なんとなくバッグ作りが面白くなってベースになる面白い布がないかと探していたら見つかった。
厚手の綿地で作られたのれんだ。
のれんとして一度も使ったことはない。
友達が長崎に住むようになってすぐいただいた記憶があるのでもう30年ぐらいはたっているだろう。
寸法を測るとピッタシ3個とれる。
今回バックを作るためにいただいたように思えてきた。
赤い布がベースのバッグのデザインだがかなり雰囲気が違うのが出来上がった。
海岸に打ち上げられていた迫力満点のロープで作った取っ手に負けないのれんの模様とポッケだ。
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テントを解いた素材でバッグを作ったら面白くなって紺のベースに続き赤いベースにポッケをイッパイつけたバッグを作ることにし結局4個のポッケをくっつけた。
今回は魚網のポッケがつけられたのがうれしかった。
海岸には時々魚網の切れ端が打ち上げられている。
式根島の青池では大きな魚網が打ち上げられていてそれで”魚網タペストリーを作った。
それ以後魚網を作品の素材として使ったことがなかった。
ポッケをたくさん付けるのは手間がかかる。
すべてポッケの機能を果たすようにするには一番下になるポッケの上にバランスを考えて2番目、その上に3番目、その上に4番目をくっ付け本体にくっ付ける。
スカーフやキホィルダーを引っ掛けるロープは数箇所止めてくっつけた。
なんとなくコラージュ風だ。
今回もクラフト展(イエツァオグループによる)に出品してくれる内村セツ子さんのコラージュ作品を毎回見ているためかしら・・・・。
第8回クラフト展(イエツァオグループによる)
日時 3月18日(日)4月1日(日) 10:00~18:00
場所 ギャラリー作唯 四国中央市金生町下分742
電話 0896-72-6808
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今日は東京へ送る花を採集に山へ行った。
方々で積雪情報が流れている寒い毎日だが金生町は積雪もなくバイクで走れるのがありがたい。
山道を歩いていると落葉した雑木は芽吹きの気配もなく寒々としているが清清しくも感じる。
真冬の里山も好きだ。
道路縁でシダが元気よくたくさんの新芽を出しているのを発見。
思わぬオドロキと喜びをいただいた。
川原の土手では寒さにもめげずに黄色いオギザリスの花が群生している。
正月の花にも飽きたのでシダの新芽と黄色のオギザリスの花を生けた。
花の注文をいただくと野山へ出かけるが毎回新しい発見やオドロキをいただける。
ありがたい仕事だ。
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大潮の日、たき火をしに海へ行ったが風が強くて焚き火はあきらめたが採集はした。
今回は第8回クラフト展(イエツァオグループによる)に向けて布バッグを作っているので取っ手などに使うロープ類がほしかった。
採ってきたロープ類だが左下の絡まっているロープはどうしようかと迷った末に採ったがすぐ役にたった。
冒頭の写真は採って来たロープで布バック用の取っ手を作ったがほつれ止めと動きを作るのに使った。
ほしいものを売っている店へ買いにいくのではないので手に入るかどうかわからないがなぜか山や海へ行って手に入ったもので用は足りる。
それにどこにも売ってない貴重品だ。
絡まったロープの中から疑似餌が出てきた。
魚に食われたのでなくロープに食われた?ようだ。
釣りはしないのでしみじみと見たことはないが上手に出来ている。
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今までは肩側に毛糸部分を持ってきていたが今回は襟側に毛糸部分を持ってくるデザインが出来た。
ほんのちょっとしたことだが妹のきんかんとのコラボベストをクラフト展(イエツァオグループによる)に出品すること4回目にしてやっと思いついた。
とにかく続けていれば何か新しい発見がある。
創作が楽しいのは新しい発見があれば又次の発見につながっていく。
第8回クラフト展(イエツァオグループによる)でどんな世界にめぐり合えるのかトテモ楽しみだ。
去年はツルを編むシリーズで特大花器が出来ていろんな展覧会会場を飾ることが出来た。
脇をとじる前の状態だがこの長方形がちゃんと体になじむベストになる。
布はウール地の着物のまち部分を使った。
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この寒風の中お芋やカボチャやダイコと保存食用に干しているが面白いように乾く。
先日生食用にかったカキが余ったので干した。
丸く膨らんだ部分は半分に切って少し塩をして干したが野菜のように早くは乾かなかったが腐りもせずに干物になった。
貴重品なのでどうして食べようかと考えて思いついた。
去年は大寒の大潮の日に海で焚き火をした。
今年も海で焚き火をしてカキの干物をゆっくりと味わおうと。
今年は21日が大寒だったが大潮でなかったので大潮の今日焚き火をしに海へ行ったが風が強くてあきらめた。
思うようにはいかないものでだ。
一緒に写っているノビルだが今せっせと採ってきて味わって
いる。
野性味たっぷりで何個も丸かじりは出来ないがうすく切て味噌やしょうゆ、マヨねーズ等と和えるとトテモいい薬味になる。
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川之江山岳会より古いテントをいただいたのを解いたが昔のものなのでしっかりした綿地やテープ、補強には皮やロープが使われていた。
今のテントは軽い素材で作られているので昔のテントは重かっただろう。
野外教室にも解いた布を使ったがクラフト展(イエツァオグループによる)にも使いたいと思っていたらバックの素材として使えた。
紺色の本体と斜めに使っているグレーの帯心地以外はテントを解いたものだ。
ロープの位置を決めるのに時間がかかったがこのデザインのポイントだ。
長いまま使っているロープにはスカーフでも絡められるし、小さな輪には携帯やキーホルダーをぶら下げられる。
次のポイントはブルーのテント地のポケットにグレーの帯心のポッケとテントの補強に使われていた皮のポケット。
皮のポケットは小さいけれど切符ぐらいなら入る。
けやきさんが”ポケッツ”と称して作品を作ったのを見てるからかちょっとポッケにこってみた。
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暮れに東京に送る花材として山に生えるナンテンの実を採集していて思いついた。
2004年の台風でナンテン林にヒバの大木が倒れかかって下敷きになったナンテンの枝が面白い動きに成長している。
大木なので長年動かすことが出来なかったがやっと朽ちてきて切ったり動かすことも楽に出来そうだ。
面白い素材になりそうなので切ることにした。
やっと妹のきんかんとのコラボベストのデザインと布部分が出来上がったのでナンテンの枝切りに行った。
普通ならまっすぐに伸びるはずの枝が直角やいいカーブの枝に成長している。
隣に生えているハナシバの木にかけて撮影した。
山で作業をしていると次々としたいことが出来てくる。
ハナシバの木も近くにあるマキの木を大きくしたいため切り倒し、一年たち朽ちかけてきた早苗出池を見下ろす展望台の椅子を作り変えるのに使おうとか後ろの写っている斜面も整備して山小屋へ行きやすくするとか。
第8回クラフト展(イエツァオグループによる)が終らないと出来ないがとりあえず気になっていたナンテンの枝は切ることが出来た。
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妹のきんかんと私とで作る第8回クラフト展(イエツァオグループによる)に出品するコラボベストの一枚目が仕上がった。
布はトテモ気に入った柄なのでスカートとしてはもうはかないが大事にとってあったのをコラボベストに作り変えたくて解いた。
真ん中に使っているベルト部分の布の使い方が気に入っている。
今回で4回目のクラフト展参加になるきんかんはいろんな手法を身につけたようで今回も複雑な色合いの布にあわせて3色の糸を使った。
反対側だがデザインするにつき左右も前後も違えたかった。
脇を閉じる前だが3色だとパッチワークの組み方が難しい。
スカートを解いた布で作ったが直線裁ちでパターンはいらない。
第8回クラフト展(イエツァオグループによる)
日時 3月18日(日)~4月日(日) 10:00~18:00
場所 ギャラリー作唯 四国中央市金生町下分742
電話 0896-72-6808
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柑橘類の木肌は独特の美しさがある。
作品作りの素材としてほしいが自然林の中ではほとんど見つけられない。
畑で勝手に生えていたのをとり木の台木においていたが切ることにした。
切るには5センチ以上あるトゲがとてもじゃまになる。
葉っぱがモンシロチョウのえさになるので防衛のためと思うがそれにしてはトゲだけ残って葉っぱは食われている。
チョウチヨはトゲをすり抜けて葉っぱを食べたようだがゴム長靴を履いての作業では切り落とした枝を踏むとトゲで底を突き破られそうだ。
おまけに根元にはススキが生えていたがどうにか採集した。
動くことの出来ない植物達の防衛もかなり強力だ。
生木のうちにたわめようとしたが成長期でないためか折れた。
畑で冬野菜はあまり出来ないが木の素材が手に入ったことはうれしい。
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もうすぐ大寒。
一番寒い時期で草木の動きも止まっている感じだが思い切って川原へ行くと寒さで上には伸びられないが地にへばりつくようにして生えている力強そうな緑色の草達が採れる。
左手前がクレソンで右側がオオカワジシャで後ろがカラシナ。
3種類とも食料として採ってきた。
オオカワジシャだが金生町暮らしを始めて食べるようになった。
東京暮らしで食べていたノジシャとそっくりなオオカワジシャが水辺で生えていた。
ノジシャはとても美味しかったがオオカワジシャはすこし癖があるが美味しい。
私の畑では11月ごろまでバッタがいて冬野菜の種を蒔き芽が出ると食べられるので作るのをあきらめた。
簡単にあきらめたのは川原へ行けば数種類の冬野菜が取れて不自由しないからだ。
無農薬、不耕、最先端の野菜が手軽に手に入る金生町生活はありがたい。
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干物を作るには絶好の寒くて乾燥した日が続いている。
干しダイコの生産地では今が忙しい時期らしい。
私も豊作だった長カボチャを干している。
左が干して三日目、右が2週間ほど干した。
干したものは水でもどすと甘みは増す上、切ったばかしの状態にもどる。
長カボチャは10月になると実がつき始め12月に収穫しておけば3月ごろまで食べられる。
4月より干しカボチャを料理に使えば一年中楽しめることになる。
すごい野菜が手に入った。
長カボチャだが寒さで実が入る部分が成長できなかった三角カボチャを切ったらやっぱし種は入ってなかった。
今のところ長カボイャを輪切りにして油を引いたフライパンで焼きねぎ、しょうゆ漬けのニラ、スライスしたノビルに唐辛子粉、マヨネーズでたれを作ったのを付けクラソンを乗っけて食べている。
多めに焼いておけば朝の味噌汁の具にするとすぐ煮られる。
料理方法もまだまだ考えられるが部屋にこ転がっているだけでも幸せ気分になれる。
長カボチャにめぐり合えてよかった。
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溝掃除をしている人から”あの三角の実は何?”と聞かれた。
見ると長カボチャがぶら下がっている。
そういえば三角だ。
よく見ると何個も三角カボチャが転がっている。
寒くなって受粉したものの実が入いる下の部分が大きくなれず尻すぼみになり三角形になったようだ。
通常は下の部分が少し膨らんでその部分に実が入っている。
左側に写っているカボチャだ。
三角カボチャを切ったら種が入ってない部分が少し柔らかいだけで種は入ってなかった。
種が入ってないカボチャは料理するには効率がいいけど実をつけるのは種をつくるためだと思うのに・・・
食べられるだけの実になってしまっている。
下に写っているイチジクは実がなっているものの寒くて熟せない実が付いたまま枝ごと切っておいたのが腐ることもなく半ドライになった。
利用するつもりはなかったが焼酎に漬けた。
そのうち果実酒になるだろう。
あまり植物の動きがない冬の畑だけれど行けば何かしら植物とのかかわりが生まれる。
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