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対馬の仏像が韓国の窃盗団に盗まれた事件のその後・・・
昨日のYahooニュースにいくつかの記事が掲載されていました。
対馬の観音寺の住職が、わざわざ韓国に行って裁判所に出廷して、所有権を訴えた、という内容です。
これまでの経緯を簡単にまとめると
・2012年10月に、対馬の観音寺にあった仏像が盗まれた。
・盗んだのは韓国の窃盗団だった。
・その窃盗団は韓国で捕まって、仏像は韓国政府が押収した。
・韓国の浮石寺が、その仏像はもともと浮石寺のもので、倭寇で略奪されたものだから浮石寺に引き渡せ、と言い出した。
・2017年の(勿論韓国の)裁判(1審)で「正常な方法ではない盗難や略奪などの方法で対馬へ運搬されたと見るのが相当だ」という理由で浮石寺の所有権を認めた(仏像を浮石寺に引き渡すように命じた)
・1審の判決を不服として韓国政府が控訴した。
こんな感じです。
・対馬のお寺から盗まれたのは事実
・韓国の浮石寺から対馬のお寺に移った理由はわからないが、倭寇による略奪だろうという想像
事実と想像、普通なら事実をもとに判決が出ると思うのですが・・・
なぜか、想像が事実に勝ってしまう裁判(2017年の1審判決)
これ、やっぱり法治国家じゃないですよね!? (笑)
さて、この先(2審が)どうなるのか・・・楽しみです。
掲載された記事についての(一般読者からの)コメントが面白いです。
・盗まれたものなのだから、まずは返しなさいよ
という意見が多いです。(私もそう思います)
中でも素晴らしいコメントだ、と思ったのがこれです。
裁判に参加したのは失敗だと思う。
参加してしまったら、判決を受け入れないといけなくなる。
韓国で行う裁判など、勝敗は決まっているのに…
参加してしまったら、判決を受け入れないといけなくなる。
韓国で行う裁判など、勝敗は決まっているのに…
はい、確かに!
続きの記事はこちら 盗まれて韓国に持ち込まれた対馬の仏像はどうなったか・・・