マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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エースコックのありそうでなかった天津麺・塩味

2025年03月18日 07時29分48秒 | あれこれインスタント
スーパートライアルに売っていた見たこともないカップ麺。

そうカップ麺業界では初の天津麺。

日本全国どこを探しても見つからない、という天津麺。

そういや、そうかなとも思える天津麺。

町中華に何千、何万ものお店がある。

すべての町中華に天津麺は提供されているとも思えないが、相当数の店舗の味があろう。

テレビに紹介された町中華のメニューに天津飯や天津丼はあれども、天津麺を注文する人は・・・

ヤフーの質問箱に、疑問を訴える人がいた。

まさか回答はないだろう、と思っていたが、きちんと答えられた人もいた

回答者が答えたアンサーに、「首都圏での業界実態であるが、わかりやすく回答されたソレは、中国人経営系の中華料理店では、マイナーなメニューであるが、日本人経営系の中華料理店では、メジャーメニュー」とある。

業界人によれば、天津麺は外道とされる。

天津飯、丼にかけるあんかけかに玉とじ。

熱々料理を保持する蓋替わりのあんかけかに玉とじ。麺にそれをやってしまうと、保温が逆効果になり、麺は伸びる。

つくるにしても麺の茹で加減が難しい、という。

なるほど、である。

確かにそうだと思う天津麺構造にインスタント分野は向いていない、ということだ。

ちなみに餃子の王将に天津飯も天津麺も提供されている。

天津飯はいくら食べても熱々のままであるが、天津麺は、急いで食べていかないと、急激に冷める。

その体感は、前月の4月9日に食べていたから、よくわかる、ある意味、食べやすい温度になる、というワケだ。

お店で食べるのは、それで佳し、としてもカップ麺では・・・

どう解決したのかわからないが、エースコックは、「ありそうでなかった天津麺」をつくりあげた

素晴らしいの、一言である。

さて、ありそうでなかった天津麺である。



醤油味も買っておいたが、今日は塩味にした。

蓋をあけて熱々のお湯を注ぐ。



3分待って蓋をあけた天津麺・塩味。

小判型にあしらったかにかま入り大判玉子。

溶け具合はどうなんだろうか。



箸で掻き混ぜただけで、さぁっと溶きほぐれるような工夫がほしいな、と思ったら、その通りになった。

ですが、食べてみればやや固い。

普通にあるたまごとじとは違う食感。

大判が崩れにくいような構造のようだ。

まっ黄色いく染まったたまごとじが、ごろごろ。

葱とキクラゲに混ざって浮かんでいる。

天津麺は餡が重要。

箸をちょちょいと混ぜるだけでは餡状態にならない。

底から持ち上げて、何度も、何度も繰り返す混ぜ混ぜ感。

これでもか、これでもか、と混ぜたつもり・・・食べてわかったつもりの混ぜだった。

ひと口食べて、これはいける。



塩味のベースは帆立の貝柱だろう。

あっさりな味だけと旨味たっぷりの味。

塩加減がちょうどいい。

スープに絡んだ麺が持ち上がってずるずる。

美味い味だが、こってり感がない天津餡。

もっとどろっとしているはずなんだがなぁ。

食べても、食べても熱々には違いないが、とろっと感がない。

半分以上の麺を口にしてようやく感じたどろっと感。

これこれ、これでないと天津麺とはいえないよな。

混ぜる回数はどれくらい要るのだろうか。

メーカーさん、どうか全体に餡が混ざる回数を教えてくだされ。

歯切れがいいあんかけの縮れ麺が食を奨める。

葱はともかくキクラゲのコリコリ感も嬉しい天津麺・塩

これくらいの量が丁度いい。

(R4. 4.28 SB805SH 撮影)
(R4. 5.30 SB805SH 撮影)


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