中古屋さんでずいぶん前にみて、ジャケットを覚えていたものを何もわからずに拾いました。1995年、ピアノとテナーのスウェーデン人がブルックリンでアメリカンリズムを入れての録音です。
1曲目、角が取れていながら、形はしっかりスクエアな音のピアノトリオで、美しいトラッドです。美しい曲を壊すことなくメロディアスな進行です。
2曲目はテナーが入ってバップ調、途中からはなぜか激しくなってフリーキーな音が出てちょっと驚きます。
3曲目、落ち着いた音の曲は、コルトレーンの「バラッド」を聴いているような感じ。
ここから3曲はピアノトリオで5曲目は東欧のフォークを思わせる短い曲。
これが6曲目につながり、5曲目をモダンに内省的にした感じです。
7曲目はテナーが戻りカリプソがはいった正調な演奏、8曲目はバラッドでテナーは2曲目以外はオーソドックスな平均点を超える演奏です。
9曲目はクラシカルなピアノトリオ演奏。
トリオとホーンの入る兼ね合いも良く、特にピアノは結構いいと思います。
調べれば新作が出ていて,より現代的な演奏のようでちょっと気になっています。
「Goes Along Long Way」 Mathias Landaeus
Blabete / Mathias Landaeus
Mathias Landaeus piano
Dave Miller bass
Sebastian Voegler drums
Karl-Martin Almqvist tener sazphone 2,3,6,7
1 Farmors vaggvisa
2 Flux
3 Trust
4 Lunar
5 Blabete
6 Till Samuel
7 Bikini Time
8 Brief
9 Player for the Stratosphere
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