障害物回避は左右の2通り用意しておく
レスキューの競技には障害物が必ずあります。 障害物が置かれるのは、回避するための十分な広さがある場所なのですが、必ず両側に(回避するための領域)が在るわけでは無いようです。 ですので、障害物の回避は、「右から回避するプログラム」と「左から回避するプログラム」の2通りをあらかじめ用意しておき、当日の競技台のコースを確認した上で、左右を選択するのが良いようです。
ルール上は、「障害物は壁から25㎝離れていること」になっています。 ただ、回避する側に別の黒線があると、そちらにショートカットしてしまう可能性があります。 これらを総合的に判断して左右を選びましょう。
障害物の大きさや色、形状についての規定はルール上は無いようです。 ただ、「黒いラインをまたぐような形で障害物を置く」と規定されています。 そうすると、世界大会の時に、ドイツチームのメンターから「ドイツオープンでは障害物がギャップの中に設置されていた」と聞き、写真も見せてもらったのですが、これはルール外だったのでしょうか?
いま改めてルールを読み直してみると、障害物は黒い線上に置かれるもののようです。 そうするとジャパンオープン大阪でレッドゾーンに障害物が置かれていたのは、ルール外のことで、単にコース設定者の趣味?だったのではないかと想像しています。 (2008.8.17 修正)