(もう1月前の話になってしまいましたが・・・)
「ロボットの鉄人」で赤外線タワーを使ってRCXのファームを転送しているところですが・・・
その隣に現れた、カラフルなLEGOロボット
MINDSTORMSの新しいシリーズである SPIKE を使ったロボットです。
鉄人の一人が作成して持ってきてくれました。
M&Y Zwei は、現在の Rescue Line のロボットの中では、めちゃくちゃ小さい(コンパクト)なのですが、それに負けず劣らずコンパクトですよね。
ということで、いろいろと見せて貰って、話を聞きました。
(これが見れただけでも、「ロボットの鉄人」に参加して良かった!)
まず、本体は、黄色と白の直方体です。
この中にコントローラーとバッテリが内蔵されています。
これだけでも、すでにコンパクトですよね。
ただ、LCDなどのディスプレイがありません。 ディスプレイはありませんが・・・(今の流行りなのか)5×5のLEDのマトリクスがあり、それに文字を表示する(スクロールすれば単語も表示できる)ので、それほど困らないようです。
ロボットの後ろに2つ並んで立ってるのがモーターです。
これもコンパクトですよね。この大きさ(小ささ)でも、ちゃんとロータリーエンコーダーを内蔵しているそうです。
モーターの左側に付いているのが超音波センサーです。
これも、コンパクト!
そして、スッキリした形です。
ロボットの下側を見ると、カラーセンサーが2つ付いています。
LEDがまぶしいので、少しビニールテープで隠しているそうです。
そして、このカラーセンサーがめっちゃコンパクト!
最後が、タッチセンサーです。
(SPIKEではフォースセンサーというらしい)
上の写真では、前方のバンパーで押されるように設置されています。
と、いうように、本体から、モーターから、センサーまでコンパクトですっきりした形です。
これは期待ができますねぇ。
さらに、コントローラの本体には3次元のジャイロと、加速度センサーも内蔵しているそうです。
(ただ、ジャイロの精度はそれほど良くは無かった・・・)
SPIKEのコントローラーには6つのポートがあり、それぞれにモーターかセンサーを接続できます。
上のロボットでは、モーター×2、カラーセンサー×2、フォースセンサー×1、超音波センサー×1の合計6つだそうです。
コントローラーを相互に接続すれば、さらに沢山のセンサーやモータ-を制御することもできるらしいのですが・・・そうするとコンパクトさが失われてしまいますかねぇ。
あと、非純正の外付けセンサーがちらほらあるようですが・・・Arduinoなどとの接続や自作センサーなどはまだ無いようです。それらの研究が進めば、もっと(ロボカップジュニア界に)広がると思うのですが・・・今のままではレスキュー日本リーグ位しか使えない感じです。
これ、いずれ、研究してみたいのですが ・・・
今は、めっちゃ高価なので・・・(涙)
玉水先生が・・・RCXのケースの中にSPIKEを仕込めば、みんなが驚くよ! と言っていました・・・