JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

現実だけでは CON LA GUIA DE LO INVISIBLE / Menta,Ascaino

2010-06-04 21:42:34 | 聞いてますCDいいと思う


ショップの試聴システムも進んだもので、100枚ものアルバムが並べられて椅子も置いてあるので、何枚か聴いてみたら気に入ったので仕入れました。
ショップの思惑ピタリかも知れませんが、まるで知らないものを知るには良いシステムです。
チェロとギターのデュオが主体となって、そこにゲストが参加している、基本は、アルゼンチン・モダン・フォルクローレのシーンだそうですが、とてもJAZZ的なフレーズもあったり、基本は草原を眺めえるような、ゆったりしたやさしい世界です。

1曲目、ギターのアルペジオにゆったりとした流れのチェロのデュオ、ゆっくりと語りあう2人が通じあっていることが手に取るようです。
2曲目はアコーディオンではちょっとめずらしいマリアッチ
3曲目ナイロン弦のまろやかなメロディから男性の柔らかいヴォーカル、ポルトガル語らしい柔らかい歌声です。
5曲目、サンバのちょっと調子を外した歌い方、(これあるのですね、スケールが違っている)で始まり、JORGE FANDELMOREという人のヴォーカルは裏声を入れるとボナみたいな柔らかいサウンド、その後のギターのラインはエレベのラインみたいに入りパット・メセニーみたいになります。
歌っている歌手は裏声を使いながら、軽い歌かと思って聴いていましたが、これがとても主張の強い歌に変わっていくのです。この曲結構聴き応えあります。
6曲目は生ギターとピアノで始まりチェロがゆったりと別の側から入ってくるような、とても落ち着きます。
ジャンルを分けることが難しいアルバムがありますが、そうするとなかなか人々に知られないで終わってしまうアルバムがあります。
このアルバムはファンの方々には大人気のアルバムかもしれませんが、私は始めて試聴で買いました。
聴いてこれいいという事は大切にしないと、そのことがなんだか許しの元みたいです。

ここのところは、次から次に起こることの現実的な対応に追われ、1日の端から端まで、現実がつながっているような世界、そんな中にいると、これまでのmonakaラインとは随分ちがってしまいます。どうしようと思いながら中国から帰った日々をすごすと、ほんの僅か、ゆったりした翌日にこれを聞きながら気がつきました。

夢見ているような、もしくは表現している美しい時の(現実には無駄かもしれないけれど、無駄でない)時間がこちらの頭には必要なのです。
私たちは現実の問題に常に対応しなければなりませんが、その人の夢も常に持っていないといけないのです。そしてそれは少しは実現させながら進まないと、きっと上手くいかなくなってしまうのでしょう。
(たとえばこんな音楽を1時間ゆったりと聴くことを決めるというような)

ですから今日は調整をいれて、ある部分は目をつぶって、これを書いています。
やっと、そのゆったり感が戻って、それって結構物理的でしたので、これからの対応の仕方考えられました。

実際あまり読み返し出来ませんので、何を言ったのかひどい文かも知れません。
時間の経過のなかで、余裕がだんだんと出来て来ている感じです。



CON LA GUIA DE LO INVISIBLE

Eugenla Menta cello
Dante Ascalino gutar
gest
CARLOS AGUIRRE
JORGE FANDELMORE
MARIO DIAZ
COQUI ORTIZ
SYLVIA ZABZUK

1. LA GUIA DE LO INVISIBLE
2. LLAMAME
3. RECUERDOS DE RONDA
4. CANCION DE AMOR EN MAYO
5. DIAMANTE
6. PEDACITO DE RIO 1 & 2/ LA ISLA
7. DE PIEDRA Y AGUA
8. TRAMPERO Y MONTE
9. LA DESCONFIADA
10. JUNIO
11. LOS TRES DESEOS DE SIEMPRE
12. DE LA TIERRA
13. LA CHOLA BLANCA
14. CRUZ
15. LA FORTUNA DE MI GUITARRA
コメント
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