R・Gallianoの演奏は、JAZZ系の共演が多いので、いつも気にしています。
中古屋さんで見つけたこのアルバムはジャケも格調高く、内容もオーケストラをアレンジして自分の曲と、ピアソラの曲を演奏した、大作といっていいアルバムです。
オーケストラのクラシカル系アレンジが基本なので、JAZZとは離れたアルバムですが、ガリアーノのそれまで残したものを、オーケストラバックにきちんと残したアルバムです。
1曲目から3曲は続いた序曲みたいんな演奏で、3曲目はおなじみのメロディです。
6曲目はガリアーノの代表作、ワインのマルゴーを讃えた曲でこれはとても心に響く演奏です。寺井尚子のアルバムでも演奏された代表作です。
JAZZには少し離れたアルバムですが、ボラちゃんがピアノで参加しています。
7曲目格調高く少し弾きますが、ちょっとでおわってしまいます。
8曲目はそのボラちゃんのピアノからはじまり、陰影のあるスパニシュ、JAZZ好きにはこれくらいがいいです。
このアルバム、JAZZではありません。ただDREYFUSレコードが一連に録音してきたR・Gallianoの一作としては、しっかり充実したアルバムです。
JAZZをやっているアルバムと裏表みたいに逆に重要に思います。
passatori / Richard Galliano
Jonathan Faralli ( Percussion )
Stefano Bollani ( Piano )
Cinzia Conte ( Harp )
Pierpaolo Ricci ( Viola )
Riccardo Masi ( Viola )
Richard Galliano ( Accordion )
1 Premier Mouvement
2 Deuxieme Mouvement
3 Troisieme Mouvement
4 Oblivion
5 San Peyre
6 Valse a Margaux
7 Melodicelli
8 Habanerando
9 Primier Mouvement
10 Deuxieme Mouvement
11 Troisieme Mouvement
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