Dodiciluneというイタリアのレーベルのアルバムを時々拾います。
たまに知った人がいて、そして知らない人組んでいて、というので興味がわくわけです。
人の集め方などなかなかセンスがあるし、楽器の組み合わせも、アコーディオンをつかったり、イタリアらしい冒険があるのです。
ただし知らない人が多くて、飛びぬけて凄いという驚きも少ない、ジャケのデザイン統一してなかなかがんばっているなと思うレーベルなのです。
そして今回は、店頭でM・イオナータの名前あるしピアノもおなじみLussuだしという事で拾いました。
結構前(一ヶ月以上まえ)に拾ってなかなか記事に出来ませんでした。
実は同じレーベルのもう一枚をこちらは中古で拾って、同じく記事に出来ない。
そんなところが、実に地方色あるレーベルかも知れません。
その2枚を聴きまわしているのですが、実はこちらはとても聴きやすい。少し残らないのが問題です。
blogのお腹までイオナータ狙いで買われた方が、だいぶがっかりされているようですが、ある意味わかり、ある意味そうでもない。
1曲目、軽いバックのリズムは悪くはない、確かにベースの切れは悪いけど、前に出てくることもないのでほれ程までは気になりません。
2曲目も同じ感じで、ピアノが軽やかに所めだちます。
4曲目“さよなら狂ったバード”はイオナータもそれなりにがんばるし、曲自体はどってことないのですがフレーズは気持ちよい。ベースも低い音でまとめているので気になりません。
7曲目、4ビートの低音悪くないし、イオナータのフレージングは面白い、残念ながらその後のベースソロは一流ではなおので、ここら辺で面白くなくなるのかも知れません。
8曲目の、凡庸な曲とか、曲テンポで変化が乏しいのが残念、最後などはいいテンポで弾いていたのに、という事でした。
すぐに記事の出来ないあたり、やはりココという押しどころは葉っきりでなかったか、聞き流すには(このフレーズいつか禁句にしなくてはいけないかも知れない)私は問題ないと思うアルバムです。
もう一枚 Dodiciluneのアルバムがあるのです。
Bye Bye Lazybird / Gerardo Bartoccini
Gerardo Bartoccini(b)
Max Ionata(ts)
Pietro Lussu(p)
Marco Valeri(ds)
1 Tesi
2 Amigo Cohiba
3 Il Piccolo Luca
4 Bye Bye Lazybird
5 Joker
6 Oikos
7 Aglio Eolio
8 Opus Incertum Q
9 Hale Bop II
2010年作品