ショップに行くと全く知らないアルバムが必ずあって、何も買うものがないと、我慢できずにちょっと聴いてみます。
ノルウエーの新人らしいのですが、試聴してよいので拾いました。
拾ったのが6月のはじめですが、以来このアルバムを今年一番聴いています。
1曲目フォーク調でテクをひけらかすわけでありませんが、丁寧に、実に丁寧にひいてっくれて、これ何度も聴いているわけで、とても優しく寄り添います。
2曲目も柔らかい、ベースがとてもウッディーな響きで好きです。4ビートのリズムをつるのでありませんが、メロディーラインが取れも親しみやすい流れです。
3曲目、日本語ジャケは“In the mood"とありスタンダードかと思いましたら、ジャケでは“In the woods”もちろん北欧の森の静けさからはじまり、深いところは結構強い森の聖霊を表現しています。
4曲目は、フリーインプロを入れたリズムに対応した曲。
5曲目、このピアニスト、中音域とハーモニーで曲を構成して、ピアノタッチは柔らかい、バックグランドして聴いても気にならない、でもじっくり聴いてもかなり良いトリオです。
6曲目のアルコなどもさくがヨーロッパのベーシストです。
7曲目はリズムに乗るゴスペル調が再び埜曲。
実はこのアルバム良いと思います。たぶん今年一番聴いていると思うアルバムです。
なんせ、中国から帰って買ってから2週間ぐらい毎日聞いているのです。
それはJAZZとして興奮するというのととは、少し違って、とてもウームと毎日考えているバックにながれると、なんだか良く私の思いを聴いてくれて、落ちかしてくれているように思うです。
私、カウンセリングなど受けたことありませんが、押し付けがましくなく、尚且つこちらの話はの邪魔にはならず、でも相手の確立したスタンスでこちらと対峙してくれているような安心感があり、そんなことを日々受けているアルバムなのです。
ですから、いつもなら良いと思うとするかも知れませんが、今年の私としてはお薦めの一枚になりました。
you had me at goodbye / Espen Eriksen
Espen Eriksen(p)
Lars Tormod Jenset(b)
Andreas Bye(ds)
2010年ノルウェー作品
1. Anthem
2. Grinde
3. Masaka Tsara
4. Not Even In Brazil
5. Intermezzo
6. On The Jar
7. To Whom It May Concern