JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

お隣のSOULとキッチリと Impressions Of Curtis Mayfueld / JAZZ SOUL SEVEN

2012-05-01 22:17:41 | 聞いてますCDおすすめ


Jazz Soul Sevenという名のグループはフィル・アップチャーチが選んだ7人グループだそうで、その名の通り、ソウルのカーテス・メイフィールドのカバー集です。

JAZZのすぐ隣あたりにいるSoulですから、なんの違和感もなし、アップチャーチなんかはソウルの人だと思っていました。
どのメンバーも達者で、だれを最初に選んだろうと考えてしまいます。
私はTerri Lynne Carringtonの存在がこのバンドのカラーを作っているように思います。
キーボードのRuss Ferranteってほとんど聴いていないのですが、うまくマッチしたピアノです。
Wallace Roney もこのようなJAZZでも、軽やかでシャープなラインを拭いていてこれもなかなかいい感じです。

1曲目アーニー・ワッツのハード目なソロ・フレージングで始まります。
2曲目のピアノがエッジがありますし、ウォーレス・ルーにーのミュートはクールでなおかつシャープです。
4曲目のルーニーはミュートなしのストレート、5曲目も同じで、フレージングはさすが、とても良いところをマイルスからうけついでいるのですね。

とこうやって聴いてくると、ソウルのカーバーをうまい人が集まってメローにメロディーをなぞるのとは一寸違うような気がしてきました。
そもそもゴールデン・ウイーク用に気軽に上質なソウル・ジャズ・サウンド楽しもうとメンバーでえらんだのですが、これはもう少し違う。

ジャズのお隣と書いたけれど、そのお隣へのきちんとしたジャズからのメッセージをグループは発しています。
ジャズのアドリブとソウル精神(重複か)をうまくあわせて、なかなか位置のはっきりしたアルバムに思えます。
アメリカでは、一番良い選択のカーティス・メンフィールドかもしれませんが、日本でヒットしたソウルグループの同じようなアレンジでの演奏、聴いてみたいとおもうので、このグループ続けてほしいですね。

Impressions Of Curtis Mayfueld / JAZZ SOUL SEVEN

Phil Upchurch (guitar)
Terri Lynne Carrington (drums)
Bob Hurst (bass)
Wallace Roney (trumpet)
Ernie Watts (saxophone)
Tudd Grttonte (keyboards)
Master Henry Gibson (percussion)

1 Freddie's Dead
2 It's Alright
3 Move On Up
4 We're A Winner
5 Superfly
6 Beautiful Brother Of Mine
7 Check Out Your Mind
8 I'm So Proud
9 Keep On Pushing
10 People Get Ready
11 Gypsy Woman
12 Amen
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする