ABUロボコンの世界大会が放映されました。
(これを世界大会というのか・・・アジア大会というのか・・・タイのバンコクで開催されたABUロボコン2016の本戦のこと)
あっ、HPには「ABU:Asia-Pacific Broadcasting Union(アジア太平洋放送連合)」という説明がありました。
今回の競技は「Clean Energy Recharging the World」というタイトルで、エネルギーをテーマにしています。2台のロボットで参加して、1台は自走する仕組みを搭載できません。もう一台が何らかのエネルギーを送って(風とか磁力とか・・・)動かします。エネルギーを貰って進むロボットは台の上の白線をライントレースしてゴール下までプロペラを運びます。もう一台がプロペラを受け取って、棒をのぼってゴール部分にプロペラを取り付けたら(被せたら)ゲーム終了となります。(文字で書いても判りませんね 笑)
日本からの代表は東京大学のチームで、この一連のゲーム(競技)を最高15秒でこなしていました。そして、日本チームの最大のライバルが中国チームです。彼らは最高14秒の記録を持っていました。しかし、完成度がイマイチなのか、それまでの競技では途中で何らかの失敗がありリトライをしてタイムロスがあり辛勝で進んでいました。しかし、準決勝で日本チームと対戦したときだけ、ノーミスで進み最短記録の13秒でゴールしました。日本チームのノーミスでゴールしたのですが、さすがに13秒には勝てませんでした。で・・・決勝で中国チームは再びミスが出てマレーシアのチーム(マレーシア工科大学)に敗けてしまいました。
(マレーシアのチームは最速タイムはそれほどでは無かったのですが、安定性が高く毎回確実にノ-ミスでゴールしていました)
で・・・競技を全て見てから・・・
この競技は、対戦形式にする必要があるのかなぁ・・・と疑問に思いました。
普通にタイムを測って、タイムの順に順位を付けた方が(競技として考えると)良いと思うのですが・・・
ところで、この番組を見ていて・・・ロボカップの競技会と同じなのは・・・
・フィールドの不具合(水平でないとか)を確認する
・必要に応じてフィールドを修正してもらう
・現地のフィールドを走破できるように、短時間で対処する
という作業をする必要がありそうです・・・短時間で対応ができかどうかもチームの実力でしょう。
大会現地のLOが用意するフィールドは精度がイマイチな場合が多いですからねぇ。(笑)