野草(イエツァオ)なくらし!

文京区改め金生町で草をアートし売り、食べています

第32回野草(イエツァオ)伯方島野外教室(さびしくないもん)

2010-05-31 22:03:48 | 野外教室

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周囲4キロの鵜島に渡る交通手段は車が一台乗れる小さなフェリーだ。

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一台しか乗れないから気をつけるようにといわれたが車で行く予定ではない。

船内は布で囲われていてなぜか椅子は色々だ。

修理の仕方が面白い。

座れれば充分。

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9:20分発のフェリーに乗り10分で到着。

まずは一時間半ほどかけ歩いて鵜島を一周した。

海岸での作業はなるべく引き潮がいい。

12時ごろが干底だと聞いたので今回は妹のきんかんが見下ろしている海岸でまず作業を始めた。

対岸は伯方島の家並みがすぐ近くに見える。

”さびしくないもん”を作った。

その後長年の東京暮らしよりご主人の定年で島暮らしになった女性よりどこへ買いものへ行にもフェリーに乗ってと思うとストレスになると聞かされたが・・

鵜島には店はない。

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第32回野草(イエツァオ)伯方島野外教室(開山へ散歩)

2010-05-31 15:56:48 | 野外教室

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展望台の下の桜並木には去年と同じようにハナヌカススキが咲きほこていた。

去年は3日目の作業場として使ったが今回は早朝散歩でやってきた。

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展望台からだが早朝の景色には神秘性、すがすがしさがあり早起きしたかいは充分ある。

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一ヶ月ほど前下調べで来たときはツツジも桜も咲いていたが今はいろんな色のグリーンがきれいだ。

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多々羅大橋を遠望していたら鏡のような瀬戸内海を小船が白い線を引きながら横切った。

その日は妹のきんかんがとても楽しみにしている鵜島へ小さなフェリーで渡っての作業だ。

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アートでたんぼ(竹作品)

2010-05-30 23:36:32 | 日記・エッセイ・コラム

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”アートでたんぼ”の会場の回りはとても竹林が多く出品作品も竹を使ったものが多く面白い作品も竹を使ったのに気に入ったものが多い。

竹林をバックにあまり竹を感じさせない作品。

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この作品もあまり竹を感じさせない。

もう10回目だからいろんな竹作品に挑戦したからだろう。

なんとなく柔らかい気持ちで見られる。

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竹のリース。

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竹を使った・・・・と思う作品。

すごい。

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アートでたんぼ(マムシ)

2010-05-30 17:52:31 | 日記・エッセイ・コラム

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本物のマムシをしっかりと見た。

マムシに噛まれて死にたくはないが本物を見たことがないので不安だった。

聞いていたように頭部がひし形で蛇にしては短くはっきりと白のよこしまがある。

焼酎漬けにする前で水の入った一升瓶の中で清められている。

去年に続き”アートでたんぼ”へ来て思わぬ収穫。。

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今年は2箇所で本場讃岐うどんが接待されていた。

うどんを食べながら野外で演奏されている音楽を聴いていたらうどんの揚げたてが届き(マムシの横に写っている)、竹の子をあげたのも届いた。

有料のものもあるが無料のものも多い。

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去年に続きボランテァの人による岩瀬池周遊のボートにも乗った。

池は満水で周囲の緑はしたたるようだし湖水に吹く風は心地よい。

”渋さ知らズ”が来ると言うのでもしかしてメンバーの一人である北陽一郎さんにお会いできるかと思って来たが九州公演の帰りに寄るので演奏は5時からだそうな。

残念だけど5時まではいられないので帰ってきた。

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アート家とネームプレートをつけた伯父さんが一人でドーナツを型抜きして揚げて売っていたので帰りに寄ると若い娘が2人助っ人に加わっていた。

どんな運営の仕方か知らないがアート作品も楽しめてこじんまりととても良い雰囲気の催しだ。

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第32回野草(イエツァオ)伯方島野外教室(箸置き)

2010-05-29 22:58:34 | 野外教室

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箸置きは塩田跡での作業の後作っておいた。

妹のきんかんは花盛りのトベラが印象深かったようでそれにハマヒルガオのツルをあわせていた。

私はエノキの皮を剥いだのと皮を合わせた。

本当は素材を持ち帰り宿で風呂上りに作るのが恒例だがその日は猪口港より伯方島大三島大橋の向こうに沈む夕日を見に行くことにしたからだ。

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お風呂を入っていったので薄暗くなっていたがきんかんは景色に感激していた。

釣り人が一人。

話しかけるとイカを釣っているそうだ。

地元の人風ではない。

福山から仕事で来て仕事を終えてイカ釣りをして帰と言っていた。

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イカを釣ったのを見たいといったらここなら釣れると立ち入り禁止の札がかかっている桟橋を下りていった。

もちろん私達もついていったがなかなか釣れない。

夕食の時間もあるので帰ることにした。

福山の人が釣っていた場所に新しく地元の人が釣っていた。

夕食後にのんびり釣りに来たようだ。

私達はあわただしく作品作りをしてばたばたとやってきたがなんとなく島モードになって宿に帰った。

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第32回野草(イエツァオ)伯方島野外教室(海からの贈り物)

2010-05-29 21:58:02 | 野外教室

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いつも手早い妹のきんかんとしてはかなり時間をかけて作っていた。

私も作業をしていたのであまり経過は見てなかったが写真を見て驚いた。

いろんな素材を組み込んでいる。

きんかんのことだから一つ一つに物語があるのだろう。

私が剥いだばかりのエノキの皮にはニンジンとソラマメが仲良くセットで包まれていた。

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私が撮影しているときこれが気に入っていると指差したのは花びらが散ったばかしの野バラの枝で一番上に置いていた。

きんかんが車と共に参加してくれるので伯方島野外教室は移動時間が短縮された。

三宅島、式根島教室ではほとんど歩きなのでそのぶん作業時間が短くなる。

作業を終え1~2時間かけて仲間達とぷらぷら道草しながら帰るのも愉しかった。

5時にはやめようと言いながら延長して車に乗り込んだのは6時前・・

それでも時間が足りない感じ。

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第32回野草(イエツァオ)伯方島野外教室(エノキ)

2010-05-28 22:07:05 | 野外教室

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エノキの皮は今の時期とてもきれいに剥げる。

剥いだ皮はかなりしっかりしているし剥いだ後はきれいなクリーム色だ。

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住居跡に一軒だけ木で作られた小屋が残っていて使われている板の色がとても魅力的な上窓ガラスが一枚割れているのが神秘的だ。

ソート覗いてみたがどーってことなかったが窓ガラスの隙間に皮を剥いだクリーム色のエノキを差し込んだ。

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柑橘類の皮を乗っけてトベラの花を並べてウイキョウの黄色になったやさしげな葉をからめた。

この場所へ来たのは今回で5回目。

窓は逃げも隠れもしないのに始めてあるのに気がついた。

見えるようになるまで物は見えないようだ。

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第32回野草(イエツァオ)伯方島野外教室(誕生)

2010-05-28 16:38:14 | 野外教室

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塩田跡の日陰で休んでいると何年この場所で芽吹いているのだろうウイキョウの大株の柔らかい葉が逆光で透けて見えた。

防波堤のセメントの隙間より根を下ろして下の砂に食い込んでいるので小さなウイキョウさえ引っ張ってもビクともしない。

強くて柔らかくてやさしげでキレイで何かを生み出せる場所に感じた。

袋やバックに新聞紙を丸めて詰めて置き、足元には住居跡に生えていたエノキの葉を置いた。

鳥が運んだ実が芽吹いたのか2メートルぐらいのエノキが数本近くに生えていた。

住居跡に生える植物の種類は多そうだ。

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第32回野草(イエツァオ)伯方島野外教室(幸せな老後)

2010-05-27 22:32:46 | 野外教室

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私が桟橋で作品つくりをしている間に妹のきんかんは早々と塩田の住居跡で作品を作っていた。

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とにかくタイヤを写してほしいという。

私達の作品は写真でしか残らないから何を写してほしいというのは重要だ。

"ぼろぼろになるまで働いたが満開の花に囲まれて幸せな老後”だときんかんは言うがタイヤと満開のトベラの花を一緒に写せないので2枚の写真になった。

野外教室参加3回目で満開のトベラの花に隠れて朽ちかけている車を主役に作ってくれて驚きながらも本当にうれしい。

とても速いテンポで作品作りをするがいろんなものを見ている。

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第32回野草(イエツァオ)伯方島野外教室(満ち潮に急かされて)

2010-05-27 17:26:25 | 野外教室

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私達が砂浜で作品つくりにとりかかったときはもう潮が満ち始めていた。

かなり満ちてきたので素材を砂浜から桟橋に移しての作品つくりになったが早い勢いで波が打ち寄せてくる。

波と遊ぶつもりで私も素材の波を置いた。

裸足で走っての作業になったがとても楽しかった。

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砂浜で満ち潮に追い立てながら作った”祝い船”

作業に手間取って途中から靴を脱がざるを得なくなった。

子供のころ浜遊びでは満ち潮は早いので気をつけるようにと聞かされて育ったが子供の頃は経験したことはない。

大人になってそれもさんざん年を重ねて経験した。

今のほうが遊んでいる。

もっともっと遊びたい。

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第32回野草(エツァオ)伯方島野外教室(結界)

2010-05-26 23:15:55 | 野外教室

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人工物でも自然となじんで美しい色合いになっているものも多い。

この桟橋の色も毎回きれいだと思っていた。

潮の具合がちょうど海の中へ歩いていきたい雰囲気だった。

錆びたカンは塩田跡に転がっていた。

塩田跡にはいまだに人が使っていたいろんなものが転がっている。

テレビの部品は持ってきた。

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赤いサンダルを靴に、角度を変えて写した。

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第32回野草(イエツァオ)伯方島野外教室(ふるさと歴史公園)

2010-05-26 17:23:45 | 野外教室

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伯方島に着き作業を始める前にまず”ふるさと歴史公園へ行き再現された木浦城の天守閣より島並みを遠望した。

去年の第30回野草(イエツァオ)伯方島教室もふくめ数回同じ場所から見ているにもかかわらず初めて資料館の瓦家根がきれいだと思った。

同じ場所へ来て新しい発見をするのはうれしい。

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駐車場よりくぐってくる門方面の景色もよく見えた。

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駐車場からは造船場が見下ろせる。

少しづつ作品作りモードに切り替えるにはいい場所だ。

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来る途中西条あたりで見た風景だがたんぼの中の一軒家がたんぼの海原の小島に見えた。

出発したときから島モードにはなってたようだ。

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第32回野草(イエツァオ)伯方島野外教室(あ・そ・ん・で)

2010-05-25 22:16:33 | 野外教室

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妹のきんかんは”あ・そ・ぼ・”に続いて”あ・そ・ん・で”を作った。

動物の子供がプリントされているスカーフをカンに巻きつけシュロ皮で作った上部がお母さんで、お母さんに連れられて”あ・そ・ん・で”とやってきた動物の子供だそうだ。

きんかんは小さかった息子を連れてよく山や海へ行っていたことを思い出して作ったのだろう。

ドライフラワーになったタカサゴユリの根元に使っているビワはまだ青い。

去年の野外教室では黄色に色づき作品に作っても華やかだった。

今年も作品に使った後持ち帰り去年のように果実酒を作るつもりで帰ってすぐつけられるようにビンを用意していたのにとても残念。。

今年は桜の開花も遅かった。

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第32回野草(イエツァオ)伯方島野外教室(あ・そ・ぼ)

2010-05-24 22:13:21 | 野外教室

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竜の子供がいろんな玉で遊んでいるので”あ・そ・ぼ”だそうだ。

紙風船やプラステックボールは事前に彼女が買ってきていた。

新聞紙や特大ゴミ袋シュロ皮は私が用意していた。

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妹のきんかんは毎月一回楽しい山仲間と山へ行くのに草むらへは蛇がいるからと絶対入らない。

仕方がないので私が塩田跡で草を採集している間に新聞紙を丸めてシュロの葉で包んで竜(蛇の親戚)の胴体を作っている。

作業を始めた頃から満ち潮になっていて気がついたら近くで釣りをしている人がいた。

潮が満ちるときとかひくときに魚が釣れるとは聞いていたが島では自然の動きに合わせて人が動いているようだ。

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第32回野草(イエツァオ)伯方島野外教室(除福船団)

2010-05-24 11:28:50 | 野外教室

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塩田跡から見える”ささげ”は今年は島だった。

去年は大潮で陸続きになり感激のあまり”ささげ”に奉げる作品(奉げるNO2 奉げるNO3)ばかりを作った。

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今回はいつ来ても同じ場所に打ち上げられている気になっていた廃船を使った。

たまたま道の駅で個性的なンジンを買っていた。

キレイな形のニンジンの倍以上の量で同じ値段だった。

一般的な価値観とちがうと得することもある。

でっかい鞘つきソラマメは妹のきんかんが買ったものを借りて使った。

少し小さな鞘つき空豆より値段が高かったのできんかんは買うとき悩んでいた。

個性的なニンジンやでっかい鞘つきソラマメにはとてもエネルギーを感じる。

来る前山小屋にあるシュロの皮をはいで持ってきているのをエネルギーを感じるように動きを出して使った。

2000年以上前大勢の男女と共に不老不死の薬を探して中国より船出した除福船団をイメージした。

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