アトリエ澤野コンサートはここのところ定期的に開催されているようですが、行ったことがありません。とても行きたかったと思プレーヤーもいますが、場所とタイミングが合いませんでした。
今年のコンサートが11月に開催されること、それが3連休の初日の11月1日、そして行きやすいオーチャードホールです。澤野工房の先行販売が6月21日(土)12時からだと知ったのはその週の前半、これは良い席が確保出来そうなので行くことにしました。出演者はあまり気にしていません。
http://www.jazz-sawano.com/magazine/concert/index.html
昼過ぎにはネットで予約終了しました。で来る人たちどうでしょうか。
ピアノ・トリオ2つ(1つはリーダーがベーシストです。)
澤野工房のファンの方は良く知った人たちでしょうが、トヌー・ナイソー・トリオは最近評判良いのはしっていますが、購入したことはありません。
心地よくスウィングをする人なのでしょうか、まあ楽しめるる感じがします。
ジャン・フィリップ・ヴィレの方、このベーシストの顔は覚えています。
発売された当時に購入していたアルバムがありました。幾度か記事にしようかと思いましたがうまくいかなかったアルバムです。
2曲目から聴き始めます。と言うのも1曲目の小刻みなアルコベースの音が強烈で難しい印象に支配されてしまうからです。
流れるようなピアノとベースの軽快でいながら個性がしっかりと解る曲。
3曲目“A Nightingale Sang In Berkley Square”このかわいらしい曲を曲想ぴったりナイチンゲールが本当に鳴いているような演奏です。リーダーがベースですが、曲の素晴らしさはピアノの上手さです。
4曲目ビクターヤングの曲がこうなるかという、ベースとピアノがそれぞれ独立しているような現代的な感じです。
6曲目イントロからソリッドな音のピアノがオリジナル曲かとおもわせますが、最後の方でヘンリー・マンシーニの曲とわかります。
7曲目になるとピアノの音がすこし柔らかくなって、これはピアニストのオリジナル、このピアニスト音色を幾つか持っているようで、ここではリズミックにモダンに歌って、哀愁もある良い曲です。
8曲目、ジェームス・カーンの“All The Things You Are”も普通には弾きません。
この一筋縄でいかないメンバーは、信頼関係に結ばれているので、他者にまかせるところは完全にまかせ、自分のパートに専念します。
1曲目に戻って“I'll Remember April”を聴けば、美しいピアノとアルコのリズムはラヴェルの「ボレロ」じゃないですか。それが解れば楽しくなりました。
どのように演奏するか解らないJean-Philippe Viret、11月のコンサートに向けてジョーカーを一枚引いて持った感じです。
AUTREMENT DIT / Jean-Philippe Viret
Jean-Philippe Viret(B)
Edouard Ferlet(P)
Antonie Banville(Ds)
1 I'll Remember April
2 HAYAKU
3 A Nightingale Sang In Berkley Square
4 A Weaver Of Dreams
5 I Got Rhythm
6 The Days Of Wine And Roses
7 Changements
8 All The Things You Are
9 I Didn't Know What Time It Was
10 Le Cerf Est Dans La Fac
「L’INDICIBLE」は理解できませんでした。
コンサートほんとジョーカーですね。
Jean-Philippe Viret Trioはこのアルバムしか聞いたことがありません。
新しいほうが理解できないとすると、不安になってきました。
思います。
1日で2つの空気感を味わえる醍醐味を味わっていただけたら
と思います。良い席だといいですね。
カノンさんお薦めのsawanoのコンサート初めて行きます。良質な音楽を追求されている澤野さんには、その方針をくずさずに続けていただけるよう希望しています。