こんなのを見つけました。
今年の RoboCup 2023 Bordeaux 世界大会での ジュニアレスキューの競技フィールドの情報です。
まずは Rescue Line です。
こちらは Rescue Maze
なんか、今年はサービスか良いですねぇ・・・(笑)
ところで・・・Rescue Line の#7と#8は同じ写真ですが、これは1つのフィールドに2つのコースが埋め込まれているようです。
注目は、左下の障害物ですが、黒線の上にありません。
そしてタイルの境界上に置かれています。
これ・・・
2.5.5. An obstacle will not occupy more than one line or tile.
このルールに抵触してませんか?
まあ、それを考えないとしても・・・
(少なくとも)3つのタイルにまたがっておかれた障害物なので、障害物数が3であれば納得なのですが・・・ Obstacles : 1 と書かれています。
これ、どのタイルで障害物の得点になったのか謎です。
それから、#9の2つの障害物の1つが救助ゾーンの壁に近い場所に設置されています。 (確かにルールでは、コースの端や傾斜路や高さが異なる床の端からは障害物を25cm離す、と書かれていますが救助ゾーンの壁には言及されていません。)
そうすると「障害物は右にも左にも回避できるハズ」とはかぎりませんね・・・
さらに、坂道下りの手前にシーソーが置かれています。(ここで転げ落ちるロボットは無かったのでしょうか?)
それから、黒線に沿ってバンプを設置する・・・が、何か所かあります。
あとは・・・救助ゾーンの上に立体交差があり、その支えの柱が救助ゾーンの中の障害物になっています。(細い柱を障害物と認識するのは、なかなか難しいかと)
得点イベントが連続しているので、審判は大変だったとおもいます。
コース設計者は、そういうところの配慮は無いのでしょうか・・・