JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

ブレンディでも大丈夫 ESTATE / GEORGE ROBERT

2012-05-03 22:23:26 | 聞いてますCDいいと思う


George Robertがケニー・バロンとデュオしたアルバムは墨絵のようなジャケットをそのまま反映したような幻想的な演奏だったから、このアルバム、ギターとのデュオでボサノバは一寸驚いた。
でも考えてみれば、これはかなり面白い組み合わせで、いいかもしれない。
ゴールデン・ウイークは一寸毛色の変わったものを楽しんでいます。

1曲目が“イパネマの娘”でまずはど真ん中、アルトの音色の美しさは間違えないところ、あまりオーバーにならないおさえた感じで始まりました。
2曲目は“The Shadow Of Your Smile”メロディーを大切にゆったりと吹くあたり、そういえばこのアルバム、普段のアルバム選びとはすこし外れて、ゴールデン・ウィークにたのしくというくくりのアルバムです。
3曲目が大好きな“How Insensitive”を早めのテンポで、日ごろの緊張も、あちらこちらの痛みも温シップをあてられているように解けていくのです。
一番長い曲で5分ちょっと、聞いたことのある曲がならんでこのようなひと時もあるのです。
今は夜ですが、さわやかな木陰、アルコールじゃないものをいただきながら(今もちろんアルコールいただいていますが)でもいいんじゃないか、宣伝ではありませんが、コーヒー飲料のブレンディ飲みながらでもいい感じです。
5曲目“Estate”どの曲も結構ストテートな演奏、もう少しアドリブがあってもと思って聴くと、これが結構アドリッていているではありませんか。
いかんいかん、あまり考えないでゴールデン・ウイークをたのしむのがテーマであった。
6曲目、ですからこれも好きな曲“Agua De Beber おいしい水”も小気味よいテンポでまた楽しい世界に戻ります。
7曲目は“Corcovado”この曲も、すばらしい曲、名曲中の名曲ですが、世界中のナイト・クラブで演奏されているだなとおもいます。画期的な“Corcovado”もあってもいいかなと思いつつ、こちらはオーソドックス。
8曲目“あなたなしでは”では結構アドリブしています。
9曲目“ある愛の詩”までやるかでも、結構楽しんでいるのだ。
12曲目“ムーン・リヴァー”までやるか、いかんいかん楽しんでいるのだ。
13曲目“カーニバルの朝”14曲目“波”とここまであまり目立たないギターのFrancis Colettaさんがソロを取ってくれるのが良い。全般でも演奏して充分なのにでもこれで良かった良かったがましました。


ESTATE / GEORGE ROBERT

George Robert(as)
Francis Coletta(g).

1.The Girl From Ipanema
2.The Shadow Of Your Smile
3.How Insensitive
4.That's What Friends Are For
5.Estate
6.Agua De Beber
7.Corcovado
8.There Will Never Be Another You
9.Love Story
10.Arthur's Theme
11.O Grande Amor
12.Moon River
13.Manha De Carnaval
14.Wave
コメント
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