岩木山と秋の里
8時半に咳が出て目を覚ましたものの、林檎ジュースを数口飲むと又眠りに落ちていき、結局眠った状態で看護師さんの訪問を受けることになりました。
今日は下の洗浄、じょくそうの手当てと、洗髪をしていただくことに。洗浄、手当ての時はいつものように「やめろー」「大嫌い」と叫んでいましたが、支え役をケアマネとヘルパーさんがして下さったためか、暴れ方に配慮が見られました。「シャンプーをやらしてくれるかな?」という看護師さんたちの心配をよそに、シャンプーの間は気持ち良さそうにしていました。正直なものです。全てが終わりスッキリして、看護師さんが「帰ります。お疲れさまでした」と挨拶すると、「いいえ」との返事。これで「お世話になりました」とでも言ってくれれば、本来の母なのですが。訪問看護が終わると、疲れた様子でそのまま眠りに入りました。
お昼になって三女とY子がマックのチキン竜田を食べていると目を覚ましたので、椅子に移動してもらって、チキン竜田のやわらかパン1/3、チキン・ポテトのすりつぶし2口、煮林檎小皿1/3分、ミルクココアを飲んで、薬(血圧用、抗生剤)を服用。疲れたといってベッドに戻りました。
午後は、ベッドでウツラウツラして、目が覚めるとお茶や林檎ジュースを飲んで喉を潤していましたが、「おいしいものが食べたい」というので椅子に移り、チョコレートケーキとお茶でおやつに。ケーキはほぼ一切れを食べました。また昨日のように楽しんでもらえればと、秋に関連した唱歌を三女、Y子と一緒に数曲歌いましたが、途中で「もう嫌になった」と言われ、ベッドに戻ってもらうことに。
ベッドでも少ししか眠らず、4時半ごろからは再び椅子に戻って、夕食の支度ができるまで、四女とおしゃべりをしたりテレビを見て過ごしました。夕食は、ビールと共に、ほたての刺身2切、トマト2口、雑炊2口、里芋1口。ほたては美味しい、雑炊は塩辛すぎる、など味覚健在振りを見せてくれました。
夕食の前後から「大」の兆しがありましたが、夕食前は不発のままあきらめ、夕食後に本格的に頑張ることに。母の同意の下、座薬を入れると程なくして栓が抜けたという感じの成果。けれど、金曜以来音沙汰がないし、ここ二日ほどそれなりに食べているので、何とかすっきりして欲しいと、二度目の座薬。一回目を含め合計1時間ほど粘った結果、久々に花丸の成果がありました。その間、母と娘と3人でさんざん神さまにお願いしたのは、言うまでもありません。
「大」問題も解決し、パジャマへの着替えを終えて、8時に無事ベッドイン。夕方4時の熱は36.5度だったし、とりあえず今夜は穏やかに眠ってくれるのではないかと思います。