連休に映画館に行ったら満員で、入れなかった映画に行きました。10時にチケット発売なのでその時間につきましたが、すでに多くの人が並んでしました。150人ぐらいの劇場で私60番台でしたからかなりヒットしている映画です。
にせのボリショイ交響楽団を仕立ててパリで公演する話は、実はそこにいたる深い思いがあって・・・というとても首都圏でヒットしている「オーケストラ」という映画です。
原題は「コンサート」でそちらのほうが題としてはあっているようにおもいます。
少しドタバタ感のあるストーリーで途中首を傾げますが、最後のコンサートは圧巻、涙でます、隣の席のお兄さんもぐしゅぐしゅになったような、音楽好きにはたまらない映画でした。
その後は昔からずっと行っているイタリアンでお昼をいただいて、それはこんなものです。
一年に一度ぐらい、オクサンがカラオケをしたくなります。ここのところそのようなことを言うので、お昼のあとでカラオケボックスに入りました。
これは“イチゴ白書をもう一度”を歌っているのでした。
映画ではバイオリンのソリストが重要な役割で、最後の12分に及ぶチャイコフスキーのバイオリン協奏曲が圧巻だったわけで、バイオリンいいです。
クラシックなとてもオーソドックスな画像を見て楽しんだのですが、もうひとつは、現実クラシックの世界で超一流なのにこんなことをしてしまうバイオリンのひと、ナイジェル・ケネディの新しいアルバムがあるので拾いました。
つい最近ばったりであったアルバムが凄かったので、もちろん躊躇なく拾いました。
http://blog.goo.ne.jp/monakasm/d/20100328
出だしの曲、ジャン・リュック・ポンティがやったバイオリン・ロックにとても似たサウンドで始まります。
メンバーは前作とほぼ同じピアノのPiotr WylezolとベースのAdam Kowalewskiがいるオリジナルクインテット、テナーがはいって、ギターがゲストみたいに加わります。
前作でこれはロックで、しかしバイオリンとしても凄いと思っていたら、もっと突き出て、これパンクのアルバムです。
2曲目、しわがれた声の歌はカルチャー・クラブのボーイなのでしょか。
4曲目、“SHHH”という曲はパンクかとおもえば意外と静かなバラッド”シッー”という事なのでしょうか。
5曲目もバイオリンとテナーの静かな演奏。
6曲目は少しブルー・グラスのはいった演奏、ここら辺にきておもうのは、もちろん前作ではおどろいたのですが、クラシックで世界的な名声をもつナイジェル、としてはJAZZのここら辺は私しっているのです。
とても楽しいのですが、クラシックのナンバー1かもしれませんが、ジャズは残念ながらナンバー1とはいえません。
7曲目、プログレ・ロックはとても楽しい、基本的には凄いプレーヤーです。
ここ2作がこんな感じでした。でも天才だと思うので次にどう変わるか、まるで解りません
。
今日は実際ではありませんが、美しいバイオリンの演奏をみて、実際ではありますがパンクみたいな美しくないバイオリンを聴きました。
特に意味はありません。どちらを選びますかなど聞きません。
SHHH! Nigel Kennedy
Nigel Kennedy violin vocal
Tomasz Grzegorski Tener sax sopurano sax
Piotr Wylezol piano Hamond
Adam Kowalewski bass
Krzysztof Dziedzic drum cocal
Boy George vocal
John Themis Guitar
1. Transfiguration
2. Riverman
3. Silver Lining
4. Sssshhh!
5. Empty Bottle
6. 4th Glass
7. Oy!