マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
すべての写真、文は著作権がありますので無断転載はお断りします。

ツアー旅に見る相差の民俗

2021年03月11日 09時24分59秒 | もっと遠くへ(三重編)
クラブツーリズム主催のツアー。

一人1万円の「※豪快!伊勢海老・鮑・栄螺・雲丹 美し国三重の旅館で食する海幸づくしツアー」に美味し食事を味わった。

食後に味わう参拝。女性の神さん、特に海女さんが古来より信仰してきた女性の守り神は石神神社。

そこで見た数々の民俗シーンを撮っていた。

三重県鳥羽市の南の端。

伊勢神宮・内宮から40分。

車で走った地にある相差(おうさつ)は、まさに「海」。

綺麗な渚が広がる海浜地。



そういう地から”大砂津(おうさつ)” あるいは、”大砂洲(おおさす)”と、呼ばれていたのが転化し、相差(おうさつ)になった、と考えられる説がある。

風光明媚な海。

古より御食国(みけつくに)として朝廷に献上していた美食の源泉は、海にあり。

海の恵みを獲ってくる海女と漁師の町に、海の民俗の香りがしてきた。

石神神社に参るには、相差の集落を通るしかない。

初夏とも思える、この日の気温は高い。

歩きで向かう道にツアコンも慣れない。

地図を見間違った先頭にぞろぞろ歩くツアー客。

たまたまビジネスに歩いていた男性が、その道を、と教えてくれた。

おかげでUターンは短距離で済んだ。

ようやく入った相差の集落地。

団体だけに大勢が移動する。

集落内では騒がないように、と指示がでる。

相差の戸数は何軒になるのだろうか。

すべてではないが、いずれのお家もみな玄関にしめ縄をかけている。



じっくり見たお家のしめ縄。

右にヒイラギの木。

左は何であろうか。

中央に寄せた札は「千客万来」だった。

網目の袋にあるモノも気になるが、尋ねる時間はツアー客にない。



続けて拝見した隣家のしめ縄もまた「千客万来」だ。

つくりは同じような類だが、ヒイラギはなさそうだ。

少し歩いた次の家は、伊勢のしめ縄と云えばこれだ、といいたいくらいの「蘇民将来」。



右に「七難即滅」。左が「七福即生」。

大きく書いた「門」に「蘇民将来子孫家」。

毎年の12月16日に、頒布始祭を行い、県内外に頒布している伊勢から志摩方面に多く見られる正月のしめ縄。

門口に飾って一年間。悪疫退散、厄除け開運、家内安全などを守護する護符札である。

ここもヒイラギは見られないが、どの家もあった棘のない葉はなんだろう。

ちなみに、伊勢神宮においても、正月に頒布する伊勢しめ縄にヒイラギを飾っているそうだ。

もう少し歩いたその家に驚く。

まるで欄間職人が仕事の合間に作ったんでは、と思った手彫りの板間。

屋外に見えるように何枚も張っていた板。

よくみれば透かし彫り。

美しい透かし彫りの1枚に、思わず声がもれた。



この文様、鳳凰、それとも手塚先生が描いた火の鳥・・。

趣味に高じた人が彫った板間では、とも思えるが・・。

美しい姿の鳥がまるで空を飛んでいるかのようは飛翔の羽根。

ため息がでるほどに美しい。

寺院にすごく立派な、立体的に表現した透かし彫り彫刻の欄間はあるが、ここは民家。

格式は違うが、見事さに惚れて「火の鳥 降臨」と題した。

そのお家から、また少し離れたところに建っていたお家の壁模様に、シャッターが反応した。

塗ったペンキ剥がれのような気がする。



そういえば、私が子どものころに暮らしたときの住宅に同じような剥がれ文様があったな。

またまた感動するほどの驚き。

古いギター。



それもアコースティックギターにしかけたしめ縄。

伊勢にお馴染みの笑門札もあるくらいだから、飾りではないのだろう。

あとでわかったことだが、ここはライブハウス。

頷ける飾りしめ縄だった。

しめ縄の形態は、家それぞれ。

一律、一様でもないしめ縄のカタチに、1軒、1軒に足を止めて魅入る。

しめ縄は暖簾に隠れ、全身が見えない「現役海女リサちゃんの店 久兵衛」は海の食堂。



若い女性が経営する食堂。

あるブログによれば、相差生まれ。

海女さんになるつもりはなく、一旦は相差を離れた店主。

都会から戻って、立ち上げた食堂経営。

海の恵みを直に仕入れる海女漁をしているそうだ。



その久兵衛に、カートに乗った高齢の女性がやってきた。

その姿、恰好から現役を引退した海女さんかもしれない。

ここら辺りを歩けば、相差漁師の暮らしが伺える姿がある。



干し物は、衣服やウエットスーツの他に野菜類も干す家がある。

「干す」をテーマにいろんな形態を撮らせてもらった。



軒先に干した、にんにく、赤玉ねぎに、一般的な玉ねぎも。

相差に限らず、農村集落にはよく見る光景に見惚れてシャッターを押す。

石神神社は、まだ先だ。

緩い登坂を坦々と登る。

足は重たく、動きはとろい。

息切れはないが、身体全体に勢いがでない。

時間にしてわずか数分の距離。

ようやく到着した石神神社。

ツアー客女性のほとんどが、ご利益をいただきに参拝する石神神社

本社の神明神社の境内社の一つである石神神社。



親しみを込めて、通称石神さんと呼ばれている。

女性の願いを一つ、叶えてくれるありがたい石神さん

鳥居を潜ったすぐそこにある手水舎の水に清めてから参る。

願掛けに並ぶ女性の人たち。



稀に、男性も参拝しているようだ。

この日は、6月20日。



早くも茅の輪くぐりを調えているが、暑い盛りの毎日に、萱も枯れ状態。



参拝を済ませて下った道にあったカフェ&土産物ショップの古民家・海女の家 五差屋



ドーマン・セーマングッズや海をテーマにした商品、「牡蠣醤油」「牡蠣ドレッシング」などが売りもの。

屋外テラスに飾ってあった相差の民俗。



1月5日は、相差獅子舞(※神明神社の獅子舞神事)。

7月14日が鯨まつり(※青峰山正福寺に由来する天王くじら祭り)など、相差の年中行事を紹介する木枠プレートは、版木で刷った陶板焼きのように見える。



なお、プレートは見なかったが、5月7日は、石神さんの春祭りもあるようだ。

相差にあった数々の民俗。

土地の人に伺いたいが、ツアー中はどうにもこうにも・・。

いつかは、また再訪してみたい相差。

最後に見た民俗は暮らし。



家の周りにあったたくさんのサザエの蓋。

単に並べ、置いているだけなのか、謎含みのあり方に後ろ髪が引かれるようだ。

(R1. 6.20 EOS7D撮影)

今夜に食す晩飯3品は旨土産

2021年03月10日 08時36分16秒 | あれこれテイクアウト
豪華料理を満喫、そしてお伊勢さんに参拝したツアーで買っておいた関ドライブイン特製オリジナル松阪牛肉弁当はお土産でもなく、車中で食べることもなく、今夜のおかず弁当。

旨さ間違いないと思う。

蓋を開けたとたんに押し寄せる松阪牛肉の香り。

まるで香りが見えたかのように思えたオリジナル松阪牛肉弁当は1200円。

ツアーに配られた店頭販売額が1300円。

ツアコンに代金を渡して注文しておけば帰りの車中で渡される。

帰宅してからネットで見た関ドライブインの松阪牛肉弁当

なんと売値が1200円。

店頭価格1300円をわざわざ×印してあたかも百円お安い表記のチラシは騙しでないのか。

三重県観光連盟がお知らせてしているから間違いないと思うのだが・・、

もし騙しであれば商品表示に偽りあり、だ。

とにかく昼間に食べた豪華な料理でお腹がパンパン。

一向に減る様子もなく夜を迎えた。

かーさんと二人で分けて食べた松阪牛肉弁当がむちゃ美味い。



多少の時間の伸びでご飯が固まったのは仕方ないが肉汁たっぷり沁み込んでいるからこれまた旨い。

松阪牛肉の美味さに没頭してがつがつ食べた半人前。

お腹に詰めたもう一品。



かーさんはおはらい町に並んでいた屋台売りの伊勢うどん。

売り子さんに聞いた数々の伊勢うどん商品に値段差があるのは・・・。

基本的にあまり変わりのないどれもこれも美味しいが高いのはパッケージのせい。

シンプルな袋麺で十分。

つまり伊勢うどんの味、食感など大差はないからお手頃価格をお奨めされて買った岩佐商店製の伊勢うどん。

店頭販売のなかで一番の低価格になる400円。



懐かしい伊勢うどんに書いてあった通りに足した天かすに刻みネギ。

これがさらに美味さを引き立てる。



かつては花かつおしか足さなかったが、天かすの効果は大きい。

味にコクと濃さを足してくれる天かす。



こりゃいかんが、一口だけと云われたから、本格的に食べたのは翌日の昼食に1食だ。

私の狙いはホ・タ・テ。

試食したなかでこれが最高に美味い。

今夜のおかずの一品に買ってきた福屋伊勢内宮前店売りの子宝帆立。



箱入りで税抜き1000円。

2パック入っているから2日にかけていただける。

ツアーの帰路に立ち寄った関ドライブインにもあった福屋。

同じ商品買うならここでと思ったが、もっと近い大内の上野ドライブインにもお店があるとわかったから山添の民俗取材の折りに足を伸ばそう。

出汁たっぷりに浸った子宝帆立

ほんまに美味い。



かーさんも一箸、二箸とつまみ食い。

出汁だけで何か違う料理ができないもんだろうか。

それだけではちょっと物足りなさを感じてしまうのがコワイ。

常温保存していた日向屋謹製の〇膳手羽のやわらか煮があった。



お湯に入れて2分間。

深めの椀に盛って食べた手羽のやわらか。

ほんまに柔らかくて、とろっと溶けるような食感。



手羽は手羽でも手羽元みたいな大きな塊もある。

お腹はとうとう悲鳴をあげたから一本止まりにして今夜はお休みだ。

(R1. 6.20、21 SB805SH撮影)

クラブツーリズム主催の美し国相差の浜の雅亭一井で食す海幸づくしツアー・後編

2021年03月09日 10時22分50秒 | もっと遠くへ(三重編)
これより、午前の部から午後の部に移る。

食事を終えて向かう先は石神神社。

女性の神さん、特に海女さんが古来より信仰してきた女性の守り神。

親しみを込めて石神さんと呼んでいる神さん。

数年前になるが、三重テレビで放映していた番組「ええじゃないか」で紹介していた映像が記憶にあるが、現在の社殿は平成29年12月3日に新しく建て替えられた。

以前の様相を記録していたブログがあった。

毎年の5月7日は石神さんの春祭り

信仰する海女さんたちが参拝する「磯日待ち」の安息日

海女さんの苦労を労い、男性たちが料理を作ってもてなす。

昨今は参拝ご利益のあることから開運女子の旅とかで人気になっている石神さん。

このブログに掲載されている社殿は建て替え前の様相である。

観光三重も紹介するブログはテレビ的映像

モデルの表情ばかりが強調される構成に本質的なことを見失ってしまいそうになる。

正午32分に浜の雅亭一井を出発した参拝組。

およそ25人くらいでしょうか。

2人の男性を除いて他はみな女性。

前述したように女性の守り神に参るのは女性なのだ。

とは云っても男性は参ってはなるぬというおふれもないから自由行動の参拝。

添乗員の旗振るツアーコンダクターの引導で石神さんに向かう。

もらった地図によればままある距離。

海岸沿いの集落民家を避けて大きく迂回する。

一旦は西側にある車道に出て三角路を南下、すぐに東に向けて集落民家の方へ。

ところが先を行っていたツアーコンダクターが間違いに気がついた。

戻った道でたまたま遭遇したビジネスマン風のスーツ姿の男性に道を尋ねる。

どうやら道を間違ったと判明。

申しわけないと伝えて歩く、歩く。

お腹がパンパンで歩きが苦しいながらも集落にある民俗に目がとまってしまう。

相差もそうだが宿舎、民家どこもかしこも玄関に飾っている蘇民将来の注連縄飾り

若干の差異があるものだからついついあれもこれもと撮らせてもらう。

そのうちの一軒に、えっ、これはと思った木彫りの透かし彫り。

遠くからではわからなかったが、手塚治虫先生の火の鳥のデザイン

4枚の透かし彫りすべても向きは同じように思う。

ゆっくり観察でもしておれば置いてきぼりになる。

駆け足すらできない身体に無理はできない。

長岡局郵便局辺りからの参道は坂道。

足があがらないのが辛い。

長岡局の前にある施設。

時間があれば拝見してみたい海女文化資料館がある。

施設の前にある椅子に座ってタクシーを待つ観光客がずらり。

参道沿いにある数軒のお店。



おばあちゃんは不在だったが、風情が良いから撮っていた。

その次にあった無人販売店。



あおさ、あらめ、ひじき、めかぶ・・見ている時間もない。

出発してからおよそ20分。



ようやく着いた神明神社の鳥居。

一礼して一歩進める。

正中は砂利道。

ここは左側の道を歩くよう石畳を敷設している。

この先、右手にあるのが石神さん。

前述したように鳥居も社殿も奇麗にしている石神さんである。

まずは手水舎で清める。

手水作法をしっかり身につけている女性は多い。

いろんなところの神さんに願い事をしているのだろう。

次に願掛け。



願い事を記入したら鈴を鳴らして願い事を書いた用紙を収めて2礼2拍手、一礼。

心を込めて願掛けをする。

石神さんの願掛けを済ませたら神明神社に参拝。



この月の末日30日は夏越しの祓え。

既に設営していた茅の輪を潜って身を祓う。

茅の輪潜りは8の字潜り。

左、右、左の順に潜って社殿前に用意している人形(ひとがた)で左右の肩を祓って、そっと息を吹きかけて半年間に積もり積もった身の穢れを移す。

本殿前にあったお白石持ち(おしらもち)の幣。



平成26年11月29日に行われたお白石持ちに奉献され、本殿の床下に敷き詰めた、と書いてあった。

神明神社の末社は石神さんだけでなく稲荷社に山の神も祀っていた。

石神さんは海女さんが信仰する女の神さん。

山の神さんに参拝できるのは男たちだけ。

なぜなら山の神さんは女性。

女性が参るとなれば怒ってとんでもないことが起こると云われている。

尤も、そのことは奈良県内にある山の神さんの祭りごとの話。

伊勢志摩地方にそれが通じるのかどうかは聞き及ばないが、あるブログに南伊勢町・斉田の山の神のあり方を紹介していた。

また、津市三里町・高座原にもある山の神のあり方を紹介するブログもあった。

また美里には山の神の他、無形民俗文化財行事を紹介するブログも見つかった。

参拝を済ませたら一目散に駆け下りてバスが待つ浜の雅亭一井に急ぐ。

途中で拝見した民家。

お白石持ちかと思えば違った。



白石に見えたのは栄螺の蓋だった。

何かの信仰ではなくそこに貼ったという感じである。

出発時間ぎりぎりに到着した集合地。

神社参拝にトイレもなく、旅館で用を足してもらって、いざ出発。

出発後、すぐに夢の中。

目が覚めたときに遭遇した山の上にあるキンキラに輝くお城。



どこかで見たような城郭。

車窓からでは遠すぎる山の上。



そこは伊勢・安土桃山文化村、と看板にあるが、ネット調べによれば「伊勢・安土桃山文化城」閉鎖改め「伊勢忍者キングダム」になったようだ。

そこからすぐ、10分後に到着した真珠の店は「パールファルコ」。



女性陣は目の色を輝かせるように見ていたショーケース。

かーさんは1品買い。

真珠の珠でなく、真珠の粉末を混ぜたお茶だった。

店内利用は給水にトイレ。

ありがたく受け入れた。

そして伊勢参拝。



内宮の参拝に就くことにないツアーコンダクターの説明を受けて参拝コースを選ぶ大多数のツアー客。

正中は神さんがお通りになるところですから、外してくださいと、伝えられていたのかどうか、数人は堂々と正中歩きをしていた。

ここお伊勢さんの参拝はどなたも首を垂れて拝礼している。



五十鈴川に架かる宇治橋を渡る前。

鳥居手前でまず拝礼。

その後もいくつかの鳥居があるから、その都度において拝礼。

儀礼を尽くす拝礼は、帰りの際にも。

尤も帰りの際は正宮社殿の建つ方角に向かってで、あるが・・。



正宮までに建つ鳥居柱のすべてに榊を括りつけている。

伊勢神宮は鳥居だけでなく板垣の柱にも幣を結んだ榊がある。

参拝に往復した参道。



およそ40分も費やした参拝。

残りの自由時間にぶらぶら散策する古くからあるおはらい町地図に載っている土産物屋。

小学生のときの修学旅行は伊勢参拝。

記憶にあるのは二見が浦に、ここおはらい町入ったすぐそこに建つ岩戸屋に赤福。

岩戸屋2階の会場で昼ごはん。

何を食べていたのかさっぱり記憶にないが、生姜糖と赤福の味だけはしっかり、舌が覚えている。



写真は物産店にどんと構えて座っている巨大な姿のお多福。

古事記に登場する天鈿女命(あめのうずめのみこと)。

年季の入った立体看板が客を呼び込む。

お土産物探しにいろいろと入店するお店。


金魚グッズに蛙マスコットがいっぱいあるお店は布遊舎。



面白いがゆっくり見ている時間はない。

お店はどこかわからないがここもまた商店ごとに飾っている蘇民将来の注連縄



伊勢特有の形に何がある。

2枚を垂らしたウラジロにシデの幣はわかるが、右にヒイラギ。

ネットに包んでいるのは赤い実のオレンジだ、という人もいるようだが、一般的にいえばダイダイなどの柑橘類。

それにしても枯れた状態ではわからない左側にある木の枝である。

ヒイラギの葉は尖がっているが、これは丸葉に近い。

さてなんだろう。

「七福即生 七難即滅 蘇民将来子孫家之(成り)」の門符。

先に相差に見ていた数々の門符もあるが、詳しいことは大屋行正氏が執筆された論文『伊勢志摩地方の蘇民符と注連縄』を参照願いたい。

おかげ横丁に向かってぶらぶらしていたあるお店。



店前に並べた木製のオールドカーやヘリコプター。

1180円に1280円の値札があった。

時間帯は午後3時35分。

本日はお休みのお店もある通り。



賑やかさが少し引けた時間帯の方が落ち着ける。

喉がごっつう乾いてきた。



自動販売機のペットボトル飲料でもいいのだが、座ってゆっくりできる処はないだろうか・・。



トイレを済ませて寛いだ空間に今でも現役だと思える手押しの井戸ポンプ。

風情を感じる通路にチリン、チリンの音を聞かせる風鈴が風に揺れる。



冷たいかき氷を注文したフルーツラボ。



カチコチのかき氷を想定していたが、今流行の頭がキーンとしないふわっふわのかき氷。

1杯が500円のふるーつ氷の美味しさに癒される。

かき氷の上にのっかっていた色とりどりのフルーツ。

食べきってから掘り起こしたかき氷。

底内部にどっさりあるある。

これもまた美味しくいただいたふるーつ氷に汗も引けた。



赤福本店を後に出発時間を考えながら戻っていくおはらい町の午後4時。



お店がどこだったのか存知しないが、そこに多数の風鈴を見る。

格子枠に吊っていた風鈴。



えー音で鳴る風鈴に心地良い涼を求める。

帰りに買っておこうと思って立ち寄った屋台売りのお店。

多品種の伊勢うどんや海苔佃煮を売るお店。



男性の売り子さんに尋ねた多品種の伊勢うどん。

商品に値段差はあるが、基本的にあまり変わりのない味。

どれもこれも美味しいが高いのはパッケージ原価によるもの。

シンプルな袋麺で十分ですよ、と奨める売り子さん。

伊勢うどんの味は、食感なども含めて味に大差はないという。

常温保存に日持ちもする伊勢うどん。

お手頃価格で十分と云われて選んだ岩佐商店製の伊勢うどんは2玉で400円。

店頭販売のなかで一番の低価格に味のお土産を追加。



大内の上野ドライブインで買い逃した山葵入りあおさ海苔佃煮。

量が丁度良い小瓶売りの400円。

試食させてもらった美味しい味に酒が欲しくなるが、帰ってからのお楽しみ。

封を開けた翌月の7月6日。



旨さに酔いしれて酒がすすむ。

さて、お土産処はそろそろ閉店への動き。



そこへ通りがかった人力車。

昨今はどこの観光地でも見かけるようになった人力車。

当地では光勢屋が運営している。

さて、お土産屋さんはどこへ。



ここならたくさんありそうだと思って入店した広間。

母体の岩戸屋が経営するフロアーは1階の物産店。



昨年の平成30年に全面改装したとある。

テナント店舗数は9店舗。

かーさんがトイレ利用している間につまみ食い、ではなく店員さんがどうぞといわれて食べた試食品。

これがまたなんと。むちゃ美味い品物。

口の中いっぱいに美味しさが拡がる絶品味。

爪楊枝にさした一口分の絶品味は子宝帆立。

おかずに一品寄せであるが、酒の肴にぴったし味。

これもどうぞと云われて口にしたもう一品は磯のつぶちゃん。

兵庫県の魚の棚で売っていたニシ貝と同じ食材。

カリコリ感は同じだが、小粒切り。

食感異なりもあるが、味付けは魚の棚の勝ち。

朝吹きはまぐりも試食させてもらったが、福屋伊勢内宮前店での買いは子宝帆立。

ダントツの旨味に心がほろほろ折れるくらいに美味い。

今夜のおかずに、と思って1箱(2袋入り)が税抜き千円の子宝帆立を手に入れた。

支払いはおはらい町初利用のクレジットカードで・・。

かーさんは、他にもお土産をと探して買った5枚入り550円の伊勢茶ラングドシャ。

クレジットカード支払いをしようとしたら、本日の会計は締めましたから、現金払いでという。

そんなあほな。まだ4時半にも至っていない時間帯にレジ締めするお店(三重寿庵)はなにをどう考えているんや、とぼやきたくなる。

内宮駐車場に待っていたバスの出発時間は午後4時35分。

帰路に走る伊勢自動車道。

何気に見ていた車窓風景。

あれは、と思わず口走った久居IC手前の1kmの地。

ICの標識に久居市青山とある自動車道。

その北側になる田園地帯にあった高さのある生け垣に囲まれた民家。

どことなく輪中農家のように感じた農家の家に民俗を感じた。



帰宅してからネットで探したベスト運輸の看板から津市一志町庄村の辺り。

機会があれば現地探しをしてみたいものだが・・・。



トイレ休憩も兼ねて停車した関ドライブイン

ここで注文していた関ドライブインオリジナル松阪牛肉弁当を受け取る。



ここもまた往路に停めた上野ドライブンイン同様に安くて旨そうな軽食コーナーがある。



中国からの来店客が多いのか、メニュー表記は中国語。

なんの料理なのかさっぱりわからないから写真で判断するしかない。

一通りぐるっと回遊した店内。



テナントショップにさきほど買った福屋の子宝帆立があった。

隣のテナントも同じような佃煮屋。



ここも試食コーナーがあったので一口。

福屋とはまたっ違う味。

不味くはないが、福屋の方が身が大きいと思った。



午後5時25分に着いて出発した時間は5時45分。

わずかの時間に見て廻るのも面白い。

帰りに書いたアンケート。

当然といえば当然。

料理が抜群に美味かったお昼の食事。

仲居さんの動きに憤懣たらたら。

まったく同じことを書いていたかーさん。



回収されるツアーコンダクターが見られたら、どう思うだろうか。

ようやく着いたJR奈良が午後6時5分。



西大寺駅は駅北側の開かずの遮断機の影響を受けて降車は午後25分。

ロスタイムは2年後に解決されそうだ。

さて、本日の歩数である。

一つは石神さん参拝の歩数が3800歩。

往復した換算距離数は2.8km。

二つ目が伊勢参拝におかげ参りの7250歩。

換算距離数が3km。

合計した歩数は11050歩。

距離は5.8km。

まま歩いたものだ。

帰路の名阪国道で見た山添村の落ちる夕景を旅のお土産にもらった。

(R1. 6.20 SB805SH撮影)
(R1. 7. 6 SB805SH撮影)

クラブツーリズム主催の美し国相差の浜の雅亭一井で食す海幸づくしツアー・前編

2021年03月08日 08時11分55秒 | もっと遠くへ(三重編)
チラシにある一日ツアーに行きたいと申し出たかーさん。

異論もないので大いに賛成したクラブツーリズム主催のツアーは「瀬戸内産海の幸グルメを1日で食す岡山倉敷ごちそうツアー」。

電話で問い合わせしたら受け付けてくれた。

一人当たりの旅行代金は7990円。

クレジットカード支払いで済ました。

海の幸グルメのお品書きは、瀬戸内産ばかりの料理。

旬を迎える鱧3品は、梅肉和え湯引きに吸い物、天ぷらだ。

また、捕れたて刺身に西京焼き、タタキ、木の芽和え、蒲鉾もある。

蛸グルメは天ぷらに蛸飯、柔らか煮、酢味噌和え。さらに穴子の4品も。

タレ焼き、玉子とじ、佃煮に天ぷらもあれば、ボイル海老に刻み穴子入り素麺に、岡山倉敷名物の祭り寿司に野菜の天ぷら。

盛りだくさんの料理に滞在する児島の1時間。

散策コースは鷲羽山展望台。

瀬戸内の島々と瀬戸大橋を眺めて倉敷美観地区を愉しむツアーだったが、最少携行人員に達しなかったと契約は取りやめ、旅行代金は払い戻しの連絡にがっくりしても仕方ないので、他のツアーを探してみる。

代わりに選んだツアーは、一人1万円の「※豪快!伊勢海老・鮑・栄螺・雲丹 美し国三重の旅館で食する海幸づくしツアー」。

2000年前に伊勢神宮を五十鈴川畔の現在地に定めた、と云われている美し国。

美し国といえば、三重県・伊勢志摩周辺を思い起こす海や山の自然に恵まれ、心が満たされる地域。

内宮参拝に相差の石神神社参拝もある美し料理をいただくツアー。

チラシに掲載されている料理に圧倒されて決めたツアー。



地元の駅から集合地の近鉄西大寺駅まで乗り継いでやってきた。

いち早く運航バスが来ている、と思ったが別のツアー行きだった。

案内人がもうしばらくしたら到着しますと伝えられて待った。



ほぼ予定時間に出発したツアーバス。

生駒駅では1組。

西大寺駅は5組。

次の集合地になるJR奈良駅では9組。



ほぼ満席状態のバスツアーが出発した時間は午前8時20分。

天理インターから入って名阪国道を走るトイレ付き大型バス。



最初のトイレ休憩は午後7時まで営業する大内にある名阪上野の忍者ドライブイン



うどん、ラーメンなどの軽食は午前10時に開店

着いた時間はまだ9時過ぎだったから、利用時間までまだまだである。



トイレ休憩は20分間。



その間に美味しいものを試食する。

販売店員お奨めの美味し一品が山葵入りあおさ海苔佃煮。

一口ちょっといただいて酒の肴に欲しいと思ったが、帰りの際にと伝えた珍味のアクアエイト。



もう一品のお奨めはてんこ盛りのししゃもきくらげ。

これもまた美味い

ツアーバスは一路、相差(おうさつ)を目指す。

名阪国道から伊勢自動車道への分岐点は亀山ICでなく伊勢関IC

そこから東南の方角になる相差の料理旅館までの行程は・・。

芸濃IC、安濃SA、津IC、久居IC、一誌嬉野IC、嬉野PA、松阪IC、勢和多気JCT、多気PA、玉城IC・・宮川・・伊勢西IC・・伊勢鳥羽二見ライン・・伊勢IC、朝霧IC、松下JCT・・第二伊勢道路・・鳥羽南白木IC入口・・国道167号線・・松尾信号南折れ・・国道47線合流・・鳥羽磯部線・・相差浜の雅亭一井ルート

大内から相差までの総距離は129km。

片道所用平均時間が1時間40分。

いや、ほんまに遠いから、どうしても気になる利尿効果。

なんとかならん場合はバストイレが利用できるから安心だ。

相差に到着した時間帯は午前11時15分。

目の前に広がる千鳥ヶ浜は海水浴場。



大内を出発した時間は午前9時25分。

途中休憩もなく一直線。



予定時間丁度の1時間40分だった。

お食事処は相差浜の雅亭一井の2階にある大宴会場翔の間。

食後は出発時間の午後1時半までは自由行動。

ガイドラインは当地から歩きで参拝する石神神社参拝か、浜の雅亭一井の温泉にゆっくり寛ぐか。

まず選んだ行先はトイレであるが・・。

用を済ませて上がってきた会場。

扉の向こうから廊下に漂う美味しい匂い。

翔の間に入ったとたんにお腹が反応する美味しい匂いは海鮮料理の目玉になる鮑のおどり焼き。

席に着くまでに火入れをしていたようだ。



かーさんはすでに座っていて箸がもう動いている。

宴会場にちゃちゃか動く仲居さんが運んでいるアレは・・。

生ビールジョッキ。

早々と注文するツアー客に私も一杯頼んだ生ビールジョッキの中。

普段なら850円のところ入館時に手渡された特別割引チケットの提示で、本日木曜日限り有効の700円で飲める。

トイレに行きたくなっても、生ビールが動く誘惑に勝てん。

小さなテーブルにあれもこれもと所狭しに並べた海の幸づくし海鮮料理。



お品書きに、1.蒸し雲丹 2.サザエの壺焼き 3.ローストビーフ(梅ドレッシング和え野菜サラダ) 4.鮑のおどり焼き 5.伊勢海老のコキール焼き 6.伊勢海老の陶板焼き 7.真鯛・烏賊・鰤・鮪の造り盛り合わせ 8.鮑のお造り 9.海老と野菜の天ぷら 10.車海老の塩焼き 11.海鮮鍋→小鍋の海鮮寄せ鍋 12.山菜の釜飯 13.前菜三種盛り(稚鮎干瓢巻き+彩玉子+和餡饅頭) 14.小鉢(旬の和え物鮑昆布卵和え) 15.酢の物(季節の物もずく) 16.海老と南瓜の煮物 17.山葵入り蕎麦 18.茶碗蒸し 19.お吸い物(和布の赤出汁) 20.水菓子・・・の他に三種の香の物や季節の果物も。


                   ・


どれから手を付けるかといえば、美味しそうな匂いに誘われる鮑のおどり焼きしかない。

食べようとしたら男性カメラマンが1ショット。

後でわかったカメラマンは浜の雅亭一井の職員。

食後に売り出すお持ち帰り写真は1枚が千円だった。

スマホが流行る時代に、昔ながらの商売は今も現役活動中だった。

これら料理の数々を撮ったカメラはガラホのSB805SH。

テーブルいっぱいに写すのもラクではない。

左上から順に鮑のおどり焼き、小鍋の海鮮寄せ鍋、伊勢海老の陶板焼き、山菜の釜飯、鮑のお造り、真鯛・烏賊・鰤・鮪の造り盛り合わせ、梅ドレッシング和え野菜サラダ添えローストビーフ、伊勢海老のコキール焼き。



一段下がって、海老と南瓜の煮物、旬の和え物鮑昆布卵和えの小鉢、稚鮎干瓢巻き、彩玉子、和餡饅頭の三種盛り前菜、季節の酢の物のもずく、同じ皿に盛った蒸し雲丹とサザエの壺焼き(※お品書きを置いたものだから見えないが・・)。



一番下の段に、車海老の塩焼き、水菓子、三種の香の物が・・。

なんせ狭い食卓。

会場は椅子に座って食べられるのはラクでいいが、この狭さはなんとかならんだろうか。

追加で注文した生ビールジョッキを置くスペース確保をなんとかしなければ・・・。

宴会場の窓から浜の景色を眺めながらいただくなんととてもじゃないがまったく余裕のない食事のあり方にまいった。

小鍋の海鮮寄せ鍋は煮えてきたが熱々料理にはーふー。



団子になった海鮮小鍋は冷ましてから食べることにしよう。

尤も、急がされたのは山菜の釜飯。



湯気が吹きあがって炊き立ての釜飯は茶碗によそう。



その間にできがった伊勢海老の陶板焼きも冷ましてからにしよう。



あれこれ撮ってようやく口にした鮑のおどり焼き。

ナイフで切って口にする。



あー、なんと、美味しい鮑。

柔らかく焼きあがった鮑が実に美味いが、隣の席で食べているツアー客にカチャカチャ。

お客さんがだす音でなく仲居さんの動きによって発生する音。

そのうちこちらの席にも寄ってきて次の料理を配膳しようとする仲居さんに思わず口に出たのは「もっとゆっくり落ち着いて食べさせてよ」。

美味しい料理は味わって食べたい。

そんなせかすような配膳はお断り。

済ませた皿や椀は床置きしておくから・・と伝えて食に集中する。

鮑の次は雲丹。

生雲丹、いや焼き雲丹でなく蒸し焼きとある雲丹。

箸を入れても身は取りにくい。



棘を手にして持ってみて口元まで。

箸をつついて身を摘まもうとするがつるつるの箸では身を取るのが実に難しい。

スプーンでもと思ったが先が尖がっていないし、雲丹口より大きいスプーンだから入りもしない。

なんとか食べたが雲丹の味がしない。

潮の味がない雲丹は美味くない。

1個食べて2個目はお預け。



横にあるサザエの壺焼きに味替え。

小ぶりのササエであるがしっかりした味。

肝も美味い。

ぺろっと食べた次はどれにしようか。

まずは釜飯。

意外と美味いが2杯目がキツイ。

ローストビーフは厚め。



噛んだら肉汁がジュワ。

これって美味いね。

サダダは梅ドレッシング。

さっぱりした味わいに食がすすむ。

そのうちに空きスペースが出だした。

まずは山葵入り蕎麦。



意外と美味かった山葵入り。

出汁も良かったからすぐになくなった小鉢蕎麦。

次は味噌汁でなく赤出汁。



新鮮ワカメがつるつると喉を通る。

これも美味い。

撮っても結局はピントが合わなかった山葵入り蕎麦。

味はそこそこ美味かった。

忘れていた前菜の稚鮎干瓢巻き、彩玉子、和餡饅頭。



彩玉子の味は良い。

稚鮎干瓢巻きも美味いが、和菓子は口に合わない。

口直しに和食必須の煮物。

あんかけ料理の煮物はカボチャに小海老。

とろっと溶けそうなカボチャに小海老が美味し。

美味しかった鮑にサザエですっかり忘れていたお造り盛り。

真鯛・烏賊・鰤・鮪のどれをとっても新鮮で美味い。

厚みのある海鮮もんは海辺の食事処で食べるのがイチバン。

なのに鮑は何故に不味いのか。



鮑の味がまったくしないうえにコリコリ感もない。

海の味にがっくりして食べたもずく酢の美味いこと。

酢は強調、でなく協調する出汁の味。

お酒が欲しいところだが・・。

次に選んだメニューは海老、海老、海老・・。

手が汚れるからどうしても後回しになる。



伊勢海老のコキール焼きは美味い。



陶板焼きの伊勢海老も美味いし、車海老の塩焼きも。



もう1杯追加に生ビールを頼みたいが・・・。

ここらあたりでお腹がパンパンに膨れ上がっていた。

どうしても残ってしまった場合に備えてタッパーウェアを持ってきたが、腹の中に入ってしまったあと。

うまいものは先に食べろ、であるがお腹のパンパンさは尋常じゃないが、2杯の釜飯は三種の香の物でかき込むようにして食べた。

ところで揚げ物はどこにある。

いつのまにか置いてあった天ぷらはラスト。

えび天に野菜天。

塩も添えてあったようが、もひとつ。

揚げる天ぷら油の味がどうにもこうにも。

えび天なぞプリプリ食感もなく・・。

概ね良好な味具合。

海鮮ものも差異がある。

お品書きに料理長の名が記載されていたが、ここでは伏せておこう。

食べ終わった時間は正午の25分。



ほぼ1時間も食卓についていたことになる。

ここで午前の部を終えて午後の部に・・・

(R1. 5.20 SB805SH撮影)
(R1. 6.20 SB805SH撮影)

マルちゃんの北海道小麦の坦々ざるラーメン

2021年03月07日 09時12分22秒 | あれこれインスタント
先々週、この夏に初めて食べた冷麺。

これまでずっと冷麺びたりだったが、昨年になって知ったつけ麺を一度味わってからというもの、飽きが、いや秋がくるまでずっと各社が販売するあれこれのつけ麺を堪能していた。

冷麺の味じゃ頼んなさを感じるようになってしまった。

どんなのがえーのか、わからないから買ってくれたらえーのに、というかーさんの指令。

アイスを買いに行ったついでに探したつけ麺。

商品棚に並んでいた袋入りつけ麺を手に取る。

商品はマルちゃんの北海道小麦の坦々ざるラーメン。



イオンモール系向けに開発された商品らしくマルちゃんのHPには載っていない。

東洋水産商品に北のあじわいシリーズがある。

同じような坦々ざるラーメンとの違いに何があるのか・・。

そんなことは気にもせずに夏を味わいたいつけ麺。

茹でて冷水に浸してさっともみ洗い。

皿に盛った北海道小麦の坦々ざるラーメンは黄金色。



液体小袋の坦々タレを2杯に分けてテーブルに到着。

刻みねぎに味付けもみ海苔を添えていただく。

箸で摘まんだざるラーメンを坦々タレにちょっと漬けで食べる。

おォーーこれは美味い。

痺れ感の強い坦々タレの味は濃い。

とにかく濃いめの味。

コシの強いざるラーメンをずるずるーっと吸い込んで口のなかがぱぁっと美味しさが拡がる。

喉越しよろしい味わいに箸が止まらない。

担々麺でこれほどのコク味を味わうことはまずない。

坦々肉ばかりが強調されて肉肉しい味にうんざりすることがよくある。

ピリ辛でもないこのコクあり濃い目の坦々タレの美味さに痺れた。

この味なら毎日でも食べたくなる。

食べ比べに北のあじわいシリーズ。

見つけたときは買いである。

実はあとからわかった坦々タレ。

どうやら30ccの冷水で割るらいい。

それでも濃厚の味だったというブログも参考になった。

(R1. 6.14 SB805SH撮影)
(R1. 6.19 SB805SH撮影)

丸亀製麺大和郡山店のピリ辛冷やし肉味噌うどん+ジャンボカニカマ天ぷら

2021年03月06日 10時18分11秒 | 食事が主な周辺をお散歩
契約してから早や14年。

状況転換に相談を呼び掛けて方向付けにアドバイスを受けた1時間。

その用件が終わったらお昼は外に行こうと提案したかーさん。

サービス券がいろいろある中から選んだ食事処は丸亀製麺大和郡山店。

丼より、ラーメンよりかうどんを食べたいと云って決定する。

いつもなら私が選ぶぶかっけうどんが食べたいという。

美味しそうな天ぷらがいろいろある麺屋チェーン店。

同じような天ぷらもあるがお店によっては特徴のある天ぷらも並べている。

かーさんが選んだ天ぷらは先日も食べたかっぱ寿司のプリプリえび天を思い出したのか、それにした。



かっぱ寿司のえび天はにぎり1個の50円。

ちっちゃいえび天に比して丸亀製麺は150円。

決してビッグな大きさでなくごくごく普通の大きさ。

なんとなく腹持ちが足らないと思って選んだしば漬け丸おむすびは90円。

私は同じぶっかけとは違って最近になってメニュー入りした450円のピリ辛冷やし肉味噌うどん。

ぶっかけはとにかくコシのある麺が味わえる。

我が家でもぶっかけを食べること度々ある。

先だっては間違ってかけうどんにしてしまった。

コシのあったしっかり麺がふにゃ麺になり、美味しさはぶっ飛んだ。

その反省から注文するぶっかけうどん。

一口入れて、正解だったと満足するかーさん。

つるつる喉越しよろしき、である。

ピリ辛冷肉味噌だけでは何となく物足りない。

そこで1品追加した天ぷらは160円のジャンボカニカマ天ぷら。

これもまたテレビに出演していた東MAXさんが、これは美味いと絶賛していたものだからつい手が伸びた。



ピリ辛冷肉味噌の味わいは、先に混ぜることによって始まる。

少々の量でトッピングした天かすに生おろし生姜と刻みネギ。

これがなけりゃ落ち着かない。

基本で食べるのがシュフの思い、であるが口が求める3種のトッピング。

これらもひっくるめて混ぜ混ぜ作業。

ぐちゃぁっとべちゃべちゃに混ぜるのではなく中途半端に混ぜる。

そのバラバラ感を味わいたい。



そう思ったところで止めた混ぜ作業。

箸で摘まんだうどん麺。

ずるずると吸い込んで食べた。

味はコクあり。

しかも濃いめの味付け。

ピリ辛館は感じない。

一口食べただけで旨味のあるピリ辛冷やし肉味噌うどんが気に入った。

夏の定番にはうどん麺に氷が必須だが、なくても美味しくいただける。

生おろし生姜の風味に天かすの旨味も混ざって肉味噌もコクを味わえる。

旨味とコクの混ざりあいに後半やっと感じたピリ辛味。

後追いするピリ辛がおもろいピリ辛冷やし肉味噌うどん。

定番メニューなのに丸亀製麺のHPに載っていない。

これってどうゆうこと。

それよりももっと旨いと思ったジャンボカニカマ天ぷら。

これ、ほんまに、いいね!である。

カニカマと天ぷらがこんなに合うとは思ってもみなかっただけに驚きの味。

市販のカニカマはどこも同じように思えるが、我が家で試しに作ってほしいと思ったくらいにとにかく旨い。

味替えにたらした丸亀製麺特製の天ぷら用だしソース。



ソースとあるがソース的味でなく濃いだしそのものの味がする天ぷら用だしソース。

これが意外と美味かった。

これまでたらすことのなかった天ぷら用だしソースをたらしたジャンボカニカマ天ぷらが激変する。

驚きのむちゃ旨さ。

ちょっと舐めしたかーさんも美味しいといった天ぷら用だしソース。

お持ち帰りできたらいいのだが・・。

ところでジャンボカニカマ天ぷらも載っていない丸亀製麺のHP。

ほんまにどうゆうこと。

(R1. 6.18 SB805SH撮影)

満点の治療に入店するかっぱ寿司南津守店

2021年03月05日 09時10分19秒 | 食事が主な周辺をお散歩
耳鼻咽喉科の診察も今回で6回目。

経過は痛みも痒みもない症状からみて良好にあると思っている。

最寄りの駐車場に停めて診療が始まるまでに散策する近くの商店街。

大阪・住之江にある加賀屋商店街(※蕎麦処富二重;ふじしげ)でうろうろしていた。

ころ合いを見計らって医院に入れば、もう診察直前状態。

次の呼び出しに入室。いつもの通りの診察プロセスはカメラアイ。

映し出される病状部位は赤身のまったくない状態に医師が告げる言葉は、きれいに進展していない。

大丈夫と認識してもらってもいいが、念のための次の診察日はお盆前の日程に予約となった。

気持ちはすっきり。

お腹も減った丁度えー時間帯に入店したかっぱ寿司南津守店。

老人、身体具合に気を寄せる人でも動きやすいバリアフリーのお店。

広々とした空間も嬉しいし、お寿司もね、である。

トイレに行っている間に注文した好みのネタ。



おふくろはいつも通りのかけうどんにまぐろのにぎり。



ぱくぱく食べたいから2皿の注文。

続けて注文するかーさんは、ほたてにつぶ貝。



180円の兵庫県産大きな甘えびにこれまたいつも通りの鮮極生えび。

まぐろを食べきる前におふくろの注文はえび天にぎり。



さぁ、やっと出番が廻ってきたタブレット注文であるが、先月に食べたカニの身が欲しいと云いだす。

タブレット一通り順繰りに見てきたが、とうとう見つからなかった蟹の贅沢積み上げつつみ。

カニのシーズンは終わったようだ。

おふくろの希望が叶えられる月は過ぎ去っていたから、代わりの注文は・・いなりだった。

ここから始まる私の注文タイム。

第一弾に選んだ卵黄ソース背脂入り肉そぼろ軍艦、藁焼きかつおカルパッチョ風柑橘ドレッシングに280円の三陸生サーモン三昧。



ネタはそれぞれにある塩炙りのサーモンにいくらのせとアボカドのせ。

これが実に美味い。

どれもこれも味わい深い期間限定の新メニューに舌鼓。

どこから発想するのかわからないほどの卵黄ソース背脂入り肉そぼろ軍艦。



にぎり寿司に背脂とくるならラーメンだろといいたいが、この卵黄ソース背脂入り肉そぼろ軍艦の味の濃さ。

旨味をぎゅっと詰めたような軍艦もまた初体験。

意外と合うのが面白い。

焼きかつおカルパッチョ風柑橘ドレッシングもまた絶品。

カルパッチョ風なら味は想像できる。

そこへもってキレの良い柑橘ドレッシングが味の決め手であるが、藁焼きかつおが旨さの原点。



厚さはそれほどでもないが、食感、味わい、なにもかもが美味いかつお。

何も書いていないが焼津産のカツオに違いないと思った。

旨い、美味いを連発するもんだから、追加で注文したかーさん。

確かにこのネタ、すごいよね、との感想が嬉しい。

続いて食べた三陸生サーモン三昧。



塩炙りのサーモンにいくらのせとアボカドのせを順に食べたがどれもこれも美味しい。

その決め手はサーモンにある。

トロトロ具合が旨味を引き出すとろサーモン。

別に何も乗せない方が、ほんまの味を味わえる三陸産あがりのサーモンが気に入った。

第二弾の注文は、海鮮うま辛和え軍艦を筆頭にびん長まぐろカルパッチョ風柑橘ドレッシングにシビ辛四元豚。

久しぶりに注文した、海鮮うま辛和え軍艦が美味すぎる。



旨味たっぷり乗せた海鮮もの。

鮪に鰹に何かが潜んでいる。

これに醤油は無用。

山葵を利かして食べると一層風味が増す。

パクパク食べてまだ食べる。

追加に注文した海鮮うま辛和え軍艦。

これもまた何かが潜んでいる。

この旨タレ漬けが決め手だと思った本日一番の旨味軍艦。

これもまた美味しい、美味しいを連発したらかーさんも追加で一貫。

旨いだろうと云えば納得の味だという。

焼きかつおのカルパッチョ風柑橘ドレッシングが美味いならびん長まぐろも、と思って注文したが、美味さは焼きかつおが勝ち。



かつおというぐらいだから勝男のかつお、なんて洒落もでる。

ちょっと頼んなかったびん長まぐろカルパッチョ風柑橘ドレッシングの口直しがシビ辛四元豚。

見るからに辛そうなシビ辛四元豚。



肉が大きすぎて零れるように見える。

一口食べて、なんだこりゃの味。

これは寿司の美味さでなくシビ辛四元豚が全面に覆いかぶさる。

ビールの肴に最適な味だと思った。

その間に食べる、食べるかーさんのネタは、真いかに赤えび。

おふくろと意見が合致した鶏の唐揚げ。

分け合った2個、2個をたっぷり味わってお腹がパンパンいなっていた。

〆に選んだ焼津港水揚げ藁焼きかつお塩タタキにつぶ貝。



かつおの美味さはやはりの清水港産。

定番メニューとはレベルが違う。

口にした最後の〆味はコリコリ食感のつぶ貝。

定番メニューの旨味。売り切れてなくてほっとした。

おふくろの家で用事を済ませて奈良に戻ってきた。

食べたての寿司画像を整理しているときだ。

数時間前に食べた映像をみているだけでお腹が空いてきた。

ぺこぺこ状態の今夜の状態はすこぶる調子良し。

入浴済ませて食卓につく。

テーブルに並べた4品。

ひとつは我が家定番の美味さを誇る日向工房の鶏の炭火き。

今夜はメインではなく脇役についた。

主役はおふくろの耳鼻咽喉科診察の折りにかった小エビのから揚げに、奈良への帰り道に立ち寄って買ったかつおのタタキである。

小エビのから揚げは加賀屋商店街通りにあるスーパー食品館アプロで買ったもの。

ほんまは2個入りの新鮮サザエのお造りが欲しかったが・・次回廻し。

かつおのタタキは大阪・平野区の喜連瓜破にあるスーパー玉出喜連店で買ったもの。

ここ喜連店は2度目の立ち寄り。

総菜の種類がとにかく多い。

量の多さはすごいのに実に安価な総菜、弁当類。

どれもこれも食べたくなるメニューに目がうろうろする。

小エビの唐揚げはビールのお供。

かつおのタタキは2品に分かれ。



一つは定番通りのタタキタレに漬けて食べる。

おろし生姜におろし大蒜に刻みネギ。

一口食べて、これはいけるほうの味。

もう一品は切れ端を皿に盛ったかつおのタタキ。

サラダを添えてかけるドレッシング。

そんじょそこらのドレッシングでなく、くら寿司が売り出しているくら寿司特製の石澤シェフが開発したドレッシング。

これをかけるとなんでも旨くなる。

今夜もまたお酒が止まらない。

(R1. 6.17 SB805SH撮影)

大切な人からの贈り物は江戸切子グラス

2021年03月04日 10時25分33秒 | もらいもの・おくりもの
前夜のテレビ放映。

録画していたBS朝日の番組の「ノゾキミ企業参観!」を視聴していた。

3編あるなか、1編に“WEBから転身した若き江戸切子職人”の姿をとらえていた。

紹介するイントロに「複雑な切子模様彫りこんだ鮮やかなグラス。明日に迫った父の日のぴったりな贈り物に江戸切子。その歴史はおよそ186年前の天保五年(1834)のころ。海外のガラス製品に江戸の職人が、線や絵を組み合わせて文様を作ったのがはじまりと云われている。西洋の伝統と江戸の職人の技が融合した独自性をもつ江戸切子。
中でも圧巻の技術を誇り、業界を席巻する会社(※㈱江戸切子の店 華硝;はなしょう)。」

高い技術が認められ、洞爺湖サミットの首脳・国賓への贈呈、要人の愛用品に選ばれるなど人気となっている江戸切子・・・に飛び込んだ異例の職人の姿をとらえるBS朝日のドキュメンタリー番組「ノゾキミ企業参観」だった。

江戸切子は前々からテレビなどの情報番組で存知していた優れもの。

まさか、目の前にこんな素晴らしい伝統作品が・・・夢のようである。



しかも、有名な瑠璃杯を思い起こす正倉院ブルー。



選んでくれた家族に古代の輝きを送り届けた携帯画像。



上手く撮れなかった江戸切子映像に、また喜んでくれたのも嬉しい。

お酒の好きなお父さんへの贈り物。

飾っているだけではもったいなく、一度は口に触れたい。

美し模様の江戸切子で飲む酒は・・・発泡酒では申しわけないから、芋焼酎割りに・・。



今一番のお気に入りのカルピスソーダ割り。

美味しく飲めるから4杯も・・ごくりする、旨味体験もまた携帯画像で撮っていた。



画像を添付し、、送り届けたら、また喜んでくれたのが、とても嬉しくて・・。

(R1. 6.16 SB805SH撮影)
(R1. 6.17 SB805SH撮影)

元気う・DON木津駅前店の持ち帰り唐揚げ+牛すじ

2021年03月03日 08時43分32秒 | あれこれテイクアウト
木津駅前店の元気う・DONは度々の取材の折りに昼めしを食べる食事処。

まだすべてを食べたわけではないが、とにかくハズレがない。

注文して待っている間に配膳される650円の唐揚げ定食は気になる存在。

とにかく山盛り状態のから揚げにびっくらドン。

山が崩れたら皿からコロコロ。

ついそんなことを思い起こしそうになる盛り具合。

ひっきりなしに配膳される状況を見ていて、これはお店ナンバーワンでは、と思えるほどに多い。

その唐揚げ定食を一度は食べてみたいと思うのだが、それ以上に美味いのがある。

好みになると思うが、私の一番はことこと煮込んだ牛すじである。

むちゃ旨い牛すじを盛ったメニューに金の牛すじカレーうどんもあれば、ミニねぎ玉牛すじ丼、ミニ牛すじ丼がある。

唯一、まだ口にしていないのは牛すじうどんだけ。

いずれは食してみたい絶品シリーズ。

さて、唐揚げである。

定食でなく単品売りの唐揚げである。

今年の2月14日に食べた単品唐揚げが実に美味かった。

その美味しさを家人にも味わってほしい。

とにかくこんな美味しいもん、いっぺん買ってきたろか、と話したら即答のOKがでた。

今日は、精華町並びに山城町へ行く用件がある。

そのついでに買ってくると言い残して出かけた。

用件を済ました帰り道。時間帯は午後5時半。

お客さんはたったの一人だった。

昼間は次から次へと入店される元気う・DON木津駅前店。

夜の客層はまた違うのだろう。

食券機で支払った390円の唐揚げ券。

それだけでは私の気持ちが収まらない。

ぴか一美味い牛すじは外せないからボタンを押す。

「今日は持ち帰りだけ・」と伝えたら、いつもの通りに席に案内されておしぼりも。

できあがりまでは8分ほど。



詰めた容器が持てないくらいになった熱々の2品を受け取って帰路につく。

今夜の晩飯にこれら2品を食べた。

持ち帰ったときに1片つまみ喰いしたかーさん。

これは美味しい、という。

食卓に登場した元気う・DONの旨味唐揚げ。



冷めてはいるが味付けは抜群。

これまで食べた唐揚げの中でもダントツの美味さとべた褒め。

熱々ならもっと評価が上がったかもしれないが、冷めても美味しくいただける唐揚げ。

サクサクの唐揚げをがぶり。

中身は柔らかくて下味の効いたジューシー若鶏。

あっという間に平らげた。

ちなみに極上味のもう1品。

香りを嗅いだだけで食欲が増す牛すじ。

詰めてくれはった容器から取り出した1/3を小皿に盛って電子レンジでチン。

30秒くらいが丁度いい。

七味唐辛子をパラパラ落として、元気う・DON添えてくれた刻みネギをそっと置く。



箸でごそっと掬って口にした牛すじ。

こりゃもうたまらん至福の味。

これほど美味いもんは他の店にはまずないだろう。

とにかく箸が止まらない。

調子乗って、お酒も止まらない。

できたら、元気う・DONの単品売りの410円のヒレカツ味も試してみたいものだ。

(R1. 6.16 SB805SH撮影)

ボリューミーな柔らか煮軟骨付き豚バラはオキハムの炙り軟骨ソーキ

2021年03月02日 09時19分37秒 | あれこれテイクアウト
格安スーパーのスーパーサンデイ住之江加賀屋店で売っていた美味いオキハム炙り軟骨ソーキ。

特売コーナーに見つけた日は、3カ月前の3月29日。

特売といってもお手頃価格でなく、重量価格の430円。

それだけに、味に自信ありの、お値打ち価格なんだろう。

ちなみに下に並べたゴボウ入り軟骨ソーキは398円。

その差は、微妙であるが・・・。



美味いオキハム炙り軟骨ソーキ

食べても、食べても一向に減らないわけではないが、意外とボリューミーな柔らか豚足がむちゃ美味い。

柔らか煮の軟骨付き豚バラのトロトロ食感にしみ込んだ煮タレ。

食べるほどに旨味を感じる本ものの味。



沖縄そばに盛ったらいいとネットにあるが、これそのものが美味いんだな。

沖縄の酒は飲めないからなんともいえないが、芋焼酎でいただくのが一番。

今夜のおかずの足しに一品と思って食べた炙り軟骨ソーキ

半分は残しておきたいな、と思ったが口が許してくれない。

きれいさっぱり食べきった。

(R1. 3.29 SB805SH撮影)
(R1. 6.13 SB805SH撮影)