
エリック・アレクサンダーというテナーを嫌いでありません。
しかし日本のレーベルから出るアルバむは聴かななっています。上手いと思いますが、聴いてもあまり驚きがなと思います。
中古屋さんでラテン・ポップの棚をみていたら、とても綺麗なジャケがあり手が止まりました。よくみるとfeaturing Eric Alexanderとあるので、逆に刺激的拾ってみました。
そして、これが素晴らしい、ラテン・ポップと棚は大間違いでJAZZ棚に入れなければいけない一枚です。
でもJAZZ棚にあってElol Villafrancaとあればかえって拾うわけはなく、今度も偶然の出会いです。

リーダーのピアニストはキューバ出身の人だそうで、最近随分有名アーティストからお呼びもかかっている人だそうです。こんな外見だらからラテンポップに置かれたのでしょうか。
そのピアニストのトリオにアレクサンダーが参加した演奏がほとんどですが、これがアレクサンダーの存在感が凄い。
1曲目快調にバップしていて、なぜこれがラテン・ポップの棚にあったのか解りません。
ピアノのしっかりしたフレーズは一流です。
エリックは豪放、ドラムスもとても面白い、なかなかです。
2曲目は静かなバラッド、決してラテンではありません。
3曲目、ピアニストがモーダルな感じだと思うと、ギャリソンみたいなベースリズムに得るヴィンみたいなドラムス、アレキサンンダーがコルトレーンを見事に吹くと行くか、影響があるのは解りますが、これほど上手く曲想をふくとは、ちょっと歳行っている私などは、コルトレーンみたいで、そこに若さもあってととてもいい気分になります。ピアノはもちろんマッコイ、この曲だけでも見つけ物です。
5曲目、出だしのピアノの数小節、この人一流の域に入るような新人ではないでしょうか。知らなかったから、今回かなり驚いています。
どこかに、このアルバムをしっかり評価している人がいるのでしょうね。
聴いたことのない方はぜひどこかで3曲目、聴いてみてください、コルトレーンのサウンドが今でも可能なのです。
6曲目、こちらでは4ビートのオリジナルをアレクサンダーがしっかり吹いて7曲目ではElioのピアノがタイナーみたいにねちっこく、ベースも力強いライン、ここら辺も良いです。
驚くべき技が、まるで隠されたようにあって、それも運が呼び込んだように出会うこと年に数回あるのです。
それがおとずれました。
The Source In Between / Elio Villafranca
Elio Villafranca(p)
Jeff Carney(b)
Dafnis Prieto(ds)
Eric Alexander(ts)
Yosvany Terry(ss,ts)
1 The Source In Between
2 The Lonely One
3 Oddua Suite
4 Three Plus One
5 In the Dark
6 Faces, Not Evil
7 Resurrection Of The Incapacitated
8 Don't Ever Say Never
9 Luna
10 The Source In Between (Latin Re-Mix)
2007年作品