今回のお題は BM43a です。
前の記事はこちら 40%キーボードプロジェクト その13 - Re: The history of "M&Y"
自分としては、とっても長続きしていると驚いている 40%キーボードプロジェクトです。
最初は、作って使って「うん、なるほど、こういものか・・・」 でも、使いにくいからもうイイや・・・
となると思っていました。
でも、キーマッピングなどを自由にできるので、使いにくい所を、ああしてみよう、こうしてみよう、と日々改善しています。(たまに、改悪! 笑)
我ながら、飽きずによくやっていると思います。(笑)
まあ、いろいろいじっても、普通のキーボードよりは効率が悪いのは仕方が無いですかねぇ。
今のところ・・・
LAYER0:英字
LAYER1:RESETやバックライトなどの制御
LAYER2:数字(+ 一部の記号)
LAYER3:記号
と使い分けています。
やっぱり普通に数字が打てないのと、記号の入力に時間が掛かります。(キーに刻印が無いので間違ったりして)
で・・・LAYERの切り替えに、普通は専用のキーを割り当てるのですが、もともとキー数が少ないので、専用のキーを割り当てていたら(LAYER1~LAYER3で)3つのキーが必要ですよね。
もう、いろいろ・・・いろいろ・・・・いろいろ、試行錯誤していく中で・・・
LT(m,kc) というのを見つけました。
m はLAYERの番号で、kc はキーキャラクタ(押すと入力される文字のこと)です。
例えば、CAPSキーに LT(3,CAPS) と定義すると・・・
単に CAPSキーを押す(そして離す)と CAPS になります。
でも、CAPSキーと何かを押すと LAYER3の入力になります。
ということで、LAYER の切り替えは専用でなく兼用のキー定義ができることが分かり、さらに自由度が増しました。
私は、手前の2つのスペースバーを両方とも LAYER の切り替えに使用しています。
左側のスペースバーが LAYER2(数字中心)で、右側のスペースバーが LAYER3(記号中心)です。
勿論スペースバーは単体でスペースとして機能しますので、「空白」を入力したり、日本語モードの時には漢字変換(変換候補の選択)ができます。
うん、これは、なかなか良いです。
少し使って、段々慣れてきたら・・・
あれっ、これ、親指シフトキーボードに似てない!?
(似ているだけで、機能は違いますけどね・・・笑)
ちなみに、このブログの記事も BM43a で書いてます。(打ち込んでます)
もう、それほどストレスなく、打てる感じです。(と言うのは、ちょっと良く言い過ぎ! やっぱり普通のキーボードよりは、効率は悪いです。)
ただ、どうしても記号を沢山使用するプログラミング(C言語とか)は無理だと思います。その場合は、無理せずに普通のキーボードを使います。
上に書いた LT(m,kc) ですが・・・調子に乗って矢印キーにも設定してみたら、そのキーだけリピートが不自然になりました。これは矢印キーに設定してはいけないもののようです。
それと、日本語モードへの切り替え(CTRL+CAPS)などに設定すると、LAYERの切り替えは出来るのですが、日本語モードに切り替わりません。普通の単体の入力キーにしか設定できないようです。
追補
矢印キーに LT( ) を設定した場合に、一回キーを押しただけではリピートが効かないのですが、2回以上押すと、それ以降はリピートが効きます。(こんな些細な発見が、とてもうれしいです!)