JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

トラウマは解消したか Miles Davis Live the Holleood Bowl 1981

2010-06-18 23:32:17 | 聞いてますCDおすすめ


今まで見てきたライブでトラウマがのこるのが、マイルスが復帰コンサート・ツアーをした1981年の新宿コンサートです。
風がビュンビュン吹いて音が飛んで、寒くて、最悪なのは水道場後の空き地を取り囲み道にに人が出ていて、それを排除しようとする係員はJAZZなんて関係ないから、大声出して、そん中で集中できるわけがありませんでした。

ブートをほとんど買いませんが、たまたま1981年マイルス今までに出てない録音と書いてあったので(実際にはすでに記録にありました)、あのつらさを癒せるか拾ってみました。

結果はやはりブートでした、マイク・スターンの音が大きく鳴ったり、エバンスのソロがメインだったり(これはかなり面白い)ですが、音がやはり残念です。
1981年Hollywood Bowl でのコンサートの模様です。

1曲目 “Back seat Betty”から音のバランスが悪くて、これは参りました。
トラウマになった日本公演が81年10月のはじめ、このハリウッド・ボールも直前の9月25日であまり良いとは思えません。マイルスの体調も既に悪くなっていたのでしょうか。
あの新宿公園の思い出を一気に変えてくれるアルバムとはいきませんでした。

考えてみればその復帰コンサートツアーがCBSから正式にトレースされているのですから、その音が一番いいはずです。
そのアルバムはもちろん持っていましたが、久しぶりで聴きました。
日本コンサートが体調最悪だったのでしょうが、一応収録されています。上手く録音をミキシングして、私たち届いた雰囲気と随分違っていますが、これがアルバムなのですね。
そしてこのアルバムでの“My Man's Gone Now”(アルバム2、A面)など、これはブートのアルバムでは出来ない音色、やはりこちらを聴く方が数倍いいです。
ビル・エバンスのソプラノに色香があります。

という事で。ブート面白みはありますが、やはり音を楽しみたい。



これがCBSからの回答だったのかも知れませんね。
テオ・マセオがどこまで手を加えたコンサート模様か解りませんが、いやいやこのアルバムを持っているのですから、こちらを聴けば良いわけです。
マーカス・ミラーのベース・ラインがはっきりしていて、マイク・スターンのフレーズも選んだよう、楽器のバランスも、きちんとしていて、こちらで癒されるんですね。

Miles Davis Sexted Live at the Hokkywood Bowl 1981

Miles Davis tp & key
Bill Evans saxes
Mike Stern el guitar
Marxus Miller el bass
Al Fostere drumes
Mino Cinilu pwexussion

1 Baack Seat Betty
2 My Man's Gone Now
3 Aida
4 Announcenebt
5 Kix
6 Fat Time
7 Jean Pierre
コメント
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