本日は、ロボカップジュニア関東ブロック大会の2日目です。
レスキューは、レスキューライン(WL:ワールドリーグ)とレスキューメイズが開催されました。
本日は、私とM&Y母はレスキューメイズの審判でした。
メイズの競技は、午後だけなので、午前中はレスキューラインの運営を手伝ったり、適当にブラブラしてました。(笑)
今回は、コロナ禍での開催なので、チームメンバーもスタッフ数も絞り、無観客で、開会式や表彰式もありません。競技も午前と午後を分けて参加者の滞在時間も極力短くなるように配慮されていました。
そのため、競技が1回だけの「一発勝負」でした。
(M&Yがロボカップジュニアに参加した2007年の頃のレスキュー競技はノード大会もブロック大会も一発勝負でした。そのため、様々なドラマがありましたよねぇ 笑)
で・・・メイズの競技ですが・・・
エントリーチームは3チームでした。
ディフェンディングチャンピオンの玉川学園、それに産技高専、渋幕の三つ巴です。
しかし、当日になって、渋幕はロボットが完成しないとのことで参加辞退の連絡があったそうです。
(学校での部活ができず、いろいろ努力をしたが、ダメだったそうです・・・)
ということで、玉川と産技の対戦となりました。
練習時間の動きを見ていると・・・さすがチャンピオンの玉川はきちんと経路を進み、被災者も発見して迷路抜けもできています。ちょっと傾斜路で苦労したり、黒のタイルを抜けてしまったりしてましたが・・・
一方の産技は、まだ、ロボットも出来立てで、まだ試運転前の調整中・・・という感じでした。たまに被災者を発見して「おぅ、ちゃんと動くじゃない!」とメンバー本人達が驚いたりして・・・
競技コースはこんな感じでした。
コース設計はレスキューメイズチーフの青木先生です。
スタートは、上の写真の一番手前の角です。
フィールドは、私が大昔に産技高専に寄贈したプラダンの簡易フィールドがベースです。
大事に使ってくださってありがとうございます。
2020年ルールで新たに追加された、部屋の中のコンパクトな傾斜路や、階段は・・・青木先生の手作りです。
コース自体は、難しところはなく、普通だと思います。
さて、競技は一発勝負!
まずは玉川学園のチームです。
スタートして、最初の熱の被災者を発見し、停止してランプを点滅、レスキューキットの配布成功! 順調ですね。
しかし、悲劇はその後に・・・
ロボットが再び走り出すと・・・そのまま黒いタイルを走り抜けてしまったので競技進行停止になりました。
チームキャプテンがロボットを持ち上げて、リセット操作を行ったのですが・・・ロボットのタイヤは、なぜか回転し続けます。再スタートしましたが、ロボットは被災者を無視して通り抜け、続け壁にぶつかて、そのまま壁を押します。その後も何度か競技進行停止でリセット操作をしますが・・・ロボットのタイヤは回り続け・・・しかたなくキャプテンはリタイア(競技終了)を宣言しました。
得点は、被災者の発見とレスキューキットの配布で合計20点でした。
う~ん 本番の悪魔の呪いか!?
次の産技チーム・・・競技が開始しても、じっくりと調整してます。(調整というか、いまさら「黒がタイルが認識できない・・・」とトラブルの原因を想像して、あれこれと対処をしている)
競技開始から6分が経過して、やっと得点走行を開始しました。
最初の熱の被災者を発見、レスキューキットの配布成功・・・そして、その後に競技進行停止・・・スタートタイルから方向を変えて再スタートして、別の熱の被災者を発見してレスキューキットの配布成功!
で・・・タイムアップ!
なんと、(たった)2人の被災者発見でデフェンディングチャンピオンに勝ってしまいました!
ということで、波乱のレスキューメイズでした。
競技が終わった後に、玉川学園のチームに、もう一回走らせてみますか!? と言って、コースを開放したのですが・・・結局、原因が分からず、再挑戦をせずに(出来ずに!?)終了となってしまいました。
この無念の乗り越えて、次回の改善につなげてほしいです。
とりあえず、2日間に渡る関東ブロック大会が終了しました。
(なんか、スッキリしない感じはありますが・・・)
あとは、後日にクラスターが発生した、などというニュースが無いこと祈ります!