急行した。

道中の電話は帰りに、どこの製品でもかまわんからてんぷら粉買ってきて、と伝えてきた家人。

間違っても小麦粉は買わんようにと念押しされたとおりの指示があり。

午後3時半に着いた三重県名張市の安部田。



畑にOさんが居るからと案内されたソコ。

マネジャーさんが来てくれたと、大きな声でOさんに伝え、聞こえたら手を振ってくれた。



畑は神社参道の傍、ちゃちゃっと葉っぱをもぎ取るPちゃん。



若い葉は天ぷら向き、時期が経っている大きな葉はおひたし向き、と教えてくれるおかのりレシピ。

なんでもタネ、実生から育ったというおかのりは、ほったらかし栽培。

なーんも手入れは要らんけど、数年間で畑を覆いつくすくらいにはびこるので、ソコだけ残した。

それからも手入れなくとも勝手に育つ。

おかのりの軸は食べない。

花が今咲いている状況からシソの仲間と判断している。



それにしてもおかのりは一年草なのにこぼれ種が増殖するので、庭に種植えたらえらいことになるようだ。

育成するならプランターやろと思った。

繁殖力がすごいおかのり。

冬場はなーんもないが、ほれ、種付けたまま立っているし、春から秋までずっと収穫できる。

夏場の葉ものは少ないが、おかのりがあるから助かる。

繁殖といえば、ニラ。



これもまた、放置していると大きく育ったニラ。

幅も広いニラも初めて知る農作業。

へぇー、とばかりしの感心度合い。

私が来るとわかって、予め用意してくれた黄緑色のユキノシタにコシアブラも・・



袋に入れて待ってくれたようだ。



耕す手を停めて、引いてくれたサニーレタスも袋に入れてくれた。



こっちに来る前に立ち寄った室生の道の駅は宇陀路道の駅の産直市場に売っていた美味しい山野草。



120円売りのコゴミも、みーんなかーさんが天ぷらにしてくれた。

ぬるぬる感があったおかのりは、油で揚げると大変身。



ぬるぬるは消えて、むちゃ旨いおかのりのパリパリ、サクサク食感を味わった・・・

実は、おかのり(※陸海苔)は、シソ科でなくアオイ科ゼニアオイ属。



日本では、古くから親しまれている冬葵(ふゆあおい)の変種。

えっ、そうだったんだ。

まさかのまさか・・・。

冬葵は存じているが、変種に食べられる一種があったんだ。

ネット解説によれば、アオイ科はオクラと同じなんだってね。

だからぬるぬるなんだ


知らんかったよなぁ。

レシピはあるある状態であるが、好みになるレシピ少ない。

納豆、ご飯、味噌汁なんてものもレシピに揚げるんかい。

洋風ならベーコン炒め。

わが家で好評いちばんは、二番の天ぷら。

おひたし以外
に、これ絶対やってってや、というような”食”に相応しいレシピ、教えてくれんかのぅ。

今夜は、山野草に新種の葉ものの天ぷらばかり。



青々している葉っぱが瑞々しいから美味しさに囲まれた。

天ぷらばかりじゃ胸がつかえそうだ、とかーさん、別物にサラダも用意してくれた。



アスパラガスにトマト。

サニーレタスに余り物の鶏の燻製も盛った。

胃も洗浄してくれたような気がするシャキシャキの野菜。

今夜は、95%以上が葉っぱや。



そんなんやったら、と急遽揚げてくれたU家が持ってきてくれた初掘り筍も天ぷらに・・・

豪華になった夜のご馳走にチューハイ、もう一杯。

(R4. 4.20 SB805SH 撮影)