12月に申講の山の神参りをされている御所市鴨神上郷大西垣内。
垣内に建つ石燈籠は刻印が見られないが「愛宕さん」と呼んでいる。
愛宕さんは火伏せの神さん。垣内が火事に会わないように願って建てたと思われるが「伝え」はないようだ。
三つの桶に盛った紅白の餅を供えた石燈籠に集まる。
丸餅はコモチ。
煎餅のような形はカガミモチと呼んでいた御供は、ヤド家はこの日までに集落を巡った米集め、蒸した米で餅を搗いた。
三つの桶に盛った紅白の餅は1斗。
餅搗きは農協に頼んで搗いてもらったと話す。
神饌はタイ・モモ・ナス・ピーマン。
「そろそろ始めようか」と声を掛けた垣内の人たちが燈籠前に集まりだす。
導師が前に立って大祓えを唱える。
元々は虫を弔う虫供養だったと話す。
愛宕さんと虫供養の関係は判らないが、一同、手を合わせて拝礼で終えた。
直ちに場を替えてゴクマキに転じる。
ゴクマキの櫓はトラックの荷台。
適当な人がモチを撒いて拾う人たち。
笑いが絶えないゴクマキはあっという間に終わった。
これを「秒殺のゴクマキや」と話していた。
子供や婦人たちは手に入れたゴクモチをもらって帰るが、男性たちは手料理などで酒宴。
延々と飲食されるそうなので大西垣内を離れた。
ここら辺りでは地蔵盆の様相は見られないが、愛宕さんは隣村の伏見の北窪や西佐味にもしているようだと話していた。
(H26. 7.24 EOS40D撮影)
垣内に建つ石燈籠は刻印が見られないが「愛宕さん」と呼んでいる。
愛宕さんは火伏せの神さん。垣内が火事に会わないように願って建てたと思われるが「伝え」はないようだ。
三つの桶に盛った紅白の餅を供えた石燈籠に集まる。
丸餅はコモチ。
煎餅のような形はカガミモチと呼んでいた御供は、ヤド家はこの日までに集落を巡った米集め、蒸した米で餅を搗いた。
三つの桶に盛った紅白の餅は1斗。
餅搗きは農協に頼んで搗いてもらったと話す。
神饌はタイ・モモ・ナス・ピーマン。
「そろそろ始めようか」と声を掛けた垣内の人たちが燈籠前に集まりだす。
導師が前に立って大祓えを唱える。
元々は虫を弔う虫供養だったと話す。
愛宕さんと虫供養の関係は判らないが、一同、手を合わせて拝礼で終えた。
直ちに場を替えてゴクマキに転じる。
ゴクマキの櫓はトラックの荷台。
適当な人がモチを撒いて拾う人たち。
笑いが絶えないゴクマキはあっという間に終わった。
これを「秒殺のゴクマキや」と話していた。
子供や婦人たちは手に入れたゴクモチをもらって帰るが、男性たちは手料理などで酒宴。
延々と飲食されるそうなので大西垣内を離れた。
ここら辺りでは地蔵盆の様相は見られないが、愛宕さんは隣村の伏見の北窪や西佐味にもしているようだと話していた。
(H26. 7.24 EOS40D撮影)