関東ブロック大会2012が終って、早くも一週間がたちました。
ちょっとだけ、振り返ってみたいと思います。
ロボカップジュニアは、チーム活動を重要視することから、2人以上のチームしか参加できなくなりました。
だから・・・参加チーム数は少ないのかと思ったのですが・・・関東ブロック内でレスキューBには8チームのエントリーがありました。(1チームは当日棄権)
M&Yは、もとから2人チームなので問題無しですが・・・
でも、今回はYだけで参加です。 なぜかというと・・・Mは勉強しきゃいけないから・・・
チーム内での役割は、Yが機体制作、Mがソフト面となっていましたが、今回の大会をターゲットに、ある程度はYもプログラムを見られるようにしてました。
今回、M&Yが参加したのはレスキューBです。
M&Yとしては3年目なのですが・・・他のチームがなかなか凄い!
「3TΣ」は説明する必要は無いと思いますが・・・
「Mr. Archimedes」は、前回のジャパンオープン大阪2011でレスキューBの優勝チームです。(つまり前回の日本チャンピオンということ・・・残念ながら、世界大会への参加辞退)
本来ならイスタンブルで大活躍のハズでした。
いやっ、ひいき目でなくても、世界大会で優勝する実力はあったと思います。
ロボットは自作機で、とってもスムースに動きます。
今回の会場である玉川学園から参加の「Atlantis」も、レスキューBには2回目の参加です。
前回は、神奈川・西東京ノード大会のレスキューAで上位入賞しており、関東ブロック大会への参加権を持っていたのですが・・・関東ブロック大会への参加権を放棄してレスキューBに参加した経緯があります。
こちらも自作機で、壁を検知する距離センサーが沢山搭載されていました。
迷路探索は単純な右手法のようですが・・・プレゼンポスターが判りやすくて、とっても参考になります。 (今回はMが参加しなかったので、レスキューBで唯一の女性チームでした。)
そして、一番恐ろしいのが・・・千葉ノードの渋幕軍団です。
そのなかでも、旗艦である「こりおり」・・・
彼は、2009年のジャパンオープン大阪2009で、レスキューセカンダリで準優勝しました。 本来であれば、世界大会に参加しているハズなのですが、その年の世界大会は開催規模が小さく日本からのレスキューセカンダリは枠が1チームしかなかったのです。
しかも、渋幕軍団は、マイクロマウスの大会にも参加しており・・・11月に開催された千葉ノード大会でレスキューBのデモをやった時に、私が作った迷路をいとも簡単に抜けてしまったのです。
単に迷路を抜けるだけでなく・・・全経路を探索した後に、最短経路を通って出口を抜ける、というのをすばやく正確にこなしました。
(それを見て、私は大変驚き、かつ落胆して帰りました・・・苦笑)
ロボットはアルミフレーム? の、とっても重厚な作りです。
ステッピングモーター特有の「ブーン」という特殊な音(M&Y語録:しぶまく音)を鳴らしながらねずみのようにチョコマカと動きます。 「ちょこまか」という表現だと、ふらふら動くように感じられますが・・・もう、まったく無駄の無い動き!
ただ、彼ら(渋幕の人達)は11月~12月にロボット関係のイベントが目白押しであり、さらに、試験が競技前日まで続き・・・被災者の発見ができたのが競技当日の午前3時という・・・とっても条件の悪い状況だったそうです。
ということで、世界大会への参加こそ無かったけれども・・・世界大会に参加する実力のあるチームが目白押し! という感じでした。
正直・・・彼らが本来のパフォーマンスを出してきたら、どのチームも「どんぐりのせいくらべ」だったと思います。
今回、大会当日は受付から調整、車検、競技・・・と、Y一人でこなせるか心配していたのですが・・・さすがにロボカップジュニアへの参加5年の経験者として、全然問題なかったようです。
とにかく、レスキューBという競技をブロック大会で無事に開催し終えられて、胸をなでおろしています。
本当のことを言うと・・・今回は、M&Yには、あんまり期待していなかったのですが・・・
こんなところで、運を使っちゃって良いのか・・・てか!