さて、オモチャから取り外した部品は、方位センサーとして機能するのでしょうか?
まずは、センサーからの計測結果の数値を取り出します。
計測結果は11ビットの数値が2組出力されます。
x と y で、90度ズレた2つの方向での磁気の強さを測っているようです。
で、出てきたこの2組の出力で方向を判断する、プログラムを組まなければなりません。
(写真の「12」は、2進数「1100」を10進数で表示したものです。)
通常は arctan( -y/x ) という式で計算して、角度(方位)を求めるらしいのですが・・・NXCにもWinAVRにも arctan などという三角関数はなさそうです。(あるのかなぁ?)
なので、実際には、値→角度 となるテーブルを用意しておいて、変換するのが得策のようです。 まあ、10度くらいの精度で分かれば良いので細かい表は無しにします。
ここまで、なんとかできました・・・
それらしい数値が取り出せているので、なんか動いていそうなのですが・・・
まだ方位センサーとして機能しておりません。
なんだか、これ以上努力するのが、バカらしくなってきましたが・・・
とりあえず、続くハズ・・・・
秋月電子の8方位の方位センサーが3400円もするのですから、500円の投資は無駄では無かった・・・と自分では納得しようと思います。 いゃ、無理やり納得しています・・・