タイトルの通りに、久しぶりに漫画の「アタックNo.1」を読みました。
(漫画名作館 という奴なので、オリジナルではないと思います)
これ、
しごき、体罰、パワハラ・・・と、いま読むと社会問題満載ですね。(笑)
で、一気に最後まで読んで・・・んっ! と思ったのが「コンピューター」
高校バレーボールの春の全国大会で、主人公の鮎原こずえが居る富士見高校に勝つために、東南高校がコンピューターを利用します。
鮎原こずえはもとより、他のチームメンバーのデータを集めて、コンピューターで解析してバレーボールの試合を予測します。
データ収集の一環として、鮎原こずえは誘拐もどきでむりやり筋電図を取られます。(それでもなぜか警察に通報しません)
さらに、こずえの母親(専業主婦!?)は、「きょう、新聞社の人が調査に来た」と言って家計簿を渡してしまいます。(おいおい、情報管理がなってない・・・笑)
他校との試合(もちろんバレーボール)の時に撮影されます。(どう見ても、フィルム式の動画撮影で、8ミリ映画とか16ミリ映画の撮影機)
それらのデータをもとにコンピュータで解析した結果、これまでの試合結果はすべて(コンピュータの)予測どおり、だったらしい。
コンピューターは、プログラムの通りに計算(データフロー)するだけの機械なので、さぞ素晴らしいプログラマーが居て、有用なデータが集まったのだと想像します。
で、その素晴らしいプログラムの出力結果として・・・
富士見高校がスパイクで狙った場所が判明しているから、そこに移動してレシーブすれば得点を取られない。
凄い!素晴らしい!(笑)
(まあ、結局、富士見高校の「根性」で逆転するのですが・・・)
アタックNo.1 が掲載されたのが1970年頃なので・・・そのころのコンピューターというのは、「なんだかわからないけど凄く賢いもの」程度の理解だったんだろうなぁ・・・
マンガの中で、「コンピューター」はセリフしかなく、描画は出てきませんでした。 あったとしたら巨大なホストコンピューターで、オープンリールの磁気テープ装置とかが描画されると思うのですが・・・
ということで、大変面白かったです。