秋田のりんご。おいしそうですね!
今朝は8時半に三女も来て二人で床擦れの手当てをしようと決めていたのを感知したかのように、母は8時半に目を覚まし、娘達の顔を見てニッコリ、そしてウツラウツラ。「あ~、これから嫌な思いをさせるのだ」という辛い気持ちを乗り越えて、母の体位をベッド上で変えながらの手当て、清拭、着替えを断行。案の定母は痛さと怒りと不信感で、叫び、娘の手を押さえ、時には腕をつねったりして抵抗しましたが、何とかなだめながら全てを終了。
終わってしまうとそれなりに穏やかになりましたが、朝食にと勧めたバナナシェイクもミルクティも麦茶も「おいしくない」「気持ちが悪い」などと言って余り飲もうとせず、結局ただの水が一番口にあったようでした。
昼のヘルパーさん来訪時はほとんどベッドで睡眠。午後からはケアマネの定期訪問と主治医の往診があり、長女、三女も参加。主治医の診断結果は、手足の指先の紫斑は末端組織に寿命が来ていることであり、いつ何かが起きてもおかしくない最終フェーズに入っている、というものでした。また床擦れが酷くなっているので、すぐにでも訪問看護師に入ってもらったほうが良い、ということで、立ち会ったケアマネがすぐに看護師さんを手配してくれました。
主治医と入れ替わりに看護師さんが来てくださって、傷の状態をチェック。そのまま主治医のところに出向いて打ち合わせすると共に、手当てに必要なフィルムその他を入手。再びSV家に来て傷を入念に洗い、必要な処置をしてくださいました。その間母は痛がって叫びまくり、熱も38度まで上がって、本当に痛々しい限りでした。
母は手当てを終えるとグッタリ眠っていましたが、しばらくするとフッと目を覚まし、「気持ちが良いわ」と穏やかな笑顔を見せてくれ、体温も37.3度まで下がっていました。「今日は大変だったけれど、きちんと手当てをしてもらったから、もう安心ね」「そうね」といった会話をしながら、お茶やアイスクリームをポツリポツリと食べては眠るという、ある意味平穏な時が流れました。
長女と三女が帰った後しばらくして目を覚まし、熱を測ると37.8度になっていて、電話をくれた看護師さんに相談の結果、ロキソニンを服用することになりました。7時半、昨日食べ損なった茶碗蒸しを2/3ほど食べ、ロキソニンを服用すると、すぐに本格的に眠り始めました。今の様子ならなんとか無事明日も迎えられそうです。