今回のジャパンオープンでは、初めての企画として、シニアレスキューとの交流会がありました。
(すみません、正式名称を忘れました・・・)
ジュニアレスキューの会場である第2体育館に、シニアのレスキュー実機リーグの競技の会場もありました。
今回は、この企画もあり、わざとレスキュー同士で配置したものと想像しています。
時間になると、シニア競技の先生(中京大の清水先生?)が迎えに来てくれて、見学希望のジュニアが揃いました。
私は、見学希望者は少ないだろう・・・と勝手に想像していたのですが・・・25人くらいの子供たちが、参加していました。
まずは、迷路のような競技フィールドに案内され、そこで大きなロボットと「ご対面」です。
子供達は、人間が歩くのも大変な、でこぼこ道をいとも簡単に走破するレスキューロボットに度肝を抜かれていました。
実は、シニアのレスキュー競技はとっくに終了して、今回見せてくれたチームは、わざわざジュニアの子供たちに見せるために残ってくださっていたらしいです。
残ってくださっていたのが・・・長岡技術科学大学、千葉工業大学、新潟工科大学・・・だと思います。
(本当にありがとうございました。)
次に、パドックに連れて行ってくれました。
そこで、大きなロボットを見せてくれた後は、パドック内で自由に見学あんど質問タイムとなりました。
MはレスキューBに向けて、赤外線温度センサーについて質問していました。
子供たちに、操作体験をさせてくれるなど、とってもフレンドリーなお兄さん達でした。
コントロ-ラがPS2のものだったりして・・・
すごいパワーなので、パドックの壁くらいなら、簡単に乗り越えてしまいそうです。
さて、子供たちの目にはどのように映ったのでしょうか?
そう考えると中型リーグとジュニアサッカーの交流会がなかったのがとても残念です。
自分も中型のパドック周辺に来てくれた人達には中型リーグのロボットの説明をしたりしていましたが、
それ以上の事はできませんでした。
初めての試みでしたが・・・沢山の子供が参加しました。
(私は、正直なところ、参加する子供は少ないと思っていました・・・)
こんなのも面白いイベントだと思います。
ただ、ジュニアを卒業して、シニアをやりたいと思う子供がいるかなぁ?
と、ちょっと心配です。
そもそも、ロボカップに参加している大学ってあまり多くありません。
それに、シニアリーグに参加する場合、大学から参加するのが主になりますが、その大学によっては、研究室に入るまで参加できなかったり、学生主体でなかったり・・・色々考えられます。
私の大学の場合、ジュニアのOBは私を含め4人もいます。
しかし、うち以外のシニアチームにいるジュニアOBって…殆ど思い当たりません。
そもそも、今までにジュニアを卒業してシニアに進んだ人の数ってかなり少ないんだと思います。
ジュニアとシニアの間には、大きな溝があると思います。
サッカーで言えばGENIIやサッカーBが、少しだけシニアに近づいたものかなぁ。と考えています。
レスキューBも、ジュニアレスキューとシニアレスキューの間を埋める競技だと考えます。 でも、まだまだシニアは遠いです。 レスキューCやレスキューD・・・と続いてレスキューGくらいがシニア一歩手前くらいになるのでしょうか。(笑)
少なくとも、個人のチームでできるようなものは有りませんね。
だから、シニア側は子供たちにもっともっとアピールして学校にや研究室に来てもらうつもりで宣伝してほしいです。