↑ 長年持っていた洋書や写真集の一部を整理することにしました。
だんなの遺品整理をしていると自分の荷物も整理しなければ、と言う気分になり ダンシャリ を進めています。
少しづつでも棚や押入れが片付いてくると本当にさっぱりします。
今回は結婚前に買って、大事にしまってあった洋書類を売ることにしました。
上の写真、左上から
猫のカラー写真集 「The Love of Cats」たぶんアメリカ製。文章も有りますが、可愛い猫の写真満載。
同じく猫写真集ですが、中は白黒の 「From Kittens to Cats」アメリカ製。子猫の写真もいっぱい有ります。
猫の描き方、ドローイングのハウツー物 「HOW TO DRAW CATS」表紙に1ドルとか書いてあるわ。(笑)
これを見ながら、専門学校の宿題をチャチャッと描いてしまったっけ。(笑)
中の一番左は アリスもの。
古今東西の 「不思議の国のアリス」 に掲載されたアリスのイラストがわんさと載っています。
買った当時子供の私は、説明文が読めなくても図版を見ているだけで幸せでした。(今も読めないけど)
これは今でも人気があるのではないかな ?
その横は、アルフォンス・ミュシャのカラー画が表紙にありますが、いわゆるアール・ヌーボーの特集をしているオールカラーのアート雑誌。2ドル95セントの値段がそのまま貼って有ります。
その横の白い表紙は、ミュシャ没後50年の年に東京で開催された記念展に行った時に買った図録。
洋書ではないです。
みっちりカラー写真や説明文があって、読みごたえたっぷり。
全部読んだ人なんて研究者以外いないのでは ?
中段の一番右は、立木義浩 の写真帖 「イヴたち」
昔、深夜のテレビ番組の企画コーナーで毎週ヌード写真を撮って発表していたものを、一冊にまとめたもの。(だと思うんだけど)
これは次の記事ででも、もう少し詳しく紹介したいな。
下段は オーブリー・ビアズリー2冊。
当時大好きだったんだよね~。
今も勿論好きだけど、最近あまり暗すぎるものは受け付けなくなってきた。
楽しいものが見たい、聞きたい。
人間、幸せな時は悲恋や悲劇に涙するのが好きなんだけど、苦しい時はそんなもの見たくないよね。
子供時代って本当に幸せだったんだな。
さて、これらを売ってもたいした金額にはならないだろうが、しまいっぱなしの本を棚に置いておくより、家の整理にはなるだろう。
ネット古書店へ送るより神田の古本屋に持参したいけど、重いしな~と考えるトミー。