どうということない軽めのラブコメディである。最初の設定がわかれば、たぶんこうなって、ああなって、どうせ最後はハッピーエンドでしょ、と全部わかっちゃうような造りである。
それでもこの手のラブコメをよく見ているのは、(以前の映画の記事を見ると分かると思うけれど。。。) ヒュー・グラント様が好きだから。あのしわっぽい垂れ目が溜まらないというか。最近ヒュー様の日本での公開映画はこんなラブコメが多い。もうちょっと重厚な役もできると思うんだけどね~。
80~90年代トレンディドラマの 石田 純一 みたいな (見てなかったからよく知らないけど) 感じの役は見飽きてきたわ。
今の自分は深刻な映画や考え込むような映画は見たくない。久しぶりの映画鑑賞にはこんなコメディーがぴったりだ。おまけにこの映画、出演者がなんでこんなに豪華なの ? というくらい味のある俳優が目白押し。もったいないくらい。
ヒュー・グラントが演じるのはニューヨーク一の敏腕弁護士。妻とは3ヶ月別居状態。原因は自身の浮気。その妻で有名不動産屋を切り盛りするのは、「セックス・アンド・ザ・シティ」 の サラ・ジェシカ・パーカー。
↑ モーガン夫妻を預かるウィラー夫妻を演じる サム・エリオット と メアリー・スティーン・バージェン
この写真見ただけでも、南部のこなれた夫婦って風情が伝わってくるでしょ ? かっこいいのよこのお二人。
↑ 夫妻のそれぞれの秘書たち
この二人が又。(笑)(笑)(笑) サラの秘書役のエリザベス・モス (右側) の演技が笑える。
その他にも名前は分からないけれど、とっぽい田舎のお医者さん役の若者とか、タダの可愛いチョイ役の女の子かと思うとビックリの特技を持ったカワイ子ちゃんとか、カントリーソングのめちゃうまい子役とか、渋い南部のおじいちゃんとか、役者さんを見ているだけで飽きない映画だ。その分ストーリーはシンプルだけどね。
大ヒットするような映画ではないけれど、好きな俳優を見て笑って気分転換したいならお薦めよ。
だが…この映画 「夫婦の絆」 がテーマだった。うっかり気楽に見ていたら途中ぐっと来てしまうところがあって、今の私にはチョイスを間違ったかと思ったわ。すぐに気持ちを持ち直せたけれど。
夫婦もの映画はしばらく見ないと決めたトミー。