一面が枯れ切ったハスの不忍池も見ごたえがある。
都心で渡り鳥が目の当たりに出来るのは本当に嬉しい。
人が近づいても驚きもせず思い思いにくつろいでいるのは代々冬になると不忍池に来る鳥の一族なのかしら・・・・。
思い切り切られた枝の脇から出た青い枝にふっくらとした梅のつぼみがイッパイついている。
「桜切るバカ梅切らぬバカ」なぞと思い出したりして。
柳はうっすらと緑がかっているように見える。
一番寒い今うろうろと春を探しています。
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一面が枯れ切ったハスの不忍池も見ごたえがある。
都心で渡り鳥が目の当たりに出来るのは本当に嬉しい。
人が近づいても驚きもせず思い思いにくつろいでいるのは代々冬になると不忍池に来る鳥の一族なのかしら・・・・。
思い切り切られた枝の脇から出た青い枝にふっくらとした梅のつぼみがイッパイついている。
「桜切るバカ梅切らぬバカ」なぞと思い出したりして。
柳はうっすらと緑がかっているように見える。
一番寒い今うろうろと春を探しています。
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2001年に作ったマグネット台で式根島のコーガ石と瀬戸内海の島で採集したタイルをベースに鉄線を編んで作りました。
柔らかいコーガ石に切り込みを入れているので写真たてにもなります。
同じくコーガ石とタイルをベースに作ったマグネット台にくっついているのは、ハマナタマメにマグネットをくっつけたものと、コーガ石に牛乳パックをドロドロにして染色したものを塗って乾かしペインテングしたコーガ石にマグネットをくっつけたものです。
コーガ石とビンの底の部分だったのでしょう厚いガラス片をベースに作りました。
割れたガラス片の手に持っても安全な状態になった丸みをおびたものでのこの大きさは貴重品です。
コーガ石とビンの口だった部分で作りました。
この部分は時々採集できますが表情の出たものはやっぱり貴重品です。
小さなビンで長い間海に漂っていた感じなのに無傷な状態で打つ上げられているのを時々見かけます。
なぜかドキッとするのですが私はガラス片が好きです。
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2001年に作ったマグネット台です。
下に使っているのは江戸時代の瓦のかけらです。
鉄線が埋め込まれている場所に切り込みを入れているので絵や書などを立てかけられます。
鉄線はクリーニング屋さんでいただくハンガーを使い茶色とグリーンの鉄板はお菓子の缶です。
瓦には左三つ巴の紋が入っていました。
流木に般若心経の一文の老死もなく老死の尽きることもないという意味を梵字で書いたものにマグネットをくっつけています。
このマグネット台に使われている瓦には右三つ巴の紋が入っています。
三つ巴紋は神社によく使われるそうです。
私の生まれた家の一族も熊野速玉神社の末社を守っていて家紋は三つ巴です。
瓦に切り込みを入れているのでこのサイズだと写真なぞ立てかけるのに良いと思います。
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小さな流木を使ったマグネット台は2005年三宅島が2000年噴火後5年目にして帰島できる事になった年流木がイッパイ打ち上げられた三宅島の誰もいない海岸で採集したもので作りました。
鉄板にくっついているのはどこかの海岸で拾った木の実のようなものに柄をつけ糸を巻きペインテングしてマグネットをくっつけたものです。
鉄線のフックにはいろんなものが引っ掛けられます。
このベースがあればいろんな使い方で楽しめます。
同じ三宅島の海岸で採集した小さな流木で作ったマグネット台ですが、木のどの部分かわかりませんが面白い形です。
このマグネット台に使っている流木も小さいけど迫力があります。
この年は同じく海岸に打ち上げられていた赤と黒の噴火石でマグネットも作りました。
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2000年に作った布製のマグネット台にマグネットをくっつけています。
チクチクと縫っているところに鉄が入っています。
左上から泰山木の実、トチの実と椿の実と貝を合わせて、海で拾った桃の実に柄をつけてマグネットをくっつけています。
鉄板が入っている丸い布の上にはスズカケの実、写真を止めているのはペインテングして草木染の糸を巻いた流木、下は連なってリング状になったふじつぼにペインテングしてマグネットをくっつけました。
木の実、貝、流木など自然が作ったものには人間には作れない魅力的な造型がいっぱいです。
魅力的な造型をじっくりと楽しみたいとマグネットをくっつけ作品にしていくのですが、それらをくつける台が必要になってきます。
マグネットをくっつけてない状態。
少し長めに作った布製マグネット台です。
いろんな思い出の布切れで鉄板を覆っています。
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よもぎさんの作品ですが部分です。
重いレモンを紫色のスプレーストックの柄を支えにして立てています。
左側に写っている八重咲きの野水仙は帰省したとき線路の土手で採集してきました。
よもぎさんはこの野水仙が大好きだと言ってくれます。
まっすぐの茎で花がたれていて生けつらい花材ですが・・・。
「第4回イエツァオグループによるクラフト展」の日程が決まりました。
2月25日(月)~3月2日(日)です。
クラフト展は「花を生ける教室」の仲間達との発表会ですが花を生けて見ていただく発表会ではありません。
花を生ける事によってつちかわれた創作力を見ていただく発表会です。
家業が和菓子家のよもぎさんは毎回和菓子の新作を発表してくれます。
なかなか使える素材でないのでよもぎさんの和菓子がクラフト展を独特の楽しいムードにしてくれます。
今回はソバ粉を使った焼き菓子を作る予定です。
私も草を乾かして作った草茶を会場で和菓子を食べていただける人に試飲していただくつもりです。
一回目の赤松の果実酒を使った(赤松風)、二回目はよもぎを使った(古代焼き)、3回目は砂糖菓子の(野の蜜)この中から2点は作って出品してくれるそうです。
忙しい日常の時間をどうにかやりくりして作るのが好きな仲間達が自分と向かい合い面白い作品を作ってくるでしょう。
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はこべさんの作品ですが部分です。
彼女はシダ類がとてもきれいなので目立たせたかったといっていました。
上に写っている私の田舎ではヤマシダと言っているシダですが夏の帰省のときも冬の帰省のときも同じ様に青々としています。
左側に写っているシダは日あたりの良い場所だと赤く冬枯れするのですが今回は採集時に雨が降っていてその場所まで行けなくて日陰のグリーンのシダしか採集できませんでした。
シダにも冬、枯れてしまうのと枯れないで越冬する種類があります。
のこんぎくさんの作品ですが部分です。
彼女もシダ類を目立たせたかったと言っていました。
重いレモンを下に生けたのでバランスをとるため反対側の花材を思い切り長く生けて全体はダイナミックな感じでした。
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文京区にある大学の構内には大正時代の建物がわりと残っていてゆったりとした気分にさせてくれます。
石で組まれたどっしりとした門と扉です。
左側に植物が生えているので近づいてみたらシダや苔と一緒にナス科のタマサンゴが丸い実をつけていました。
ナス科のイヌホウズキも一年中花を咲かせ実をつけています。
この寒空に気をつけてみれば意外な植物も青々と元気です。
同じ構内で見つけたのですが手前がシロザで後ろの植物は青シソです。
冬野菜が青い以外、他の草は枯れています。
シロザが青々と越冬しているのは見かけますが青シソの越冬は初めて見ました。
よく手入れされた公園や神社仏閣には見られない植物の生態が大学構内では見られます。
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帰省すると必ず城山公園へ行く。
去年の夏の帰省のとき戦没者記念像が出来18歳で戦士した伯父の名前が彫られていたのも知ったので再び伯父に会いに行く気持ちで行ったら記念像のバックは東京では見られない低くて白い田舎の雲だった。
空気もなんとなくしっとりしていて帰省のたびにこの雲だこの空気だと確認する。
菜の花が満開でおもわず写したバックの雲も田舎でしか見られない雲だ。
空気や空の色は産まれた場所のものが一番自分の体に優しい気がする。
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かきつばたさんの作品ですが部分です。
グリーンがかった黄色の八重咲きチューリップの茎が気に入り、見せるように生けたかったといっていましたがレモンの位置は迷っていたみたいです。
重いレモンを石に乗っけて茎を見せて生けるとチューリップの茎が一層目立ってきました。
かきつばたさんはレモンをしばらく楽しんだ後ハチミツにつけるそうです。
私はサツマイモと煮てレモンの香りとほろ苦さを味わいました。
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けやきさんの作品ですが部分です。
彼女も初めての花材のレモンを面白がってくれ茎を机に当てずっしりと重いレモンを花器の縁に置きました。
すぐ上には同じぐらいボリュームのあるびわの花が生かっています。
びわの花は柔らかく良い香りがします。
花を生けながらけやきさんから尊敬する上司より「夢ではなく今年の意識は何ですか」とファックスで聞かれたけどと問いを私に振ってきた。
意識・意識・・・・と考えていたらみやこわすれさんが「老いれば知識より意識ヨ」と言っていたのなぞ思い出し「よく眠って気持ちよく起きること」と言ったらけやきさんが「よく眠るにはしっかり生活しなければ」と言ってくれた。
彼女も同じ答えみたいだ。
今年も美味しくお酒が飲めてよく眠り気持ちよく起きられますように!!!。
私の聞き間違えで意識でなく意志だとメールが入りました。(19日記)
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すぎなさんの作品ですが部分です。
田舎よりいろんな花材を採集してきての一番初めのお稽古はすぎなさんでした。
祝日なのでつくしちゃんも一緒です。
彼女はすぎなさんが花を生けているあいだフエルト布を使ってペンケースを作っていました。
右側に黄色い塊がドンと生かっているのはレモンです。
数年前より田舎の畑で実はなっていたのですが花材として使ったのははじめてです。
とても喜んでくれたのでしばらく飾って実も皮も大事に料理してくれそうです。
レモンの左側に写っているのはアオキの根です。
夏の帰省のとき採集してきたのですがいつまでも葉が生き生きしていると思ったら立派な根が生えていました。
レモンの後ろに写っているのは寒空の下で咲いていたバラです。
楚々としていますが咲かされたバラにはない風情があります。
冬の帰省のとき採集してくる野水仙を毎回買いに来てくれるみやこわすれさんが今回はそのバラを買ってくれ「最高のバラにめぐり合え幸せです」とのメールをくれました。
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