およそ30分かかった渡御は、到着すると神社の拝殿周りを出幸の儀と同じように三周する。
「そもそも当社は」の謡いに「万歳楽」と唱和する。
「文中二年 癸丑年 十月吉日 御鎮座まします 河津に国王 大明神は」と謡われると一説ごとに「万歳楽」の唱和が続く。
宮司、神官は本殿へ。
三役と三役の親は拝殿に座る。
警固ら一同は囲むように座る。
三役警固の甲冑武将だけは見守るかのように椅子に腰掛ける。
修祓、祓えの儀、祝詞奏上のあとは三役の出番となる。
河役の童子が背中に挿した扇子を取り出して一歩前に差し出す。
詞は発しない。
次ぎは御幣を持った津役の童子。
御幣を差し出し扇ぐような所作で上下に振る。
これを繰り返す。
差し出す向きは左から右へ、左から右へと移るが所作は同じ。
親王の御神霊に御幣を捧げ奉る所作であろう。
ただ、ツルベ持ちの宮役の童子は立っているだけで何の所作もない。
長い所作を終えると御幣は宮司に渡される。
それを神官が受け取って本殿に供える。
最後にツルベサカキも同じように供えられて玉串奉奠になる。
駐在さんの奉奠、小学生の斎賀奉唱もある例祭祭典はお渡りから既に3時間を経過していた。
その後は小雨降るなかの村の祭りに転じた。
(H21.11. 1 Kiss Digtal N撮影)
「そもそも当社は」の謡いに「万歳楽」と唱和する。
「文中二年 癸丑年 十月吉日 御鎮座まします 河津に国王 大明神は」と謡われると一説ごとに「万歳楽」の唱和が続く。
宮司、神官は本殿へ。
三役と三役の親は拝殿に座る。
警固ら一同は囲むように座る。
三役警固の甲冑武将だけは見守るかのように椅子に腰掛ける。
修祓、祓えの儀、祝詞奏上のあとは三役の出番となる。
河役の童子が背中に挿した扇子を取り出して一歩前に差し出す。
詞は発しない。
次ぎは御幣を持った津役の童子。
御幣を差し出し扇ぐような所作で上下に振る。
これを繰り返す。
差し出す向きは左から右へ、左から右へと移るが所作は同じ。
親王の御神霊に御幣を捧げ奉る所作であろう。
ただ、ツルベ持ちの宮役の童子は立っているだけで何の所作もない。
長い所作を終えると御幣は宮司に渡される。
それを神官が受け取って本殿に供える。
最後にツルベサカキも同じように供えられて玉串奉奠になる。
駐在さんの奉奠、小学生の斎賀奉唱もある例祭祭典はお渡りから既に3時間を経過していた。
その後は小雨降るなかの村の祭りに転じた。
(H21.11. 1 Kiss Digtal N撮影)