中国で新しいものを聴いてそちらで記事にしようとipodに入れていったものは、まるで機能しませんでした。
やはりジャケとかいろいろ手に取って聴くのが私の許容範囲のようでイメージつかめませんでした。
中国から帰って、余裕が出来たのかというと、それが中国の生活をつれてきたみたいで、とてもひどい生活が日常になりつつあります。中国がすぐ隣にあるような、4,5時間で行ってきてください見たいな感じです。
しかしこのblogの趣旨はそのような仕事のぐちではないので、と思うとUP減りそうです。
さてこのアルバム、前作「Share」がとても渋くていいとおもったBaptiste Trotifnonの新作です。
日本に戻って聴き始めましたがだんだんと調子取り戻しつつあります。
http://blog.goo.ne.jp/monakasm/e/8d00d528c25e8f3e1d523222991f3bfa
全作のリズム陣とホーンのマーク・ターナー、変わったのがトム・ハレルに変わって、ジェレミー・ペルトという布陣、実はこのトランペッター顔は見たことけど今度が始めて、2曲目にあっけらかんと凄いソロを取り出し出したのには驚きました。
いつも少し知性が先行するTrotignonですが、このアルバム、ライブ録音でその分熱いピアノプレーが合ってトロティニョンとしては面白い。その分録音がご指摘される方いますがよろしくない。
べーすの音が低い音で弾いているのですが切れがない、3曲目ここでベースの音が切れて低音で響いたらいい感じだったのに残念です。
同じような理由でアルバム全体として、切れの悪い演奏がというか、印象が薄まる演奏がいくつかあるように思います。
(ライブだからみていたらもっと楽しいでしょう。)
このライブは見ごたえあると思います。ドラムス、ベース、ペットとテナーに挟まれたら凄いだろうと思いますが、アリャピアノがいなくなっちゃた。
でそんなライブの楽しさをまさに表したのが4曲目、切れの良いホーン・ユニゾンから始まってペットのそろ、それなりの凄いと思っているとトロティニョンのピアノソロが吹っ切れたようにというか剛直球でくるあたり、ちょっとイメージが違ってこれ凄いです。
そしてこの曲通じて叩き続けるハーランドなど、これはライブの素晴らしさと、ライブ録音の危うさた交差して、でもライブの素晴らしさがしっかり伝わる好盤だとおもいます。
ところで実は余裕がないので困っていますが、写真を2枚。
毎日中国のこんなところで夜遅くまで仕事していましたが(いや実はこれは朝の出勤状況でもっとずっと工場地帯でそこを写すと解ってしまいますので)
助けれれたのが毎日の朝食のこのおかゆでした。
suite... / Baptiste Trotignon
Mark Turner(Ts)
Jeremy Pelt(Tp)
Baptiste Trotignon(P)
Matt Penman(B) Except on 10
Eric Harland(Ds) Except on 10
Thomas Bramerie(B) 10
Franck Agulhon(Ds) 10
Rec. Tracks 1 to 9, July 7-8, 2009, Live at Charlie's Wright (London)
Track 10, July 5, 2009, Live at Sunside (Paris)
(Naive NJ620311)
1. Prologue
2. Part I
3. Part II
4. Part III
5. Interlude
6. Part IV
7. Interlude II
8. Part V
9. Flow
10. I fall in love to easily