2月はキムハクエイのライブへ行く機会がなく、何時行こうかと思っていたら、1週間前ぐらいにこのコンサートをみつけました。
住んでるところから数駅のところで面白そうなので行くことにしました。
昔の活動の中心地だった街で駅前がこのように変わりつつあります。
工事も進んでいるようで、この地域はどの様になっていくのでしょう。
影響が出ること、この年ではあまり好みません。
3時開演のコンサートは全席自由、ハクエイをみてみたいといっていた2人の女友達(もとい、奥さんの友達)と3人でいくので、ベストポジションでみた欲しく2時にはついてしまいました。予約をみるとお客も少ないようで、やりすぎました。
でもこの会場、じっくり見る価値ありです。
パイオニア株式会社の前身となった会社を創設した松本望氏の住まいともてなしの場所として立てられた建物です。
庭園には幾つかの茶室を配していて、ゆっくりとお庭を散策することができました。
建物に戻ってても、ここでお待ちくださいと案内された部屋に特に警備もなし、いけないかも知れませんがお宅の部分も探検してしまいました。
厨房とか会って、絵画や陶器などこれって、みんな本物なんだろうと思いながら見せていただきました。
開演時間も近づき、ホールに案内されると小さなパイプオルガンがある部屋でした。
音響設計もきちんとされているのでしょう、木の天井にも曲線を持たしています。
先ほどみた開発の風景から、時間と距離が大きく離れているようです。
案内した2人に最前列に座ってもらい、後は開演を待つばかり、ハクエイのピアノと井上淑彦氏のサックスとのデュオの演奏です。
ちょっと変わった形のピアノはベーゼンドルファー製で、これが結構地力強い、よく鳴りました。
井上淑彦氏は昭和52年生まれ、ハクエイとはこの日が始めての対面、このコンサートを企画された方が絶対に合うからと薦められての実現だそうです。
ハクエイも楽しみですと言っていたので、このようなお見合い、うまくいくと良いと期待がたかまります。
1st
1 フォーリング グレース
S・スワローの曲でスタート、ハクエイのピアノからはいりますが、ピアノがよく鳴ります。ただ鳴り方は上品、あまりJAZZ鳴らしたことがないという、ピアノがちょっと戸惑っている感じです。
初めての二人に戸惑いがあるのは、当たり前で、それでもサックスのソロが終わったあとのバースになると、だんだんとインタープレーしていきます。
2 ニュータウン
上品でゆったりとした井上氏のMC(誰かさん見習ったほうが良い)のあとはハクエイの曲。井上氏がソプラノを持ってくれてとても嬉しい。この曲ソプラノにはとても合うと思います。
3 ファイアーワークス
井上氏のオリジナル、“花火”だそうで,楽しそうにに花火をする情景が浮かびます。軽やかでソフトなテナーが素敵です。
4 エミリー
スタンダードは長いピアノソロのあとにゆったりと入ってくる手テナーが美しい。
5 ノースタイダー
慣れてきたハクエイのピアノも自分のメロディーを紡ぎだして、とてもよくなってきました。井上さんのテナーには聴きほれてしまいます。
1stが70分ぐらい、かなり長かったと思いますが、とてもいい場所でいい感じです。
2nd
1 ウィイチタ・タイ・トウ
2ndはさすがに打ち解けた、もはや気心が通じたような始まりで、テナーの単音のリズムから始まりました。インディオの曲だそうですが、ポップみたいな展開もある曲でした。
1stから2ndへの変化がしっかり伝わります。テナーのフレージングが弾んでで楽しんでいます。
2 オープン グリーン ドアー
ハクエイの曲にはやはりSSが合いますね。サックスでいつもよりかちょっと違った曲展開でした。
3 イースト プラッジ
井上氏のオリジナルはスパニッスで、ハクエイの全曲と続けて組曲みたいに合っています。ですからここに来て、ハクエイのピアノ部分、自分のフレーズがでてきて、この部分で井上氏にしっかり影響を与え始めました。
4 モア ヒューマン
そして続くのがラース・ヤンセンのMore Human 、とても調和するようにテナーが優しく歌えば、ここにいることの幸せに包まれます。
ハクエイがラースを弾いている。私にとって凄い相乗効果、すごいですシスターたまりません。
5 グラスホッパー
MCでの井上さんのバッタの話を聞いてハクエイのピアノがはじけました。ピアノがはじけるとはこのようなことを言うのです。天使のハミングも鳴っています。もはや聞惚れる状態になっていて感想が大まかです。
素晴らしい2nd アンコールは井上氏の“ずっと”という曲です。
ちょっと歌謡曲ですが、やさしい雰囲気のこれが泣かせます。
ライブハウスでなく、小ホールでここまで盛り上がるコンサートはすばらしく、心の残るコンサートでした。
アンコール前に井上氏がこれからもハクエイさんと演っていきたいと心から言っておられたと感じました。ストレートに音楽を表現する氏の清清しい気持がとてもうれしく感じました。ハクエイファンとしてとてもうれしく、そしてこのパフォーマンスを聞いていた私も、ぜひ続けて欲しいと思うものでした。
ハクエイとコンサート会場で話したことと、その後の感想メールへの答えが返って着ました。
ひとつには両氏のオリジナルに共通点があり、好きではないかということには、演奏を終わって、好きですが緊張しましたとので、
「 今日は僕もとても楽しかったです。 初見で譜面にガチガチでしたがあと2、3回やれば更に良くなると思います。」
ということで、これってこの後凄く良くなりそうです。
お連れ二人も(オクサンが途中で入ってきたのには驚いた)満足していただけたようです。
客観的にもこのセット企画された方にも感謝いたします。
とても素晴らしい出会いを経験することができました。
きっとこの関係は続くでしょう。
住んでるところから数駅のところで面白そうなので行くことにしました。
昔の活動の中心地だった街で駅前がこのように変わりつつあります。
工事も進んでいるようで、この地域はどの様になっていくのでしょう。
影響が出ること、この年ではあまり好みません。
3時開演のコンサートは全席自由、ハクエイをみてみたいといっていた2人の女友達(もとい、奥さんの友達)と3人でいくので、ベストポジションでみた欲しく2時にはついてしまいました。予約をみるとお客も少ないようで、やりすぎました。
でもこの会場、じっくり見る価値ありです。
パイオニア株式会社の前身となった会社を創設した松本望氏の住まいともてなしの場所として立てられた建物です。
庭園には幾つかの茶室を配していて、ゆっくりとお庭を散策することができました。
建物に戻ってても、ここでお待ちくださいと案内された部屋に特に警備もなし、いけないかも知れませんがお宅の部分も探検してしまいました。
厨房とか会って、絵画や陶器などこれって、みんな本物なんだろうと思いながら見せていただきました。
開演時間も近づき、ホールに案内されると小さなパイプオルガンがある部屋でした。
音響設計もきちんとされているのでしょう、木の天井にも曲線を持たしています。
先ほどみた開発の風景から、時間と距離が大きく離れているようです。
案内した2人に最前列に座ってもらい、後は開演を待つばかり、ハクエイのピアノと井上淑彦氏のサックスとのデュオの演奏です。
ちょっと変わった形のピアノはベーゼンドルファー製で、これが結構地力強い、よく鳴りました。
井上淑彦氏は昭和52年生まれ、ハクエイとはこの日が始めての対面、このコンサートを企画された方が絶対に合うからと薦められての実現だそうです。
ハクエイも楽しみですと言っていたので、このようなお見合い、うまくいくと良いと期待がたかまります。
1st
1 フォーリング グレース
S・スワローの曲でスタート、ハクエイのピアノからはいりますが、ピアノがよく鳴ります。ただ鳴り方は上品、あまりJAZZ鳴らしたことがないという、ピアノがちょっと戸惑っている感じです。
初めての二人に戸惑いがあるのは、当たり前で、それでもサックスのソロが終わったあとのバースになると、だんだんとインタープレーしていきます。
2 ニュータウン
上品でゆったりとした井上氏のMC(誰かさん見習ったほうが良い)のあとはハクエイの曲。井上氏がソプラノを持ってくれてとても嬉しい。この曲ソプラノにはとても合うと思います。
3 ファイアーワークス
井上氏のオリジナル、“花火”だそうで,楽しそうにに花火をする情景が浮かびます。軽やかでソフトなテナーが素敵です。
4 エミリー
スタンダードは長いピアノソロのあとにゆったりと入ってくる手テナーが美しい。
5 ノースタイダー
慣れてきたハクエイのピアノも自分のメロディーを紡ぎだして、とてもよくなってきました。井上さんのテナーには聴きほれてしまいます。
1stが70分ぐらい、かなり長かったと思いますが、とてもいい場所でいい感じです。
2nd
1 ウィイチタ・タイ・トウ
2ndはさすがに打ち解けた、もはや気心が通じたような始まりで、テナーの単音のリズムから始まりました。インディオの曲だそうですが、ポップみたいな展開もある曲でした。
1stから2ndへの変化がしっかり伝わります。テナーのフレージングが弾んでで楽しんでいます。
2 オープン グリーン ドアー
ハクエイの曲にはやはりSSが合いますね。サックスでいつもよりかちょっと違った曲展開でした。
3 イースト プラッジ
井上氏のオリジナルはスパニッスで、ハクエイの全曲と続けて組曲みたいに合っています。ですからここに来て、ハクエイのピアノ部分、自分のフレーズがでてきて、この部分で井上氏にしっかり影響を与え始めました。
4 モア ヒューマン
そして続くのがラース・ヤンセンのMore Human 、とても調和するようにテナーが優しく歌えば、ここにいることの幸せに包まれます。
ハクエイがラースを弾いている。私にとって凄い相乗効果、すごいですシスターたまりません。
5 グラスホッパー
MCでの井上さんのバッタの話を聞いてハクエイのピアノがはじけました。ピアノがはじけるとはこのようなことを言うのです。天使のハミングも鳴っています。もはや聞惚れる状態になっていて感想が大まかです。
素晴らしい2nd アンコールは井上氏の“ずっと”という曲です。
ちょっと歌謡曲ですが、やさしい雰囲気のこれが泣かせます。
ライブハウスでなく、小ホールでここまで盛り上がるコンサートはすばらしく、心の残るコンサートでした。
アンコール前に井上氏がこれからもハクエイさんと演っていきたいと心から言っておられたと感じました。ストレートに音楽を表現する氏の清清しい気持がとてもうれしく感じました。ハクエイファンとしてとてもうれしく、そしてこのパフォーマンスを聞いていた私も、ぜひ続けて欲しいと思うものでした。
ハクエイとコンサート会場で話したことと、その後の感想メールへの答えが返って着ました。
ひとつには両氏のオリジナルに共通点があり、好きではないかということには、演奏を終わって、好きですが緊張しましたとので、
「 今日は僕もとても楽しかったです。 初見で譜面にガチガチでしたがあと2、3回やれば更に良くなると思います。」
ということで、これってこの後凄く良くなりそうです。
お連れ二人も(オクサンが途中で入ってきたのには驚いた)満足していただけたようです。
客観的にもこのセット企画された方にも感謝いたします。
とても素晴らしい出会いを経験することができました。
きっとこの関係は続くでしょう。
場所もステキ。うらやましいかぎりです。
ハクエイさん、こちらにくる予定はないのでしょうか。
この組み合わせ、初めてということでハクエイとても緊張していたみたいですが、もっとずっとよくなる予感を話していました。
カノンさんのこのコメント、ハクエイに転送したいと思います。
とにかくファンが大事ですからね、どんどん意見しましょう。