JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

ミッションは達成された Trust / Sebastian Gahler

2012-05-31 21:40:27 | 聞いてますCDおすすめ


オクサンがミッションをおえてかえってきて、遠くに住むオヨメサンも一時里帰りで帰ってきたので、いっしょに食事をしました。
いつも行くイタリアンに行ったら、これがいつもと違って良くない。写真もとったけれど喜べなかったものは話題に出来ないで、オヨメさんとの楽しい会話が残ったので(ダンナは残って勉強中)それはそれで良かった。
もう一つ、新しいJAZZのアルバムを買ってくることというミッションをもって出かけるどうなったかの報告です。
まず最初のプラハは小さなショップでJAZZが置いていなかったそうで、言葉が十分な友達がいっしょだったから確かでしょう。
ミロスラフ・ヴィトウスが出ているのにどうしたことでしょう。
近くまで迎えに行った車の中でそういわれたので、だめかと思ったらば、次のウイーンでは結構コーナーもしっかりしていたようで、お店の人推薦の2枚を持って帰ってくれました。

その一枚はメルドーの「Ode」で、あららと思ったけれどこれは文句は言えない、見たような気がしたといいながらもチェコでもしっかり人気があることが解りました。
そしてもう一ましがこのアルバム、Sebastian Gahlerという人は初めてのアルバムだけれど、ネットで見てみたら前作「Meditation」のジャケットは見たことありました。

叙情的なピアノに太く低いベースがボーンと絡んで1曲目、いかにもヨーロッパのピアノ・トリオ、実はドイツのトリオだそうですが、とても良い始まりです。一つ一つの音をしっかり弾いてフレーズがはっきりしていることが好感です。
2曲目はロマンチックな曲調、録音もクリアで立ったベースの音も良好。
3曲目、ベースが途中オーソドックスな4ビートになり、その上にピアノが強めのラインを作るのは、骨太な叙情派というかんじでしょうか。
4曲目は哀愁ある曲調、5曲目hあスウィングする4ビートとスタイルの幅もあること解ります。
6曲目、ゆっくり広がる幻想的なメロディで、タイトルをみれば“ Lord Of The Ring”
7曲目のワルツは曲名が“Winter Waltz”毛糸の帽子とマフラーでヨーロッパの町中を歩いている一寸浮き立つ感じです。
最後だけ別の人の曲でジャングルブックの序曲でダークなところを加えて終わります。

彼の地の定員さんが良いよといったとか(何語でいったかはしらないけれど)、過去の経験でも結構熱心な定員さんがいて、出たばかりのEmile Parisienを勧めてくれ、びっくりしたことありましたが、今度もなかなかでした。
入手は可能の様なので、1年のピアノ発売の中ではかなり上の方にあるアルバムと思います。

Trust / Sebastian Gahler

SEBASTIAN GAHLER(p)
NICO BRANDENBURG(b)
RENE MARX(ds)

1 Vertigo
2 Die Schonste Stadt Am Rhein
3 2010
4 Trust
5 Blues For Arthur
6 Lord Of The Ring
7 Winter Waltz
8 Jungle Book Overture
コメント (2)
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