ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

「悲しい歌を歌っているの」

2010-04-11 21:20:33 | 日常
               
          眠気いっぱいの白ちっちゃい、リラックスし過ぎ!

夕べは予想通り、グッスリ眠り続けてくれました。今朝8時に声が聞こえ始めたのですぐに入室。次女の「お早うございます!」という元気な挨拶にニッコリ。「私は誰でしょう?」には「T子でしょう」と即答、上々の目覚めとなりました。

移動・清拭・着替えにも協力的。朝食(A定食)も文句なしの完食。特に牛乳紅茶を1.5杯しっかり飲んでくれたので、最近水分補給が足りないのでは・・・と気になっていた娘としては、一安心でした。

朝食後は娘達の弁当談義(「お弁当には梅干を入れる?入れない?」「薄いオムレツにソースをかけたのが好きだった」「海苔弁が美味しかった」等々)をニコニコして聞いていましたが、途中で「おじいちゃんのご飯は中国の人が作ってくれていたの」と自分の子供時代の思い出話を始め、「蘇州は良いところだったわ。自由で、食べ物がおいしくて、楽しかった」「できればもう一度行ってみたい」と、とても母らしい話をしてくれました。

それに合わせて娘達も、母が20年ほど前に作った「自分史」を引っ張り出して、母が暮らしていた時代の中国の写真や30年ほど前に中国旅行に行った時の写真を眺めながら、しばし感慨にふけりました。(三女)

朝から一睡もせず、途中から「どうすれば良いの~分かんないよ~」という状態なってしまいました。そんな状態ながらも、昼食は手製のサンドイッチ(ソーセージ・サンドとクリームチーズ・ジャムサンド)を美味しそうに沢山食べ、夕食は「肉豆腐もどき、蕪とベーコンいため、空豆、アボカドサラダ、ビール」を完食しました。トイレは「小」2回、「大」1回。(「大」は座薬と介助で○、その後しばらく「お尻が痛い」と半泣きになり、心配させられました。(三女))

夕食後も寝る気が全然無く、8時過ぎに「頭が痛くなった」と言うので 「1日座っていてくたびれたのだから、ベッドに横になろう」と横になってもらいましたが、いっこうに寝る様子が無く、「Kちゃーん!おねえさーん!」と長女を呼んでいました。10時過ぎたので、「トイレに行く」と言って退室しましたが、寂しさをまぎらわしているのか、時々「春の小川」を歌ったりしています。次第に静かになっていますが、最終的に何時に眠ってくれるのでしょうか?

今日(昼過ぎ)の言葉:

母:「あ~」
娘:「今のは泣いているの?歌っているの?」
母:「悲しい歌を歌っているの」

(次女)
コメント
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