かってM&Yがロボカップジュニアの競技に参戦したころはRCX全盛期でした。
(もう、15年も前なんですね・・・)
入力ポート3つ、出力ポート3つ、この少ないポート数を駆使してロボットを構築していました。
勿論ジャイロセンサーなど無いので、90度回転は、タイマーを使います。
そうすると・・・新品の電池だと回転しすぎ、電池残量が少ないと回転が足りない・・・などの症状が出てきます。
この対策として、M&Yのロボットは定電圧の3端子レギュレータを組み込んでいました。
(これも、師匠のP2のロボットがやっているのをパクって・・・笑)
外部に電池を積むのは大変なので・・・電池ホルダーはRCXの単三6本用をそのまま使います。
ここに、オキシライド電池(1.7V)を6本格納します。そうすると、1.7×6=10.2V(ボルト)となりますね。
これを低損失の3端子レギュレータで9Vに落とします。このレギュレータは損失分が0.5Vだったので、電池の電圧が9.5V以下に落ちるまでは9Vを維持してくれます・・・
という筋書きでした。
はたして、この定電圧化がどれだけ効いていたのかは不明です。
そして、(本来であれば、電池交換の短い時間では書き込んだファームは飛ばないのですが・・・)この改造によって、電池交換の度にファームが飛んでしまうので、電池交換係のYは毎回ファームを転送する必要がありました。(笑)
でも、まあ、古き良き時代だったなぁ・・・
でも、今は、オキシライドの電池も無いし・・・毎回ファームが飛ぶのも面倒なので・・・
この余計な仕組みを取っ払って、元に戻しました。
今、考えれば、普通にニッケル水素充電池(当時だとニッカド充電池)を使えば、長時間にわたって電圧がブレなかったのではないかと・・・