SNSで見つけた、昨年のRoboCup2024のジュニアレスキューのコースについて・・・
傾斜路に交差点が設置されたり、障害物が置かれたり・・・なかなかクレージーなコースが多かったのですが、私が「んっ!」と思ったのが、次の写真。
です。
救助ゾーンに串の他に・・・おが屑?のようなものが撒かれています。
それも、「んっ!」だったのですが、もっと「んっ!」だったのがこちら
救助ゾーンを出て、タイルA にある2つの交差点を越えて、次のタイル(タイルB)に障害物が設置されています。
で、この タイルB の黒線がもともと少ない(短い)うえに障害物がドンと置かれているので、ほとんど見えていません。
これが、どう影響するのかというと・・・
タイルA を進んだロボットが次のタイルに到達すれば、タイルA の交差点の得点が入ります。 「タイルに到達する」というのは「ロボットの半分が入る」なおかつ「ライントレースしている」です。しかし、タイルB にはほとんど黒線が見えないので、タイルB で「ロボットの半分が入る」なおかつ「ライントレースしている」という状態になりません。
つまり、タイルA の交差点は、次のタイルに到達できません。
ということは、タイルA の交差点失敗となりますね。交差点に失敗すると、競技進行停止になります。
となると・・・タイルA の交差点も、タイルB の障害物も得点できません。
このコース・・・タイルC には絶対に行けない・・・ことになりませんか?
「RoboCup 2024 では、どのようにジャジしたのでしょうか?」という質問を Forum に出しました。
私が考える、このコースを突破する唯一の方法は・・・
タイルA の交差点を通過した後、障害物を(回避するのではなく)押しのけてライントレースしたまま タイルC に進む、であれば競技進行停止にならずに進めるのではないかと・・・
ただ、もし、タイルB の障害物が床に固定されていたら・・・タイルC に進むのは不可能ですよねぇ。(笑)