都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

エコのトレード・オフ

2008-07-21 10:23:02 | 都市計画

暑い。昨日の京都は37℃を越えた。湿度が低いのでまだ過ごせたが。外でテニスや自転車で出ると、まとわり着く暑さを感じ、日差しが強く日焼けで腕が痛くなる。いよいよ温暖化かと感じる。

車はガソリン高騰のためか少なく感じるが、家々のエアコンは大活躍しているため、排熱を感じる。そういえば、オフィスの温度を28度にするのは生産性の低下があり、エコ対応のコストとトレード・オフであるとの研究が「クールビズ「28度では能率低下」…日本建築学会調査」として記事にまとめられている。http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20080718-OYT1T00461.htm

冷房温度を下げ、仕事の効率を上げ早く帰るほうがトレスたまらないのではないか。とにかくエネルギー節約をいう見方の陥穽を述べておりけだし卓見である。

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モディリアーニの展覧会であるが、国立国際美術館(大阪・中之島)で見ました。作家の人生とそれにそった時間軸での展示は見ごたえがありました。それでもやはりのめりこめなかったですね。ローランサン肖像がありました。彼女の絵も様式的ですが、和めるものがあります。モディリアーニはなにか入り込めないものがありました。好き嫌いの問題でしょう。建築はシーザー・ペリの設計で地下の建物です。入口のトップライト、階段の意匠、材質が昔の未来都市(Yesterday’s Tomorrow)のようで感心しました。ムーアの彫刻も良かった。それにしても交通の不便な立地でした。<o:p></o:p>

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祇園祭

2008-07-21 10:12:44 | 都市生活

祇園祭のお囃子が聞こえる。この季節は暑い。なんともしがたいのでテニスの後、公共経済学を読むべくしているが全くはかどらない。京都の夏は沖縄より暑いが海はない。気分を変えに自転車で近くの居酒屋で一杯と思ったが、ぼたん鱧もいまひとつ食べたくない。夏バテであろう。ひろうすもなあ。てっぱい(九条葱のぬた)なら佳いがこの暑い中、走るのもなあ。

閑話休題、来週はモディリアーニの招待券があり楽しむつもりだ。芸術について考えてみた。芸術が「感動」であるとしたらピラミッド(当時は黒曜石が表面に張ってあり黒いつるつるの四角錐であったらしい)が元祖となろう。いわゆる無常に対する「抽象」の永遠性がある。(抽象と感情移入:ヴォリンゲル(小林秀雄の孫引き)参照)これに対し、モディリアーニは、様式を作ろうとして認められなかった作家らしい。話しによるとネイティブ・アフリカンの影響もあるという。様式で有名なのはゴッホがある。10代には無条件で感動したが、いまはどうも受け付けない。様式と描きたい熱意は感じるが「居心地」が悪いと感じる。感情移入とは芸術家の体験の追体験であろう。若いときはなかなかできなかったが、最近は本や周辺情報のおかげでできるようになった。となるともっと面白く、穏やかな芸術家を体験したい。モディリアーニやピカソはどうも様式を作ることが目的のような感じがしてどうも好んでいない。モディリアーニの実物は殆ど見ていないこともあり楽しみである。

 

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